最先端計算科学が描き出す海の30年‐長期海洋再解析FORAシンポジウム


 
シンポジウムタイトル
 最先端計算科学が描き出す海の30年 - 長期海洋再解析FORAシンポジウム

共催:国立研究開発法人海洋研究開発機構 気象庁気象研究所

シンポジウム概要
 国立研究開発法人海洋研究開発機構と気象庁気象研究所は、最先端のデータ同化手法である4次元変分法海洋データ同化システムを用いた高解像度海洋長期再解析データセットFORA(4(Four)-dimensional variational Ocean ReAnalysis)を作成しました。このデータセットは、スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いて計算されたもので、海洋観測船やArgoフロート等による観測データや人工衛星による海面水温・海面高度等のデータを統合し、日本周辺海域を中心とする北西太平洋領域における過去の海洋環境変動を精緻に再現したものです。このような高分解能(0.1°、約10kmメッシュ)で30年以上の長期にわたる海洋再解析データセットは世界初となります。
 今回の海洋長期再解析データセットは、海洋環境変動での研究利用はもとより、海運や水産などの海洋産業や海洋政策など海洋に関わる国や自治体、産業界での海洋環境変動による影響評価等への活用が期待されます。
 このシンポジウムでは、各分野の研究者からFORAデータセットを利用した今後の展開を紹介します。

日時:平成28年1月20日(水) 13:00~17:00(開場:12:00)

会場:一橋大学 一橋講堂 2階 中会議場東京都千代田区一ツ橋2–1–2 [アクセスマップ
    ※入館の際は会場の警備上の都合により、以下のいずれかを警備員へ提示が必要です。
     身分証明書(免許証、社員証等)、又は本シンポジウムに係わるプリントアウト。

プログラム
12:00 - 13:00 開場・受付開始
13:00 - 13:10 主催者挨拶
高橋 桂子 海洋研究開発機構 地球情報基盤センター センター長
13:10 - 13:20 来賓挨拶
文部科学省
13:20 - 13:50 地球シミュレータで海を再現する
石川 洋一 海洋研究開発機構 地球情報基盤センター グループリーダー
13:50 - 14:20 FORAから見えてきた海の30年の歴史
碓氷 典久 気象庁気象研究所 主任研究官
14:20 - 14:50 海洋観測網と数値モデルで海を切り開く
若松 剛 海洋研究開発機構 地球情報基盤センター 特任主任技術研究員
14:50 - 15:05 休憩
15:05 - 15:35 台風と海洋がなす結合系~FORAへの期待~
伊藤 耕介 琉球大学 理学部 助教
15:35 - 16:05 FORAが挑む水産資源長周期変動の謎
西川 悠 Rutgers University / 日本学術振興会特別研究員(PD)
16:05 - 16:50 パネルディスカッション
司会:蒲地 政文 気象庁気象研究所 研究総務官
パネラー:講演者
16:50 - 17:00 閉会の辞
堀田 平 海洋研究開発機構 理事

チラシ(PDF)

お申込み(参加費無料・事前登録制)

 申込フォームは締め切らせていただきましたが、ご参加されたい場合は会場にお越しください。

 ※ 個人情報の取り扱いについて
 ・お預かりした個人情報は、国立研究開発法人海洋研究開発機構 個人情報保護管理規定に基づき
  適正に取り扱います。


お問い合わせ先(シンポジウム事務局)
 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報基盤センター
 TEL:045-778-5861 FAX:045-778-5491
 電子メール: