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地球シミュレータ運営基本方針

平成27年3月26日
独立行政法人海洋研究開発機構

1. 基本的考え方

地球シミュレータは、海洋・地球・生命システム統一像の解明のために、海洋研究開発機構(以下「機構」という。)が中期目標・中期計画を達成し、創造的で国際的に卓越した研究開発を推進するための基盤施設としての役割を有する。

機構は、地球シミュレータを最大限に活用して我が国の海洋地球科学と関連分野を牽引し、また、海洋地球科学と関連分野及び産業界等を含む社会に対して地球シミュレータの利用の機会を広く開くものとする。

2. 運用方針

(1)資源の提供

機構は、地球シミュレータの効率的で安定した稼動を基盤とした資源の提供を行う。また、利用者が目的を効果的に達成できるよう多様なニーズに応じた運用と技術的サポートを行う。

(2)資源の利用

地球シミュレータの利用に際しては、機構に設置された計算機システム運営委員会による審議を経て機構が定める内容等に応じて特徴付けられた資源配分枠ごとに、課題と利用者を選定する。また、国等からの要請や有償利用の申請は原則として受け入れるものとする。

機構は、地球シミュレータのより良い運営を実現するため、利用者の意見を反映するとともに、地球シミュレータの運用への協力を要請する。

(3)課題の選定

課題の選定については、別に設置する課題選定のための委員会(以下「選定委員会」という。)等において審議するものとし、選定された課題ごとの資源配分量も選定委員会等の審議を経て決定する。

選定委員会は、地球シミュレータの計算能力や特性を最大限に活用する課題や科学的なブレークスルーが期待される挑戦的な課題、及び社会的貢献に資する課題等の利用促進も念頭に置き、地球シミュレータを利用した成果が学術及び社会に広く貢献できるよう考慮するものとする。

(4)人材の育成

地球シミュレータの利用を通して、海洋地球科学と関連分野において世界をリードする科学者の育成を促進するとともに、地球シミュレータの運用における知見と経験を蓄積し、それらを利活用することにより、計算科学、計算機科学及び情報科学の研究開発と技術開発においても、卓越した人材の育成を推進する。

(5)成果の公表

地球シミュレータを利用して得られた成果は、その利用条件に即して公表するものとする。公表の際は、原則としてその成果が地球シミュレータを利用したものであることを明示する。

3. その他

地球シミュレータの運用に係る具体的な事項は、本基本方針に則り、地球情報基盤センターが計算機システム運営委員会の承認を経て定める。

以上