平成16年12月22日
海洋研究開発機構

深海巡航探査機「うらしま」の海域試験中断について

 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)において開発中の深海巡航探査機「うらしま」は、12月20日(月)7:00より駿河湾で海域試験を実施していましたが、12月21日(火)、22時15分頃、自律航行中に、内蔵している2つのコンピュータ間の通信が不良(別添)となり、安全のため試験を中断し、同日23時44分に支援母船「よこすか」に回収しました。詳細については、現在、調査を行っています。
 
 なお、「うらしま」は20日7時21分着水後、31分に潜航を開始し、中断までに航走した連続距離は自己記録(220km)を更新し230kmです。また、連続航走時間は約39時間でした。
 今後、早急に原因調査を行い、不具合箇所の処置を行った後、来年2月中旬に試験を再開する予定です。

 別紙:試験海域

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