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潜航海域と主要な成果 | 潜航回数 |
〔相模湾〕 多種多様な深海生物の姿を観察、撮影するとともに、昭和61年には、シロウリガ イやハオリムシ等の特異な生物コロニーの生態観察や採取を行い、ビデオ撮影した。 | 234 |
〔駿河湾〕 多種多様な深海生物の生態を観察、撮影するとともに地震研究における重要なポイ ントとして、地質学的調査を多く実施し、プレートがぶつかりあっていることを示す 地形や岩石の観察、採取及び撮影等を行った。 | 228 |
〔伊豆小笠原海域〕 明神海丘や七曜海丘など広域にわたる海底火山等の地質学的調査の他、白い目のな いカニ等、相模湾や沖縄・南西諸島の生物群集とは相違する熱水性の生物群を発見、 観察した。 | 101 |
〔遠州灘・南海トラフ〕 化学合成生物群集に関する調査を集中的に行い、ハオリムシ類・オオツキガイモド キ等のサンプル採取を行った。 さらに、東海大地震に備える地震学的見地から調査を行った。 | 37 |
〔日本海〕 青森沖から山陰沖にかけて、水産生物の調査を中心に行い、ズワイガニのカップリ ング等貴重な生態を観察、撮影した。 北海道南西沖地震では奥尻島の海底崩壊を観察した。 | 152 |
〔三陸沖・日本海溝〕 中層深層の生物・海溝傾斜面における微生物・シロウリガイ群集の観察・採取を行 い、相模湾などの中深層生物との比較調査を行った。 | 19 |
〔南西諸島〕 我が国周辺の海域で初めてブラックスモーカーを発見するとともに、熱水性生物群 集を観察、撮影することにより、活動的な深海の様子を発見、観察した。さらに、伊 平屋、奄西海丘と海底熱水域を発見し地質学調査を実施した。 | 155 |
〔その他(紀伊水道、熊野灘等、鹿児島湾)〕 紀伊水道では、三脚魚と呼ばれているナガズエエソを発見し、写真撮影を行った。 鹿児島湾では、゛たぎり″と呼ばれる熱水噴出と最も浅い水深に生息するハオリムシ 類の観察・採取を行った。 | 47 |
〔外国等(マヌス海盆、マリアナ海域)〕 平成8年度初めての外航行動として、マヌス海盆の熱水噴出孔生物群集の調査を日 仏国際共同研究として行った。 | 26 |
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