お知らせ

平成11年12月24日 
海洋科学技術センター 
宇宙開発事業団    

「H−IIロケット8号機」の第1段ロケットの再調査(2次調査)について


 海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)及び宇宙開発事業団(理事長 内田勇夫)は、本年11月15日夕に小笠原諸島の北西約380km、水深約3,000mの海域に落下した「H−IIロケット8号機」の機体部分および第1段ロケットの2次調査を、12月20日(月)から実施しています。
  調査開始から5日目の本日10時37分、小笠原諸島の北西約380km(図1:北緯29度21分、東経139度30分)、水深2,913mの海域にて「ディープ・トウ」に装備されているTVカメラにより、第1段ロケットの液体酸素メインバルブから主燃焼室への配管(図2)と細い配管の2点(写真)を発見し、15時50分には同海域でメインエンジン部を発見致しました。
  今回の3点の発見場所は、一昨日(22日)の配管の一部が見つかった場所から、北東に約45mの位置と推定されます。
  尚、メインエンジン部の海底映像については、準備でき次第、写真(電子画像)を当センターホームページにて発表させていただきます。


メインエンジン部写真

問い合わせ先:               
海洋科学技術センター          
総務部普及・広報課 他谷たや、池川、木村
TEL 0468−67−3806 
宇宙開発事業団  広報室 福室、高橋