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統合国際深海掘削計画(IODP)における研究航海の開始について |
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このたび、統合国際深海掘削計画(IODP)における最初の研究航海として、下記のとおり、米国の提供するジョイデスレゾリューション号が、東太平洋のファン・デ・フーカ海域において掘削・調査を行うこととなりました。この航海には、IODP参加各国から24名の研究者が参加することとなっており、我が国からは8名の研究者が参加する予定です。独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)からは、極限環境生物フロンティア研究システムの稲垣史生研究員が参加することとなりましたのでご案内いたします。 IODPは、海洋科学掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明、地震発生メカニズムの解明及び地殻内生命の探求等を目的として研究を行う国際研究協力プロジェクトであり、2003年10月1日より我が国と米国によって開始されました。その後、欧州12カ国で構成される欧州海洋研究掘削コンソーシアム(ECORD)、中国が参加し、国際的な推進体制が構築されています。IODPでは、現在我が国で建造している地球深部探査船「ちきゅう」のほか、米国が提供する科学掘削船、欧州が提供する特定任務掘削船(MSP)の複数の掘削船を用い、科学目標を達成するため戦略的かつ効果的に研究を行うこととしています。 なお、本件につきましては、別添資料のとおり、本日、文部科学省より記者発表が行われています。 | ||||||||||||||||||||||||||
記 | ||||||||||||||||||||||||||
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以上 |
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