平成16年5月13日
海洋研究開発機構

無人探査機「かいこう7000」の一般公開について

1.概要
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、平成15年5月29日にビークル漂流事故の発生した無人探査機「かいこう」について、ビークル後継機建造までの暫定的な措置として、7000m級ROV試験機「UROV7K」をビークルとして改造し、従来のランチャー(親機)と一体化した「かいこう7000」として運用することを進めております。(この暫定的措置については、「かいこう」ビークル漂流事故調査委員会の最終報告においても認められています。)
「かいこう7000」は平成16年3月末に改造を完了し、5月15日(土)の当機構横須賀本部の施設一般公開の際に公開し、その後、海域試験を行うことといたしましたので、お知らせ致します。


2.今後のスケジュール
 報道関係者及び一般への公開の後、5月後半の14日間並びに7・8月の32日間における海域試験で性能試験と訓練を行い、運用者の慣熟を図る予定です。

(今後のスケジュール)

・平成16年5月13日(木): 報道関係者への公開
・平成16年5月15日(土): 一般公開(於:横須賀本部施設一般公開)
・平成16年5月後半: 海域試験(相模湾、駿河湾、伊豆・小笠原 14日間)

・平成16年7〜8月:

海域試験(日本海溝、北太平洋 32日間)
 
問い合わせ先:
海洋研究開発機構
  研究業務部船舶海洋技術課
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  電話:046-867-9932
  FAX:046-867-9915

総務部普及・広報課
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