平成13年7月10日
海洋科学技術センター「地球深部探査船」の船名決定について
海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)は、2004年(平成16年)に完成を目指している 「地球深部探査船」の船名を平成13年3月1日より5月15日まで、小、中、高校生並びに一般 より募集し、多くの応募をいただきました。この度、「地球深部探査船」船名選考委員会の選考を経て決定いたしましたのでお知らせいたします。
- 決定船名 「ちきゅう」
- 命名者 山田 光輔(やまだこうすけ)君 9才 (東京都葛飾区)
小松南小学校 4年生
(同名応募者248名からの抽選により決定)
- 応募状況
(1) 応募期間
平成13年3月1日より5月15日まで 76日間
(2) 応募総数
20,434件
内訳 ハガキ 8,718件
ホームページ 1,755件
キャンペーン 9,961件
(3) 応募割合 小、中学生 49%
一般その他 51%
- 選考方法
有識者で構成する船名選考委員会の審査による選考。
- 選定理由
深海底下の“マントル”を目指し、21世紀の海洋科学技術センターのスターになるべく誕生する最新鋭の科学掘削船、「地球深部探査船」は我々の住む大いなる地球の謎に挑む船です。公募で最上位 となった「ちきゅう」は、探査作業の対象そのものの名前であるとともにグローバルな英知の結集をイメージできます。このような議論から「地球深部探査船」の最もふさわしい名前として「ちきゅう」を選定しました。
- 船名選考委員会委員
(1) 奈須 紀幸 (委員長:東京大学名誉教授)
(2) 川勝 平太 (国際日本文化研究センター教授)
(3) 林田 英樹 (国立科学博物館館長)
(4) 浅井 恒雄 (日本科学技術ジャーナリスト会議事務局長)
(5) 野中 ともよ (ジャーナリスト)
(6) C.W.ニコル(作家、探検家、ナチュラリスト)
(7) 楠田 枝里子 (司会者・エッセイスト)
(8) 大塚 洋一郎 (文部科学省研究開発局海洋地球課長)
(9) 山本 潤正 (海洋科学技術センター理事)
問い合わせ先:
海洋科学技術センター
総務部 普及・広報課 志村、内田
電話 0468−67−3806