平成12年9月28日
海洋科学技術センター

平成13年度海洋地球研究船「みらい」の研究課題公募選定について

 海洋科学技術センタ-(理事長 平野拓也)は、海洋地球研究船「みらい」による平成13年度の調査航海において実施する研究課題及び乗船研究者を、平成12年6月29日より7月31日まで公募しました。その結果、応募総数91課題、281人乗船希望者があり、外部有識者より構成される「みらい」運用検討委員会(委員長 半田暢彦愛知県立大学教授)の検討を経て、下記のとおり84課題、203名を選定しました。
 平成13年度の研究課題は、特に海面から大気への熱循環や二酸化炭素等の温暖化物質の吸収源における物質循環の解明に向け研究を実施します。
 「みらい」は、ベーリング海から西部熱帯太平洋の赤道海域、インド洋東部に至る広い海域において、年間で280日の航海が予定されています。

1. 選定された研究課題及び乗船研究者
  海洋科学技術センター、大学、国立研究所などの機関から84課題、乗船研究者203人。

2. 応募課題数及び乗船研究者に対する、選定された課題数及び乗船研究者数
  各航海の内容については、別添「みらい」観測海域図運航計画をご参照下さい。

MR01-K02

北太平洋亜熱帯・亜寒帯循環系の変動に
関する観測研究

16/18課題 24/56人
MR01-K03 高緯度における物質循環研究 21/21課題 28/51人
MR01-K04 北極・亜寒帯海域の観測研究 15/16課題 42/43人
MR01-K05
西部熱帯太平洋・インド洋の観測研究、
大気-海洋相互作用の係る観測研究

11/13課題 53/53人
MR02-K01 赤道海域における基礎生産力観測研究 11/12課題 30/47人
MR02-K02 西部熱帯太平洋の観測研究 10/11課題 26/31人

84/91課題 203/281人

 

(本件問い合わせ先)            
海洋科学技術センター           
研究業務部計画調整課 中村、石黒    
電話(0468)67-3938         
総務部普及・広報課 他谷、月岡     
電話(0468)67-3806