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HPCI戦略プログラム分野3

研究開発課題責任者

次世代型地震ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化

   東日本大震災では地震・津波の直接被害以外にも多くの複合災害が発生しました。この教訓から、南海トラフ巨大地震をはじめとする地震やそれに伴う津波により起きる可能性のある広域複合災害への備えは、日本が直面する地震や津波 に関する最重要課題です。
これらの対処として、地震発生の仕組みの解明、地震や津波の伝わる過程の解明、構造物の倒壊や浸水分布、被害分布などの被害予測を行うことが重要と考えられます。
そのため、このプロジェクトでは地震・津波の予測精度の高度化に関する研究として、
「①地震の予測精度の高度化に関する研究」
「②津波の予測精度の高度化に関する研究」
「③都市全域の地震等自然災害シミュレーションに関する研究」
を推進しています。個別に高精度化した、これら地震動・津波・都市被 害予測と言ったシミュレーションを連携させる事で、広域複合災害に適用できる、より現実的なシミュレーションの開発が可能となるのです。

                        
                    南海トラフ巨大地震による四国地域の津波浸水シミュレーション


地震・津波・都市課題  研究開発課題責任者
海洋研究開発機構
  金田義行