動画データベース

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スピードスキー日本代表選手のトレーニング方法の調査

スピードスキーワールドカップ日本代表 八並朋之選手


 風と流れのプラットフォーム実施機関であるJAXA 調布航空宇宙センターにスピードスキーワールドカップ(直滑降)日本代表である八並朋之選手よりトレーニング方法の調査協力の依頼がありました。トレーニング実施についての検討や調整の結果、一般財団法人建材試験センターにて風洞を使った八並選手のトレーニング方法の調査が実施されました。これにより滑走時における最適な滑走姿勢の検討や、本番で各選手が未知の風圧を体験しなければならないと言う、課題に事前に備えるトレーニングの組み立て方の知見が得られました。


ルアー周りの高精度流体シミュレーション

株式会社ジャクソン


 ルアーフィッシングは疑似餌としてルアーを使用して釣りをするのが特徴である。キャスティングではルアーは高速で大気中を飛翔するため、空気抵抗の影響を大きく受ける。空気抵抗が減少するようにルアーの幾何形状を最適化することで、飛距離向上といったルアーの空力性能を向上させることが期待できる。動画はルアーのキャスト・リリース時を想定した数値流体シミュレーション例であり、正面から風を受けた時の流れを多数の粒子で可視化したもので色は流速の大きさを表す。ルアー周りの流れ場は整っており、形状設計が妥当であることが確認できた。


ハイパーループポッドの空力特性に関する研究

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科


 減圧したチューブ内を高速移動する新しい交通手段:Hyper Loopが構想されており、その移動体(POD) に関する要素技術がコンペ形式で募られている。現段階では最高到達速度の向上に重きが置かれており、これを左右する性能として空力抵抗の低減が重要な設計課題となっている。本プロジェクトではプロトタイプのPODに掛かる空力特性を把握し、これを低減させるようなボディ形状の改善に反映することを目的として風洞実験と数値流体解析を行った。動画はJAXAの6.5mx5.5m低速風洞における煙可視化実験であり、POD周りの流れ場は整っており、機体設計の妥当性を確認することができた。

※本課題は平成29年度の風と流れのプラットフォーム 特定利用課題として実施したものです。