平成15年6月9日
海洋科学技術センター

1万m級無人探査機「かいこう」のビークルの捜索について(その10)

1.捜索状況

 本日の捜索海域は、黒潮本流に乗った場合に想定される三宅島北東海域と冷水塊滞留海域を目視により捜索しました。また、航空宇宙技術研究所の協力により、所有の航空機1機による冷水塊滞留海域の目視等による捜索が行われました。
 三宅島北東海域は、支援母船「かいれい」が昨日に引き続き捜索を実施するとともに、航空機1機により10時32分から15時26分まで捜索を実施しました。
 冷水塊滞留海域は、航空宇宙技術研究所の所有の航空機1機により、11時12分から15時40分まで捜索が行われました。
 19時現在においてビークルは発見されておりません。
 「かいれい」は引き続き捜索海域において捜索を継続しています。


捜索経過


2.今後の予定

 明日(6月10日)は、「かいれい」1船及び航空機1機により、黒潮本流に乗った場合に想定される犬吠埼東方海域の目視による捜索を行う予定です。また、航空宇宙技術研究所の協力により、所有の航空機1機による同海域の目視等による捜索が行われる予定です。

 今後、状況に変化が生じた場合、直ちにお知らせします。


問合せ先:
海洋科学技術センター
 研究業務部      田代、渡辺
  電話:046−867−9861
 総務部普及・広報課 鷲尾、野澤、鶴田
  電話:046−867−9066