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大気海洋相互作用研究プログラム

インドネシア

[ 目的・概要 ]

大小の島嶼とその周囲の暖かい海で構成されているインドネシアは「海大陸」と も呼ばれており、地球上でもっとも多量の雨が降る地域のひとつです。ここに発生する雲や雨(熱帯対流システム)は、地球規模の大気大循環を駆動し世界の気候維持に重要な役割を果たす共に、その変動は時に局地豪雨など自然災害を引き 起こします。私達は、レーダー等による現地観測に基づき、熱帯対流システムの 日周期変動から、MJOやアジアモンスーンに関連した季節内および季節変動、さ らにエルニーニョ現象等に関わる経年変動に渡り、その実態を正確に捉えると共 に、これらの変動メカニズムを明らかにするための研究を行っています。

[ データ ]

·ドップラーレーダー
·二重偏波レーダー
·ウインドプロファイラ
·自動気象ステーション
·ディスドロメータ

[ 集中観測 ]