- 音波で地形・地層を調べる
- 船底から規則的に発振する音波の反射波を多チャンネル受波器で受信し、往復時間から船底と海底の間の距離を測ります。そのデータから海底の地形図を作ります。測探機に併設されたサブボトムプロファイラは、海底下からの反射信号を処理することによって、海底下数十mまでの地層構造を明らかにします。
海底は風化・浸食が進まないため、地形は海底で起こったことの歴史をそのまま記録しています。海底地形を見ることによって、どのような火成活動やテクトニクスを経てきたかがわかります。

マルチナロービーム音響測深機で得られたデータをもとに作成された海底地形図