別添 1

平成18年度深海調査研究課題の募集について
独立行政法人海洋研究開発機構
 独立行政法人海洋研究開発機構(以下、「JAMSTEC」という)は、海洋に関する基盤的研究開発の一環として、深海域における地球科学的諸現象(テクトニクス、地震活動、地殻変動、生態系変動、物質循環)の総合的解明・予測及び技術開発を目指した調査研究(深海調査研究)を推進するため、平成18年度深海調査研究課題を下記のとおり募集します。


 
1. 募集期間
  平成17年7月1日(金)〜7月31日(日)
 
2. 応募資格
  以下のいずれかに該当すること。
  (1) 国公立研究機関、独立行政法人研究機関、特殊法人研究機関等に所属する研究者
  (2) 大学及びその他の教育機関に所属する教官及び研究者
      (大学院生及び学生は除く。ただし研究グループとして研究に参加できる)
  (3) 外国の研究機関に所属する研究者については、JAMSTECまたは上記(1)、(2)の機関と共同研究を通して研究課題の提案を行う者
  (注:上記以外の法人または科学研究以外での利用については、個別にご相談下さい。連絡先は6.問合わせ先をご参照下さい。)
   
3. 応募方法
    募集期間内に、「深海調査研究申込書」(別紙1)をE-mail)にてご送付下さい。
   
4. 選定手順
  募集締切後、有識者で構成される委員会(「平成17年度深海調査研究関連委員会名簿」(別紙2)参照)による書類審査等を経て、3ヶ月以内を目途に、各応募者に対し審査結果を通知します。
   
5. その他
  (1) 公募対象については、「平成18年度深海調査研究公募船舶機器・海域等について」(別紙3)をご参照下さい。
  (2) 研究課題は、「深海調査研究5ヵ年研究指針」に基づくこととします。(「深海調査研究推進の基本的考え方」(別紙4)および「深海調査研究5ヵ年研究指針」(別紙5)参照)
  (3) 研究課題は、下記に該当する場合を除き、原則、平成18年度(平成18年4月から平成19年3月まで)に実施するものとします。
      a.国際共同研究に関わる研究計画、プロジェクト型研究、長期航海/遠隔地研究計画
b.複数年次研究計画、2〜3年先の研究計画
    (「長期航海、遠距離大型航海に関する深海調査研究中期戦略」(別紙6)参照)
  (4) 研究課題提案者は、原則、調査行動に乗船することとします
  (5) 調査研究で取得されたデータ/サンプル及び成果については、「データ/サンプル及び成果の取扱い方針(暫定)」(別紙7)に従うこととします。
  (6) 首席研究者は、「調査航海概要報告」(A4版4枚以内)および「クルーズレポート」を提出して頂くとともに、毎年1回開催される「しんかいシンポジウム」で発表を行って頂きます。これらの提出および発表は、次年度以降の研究課題を審査するための判断材料になります。なお、「調査航海概要報告」は深海調査研究の成果のとりまとめとして公表します。
  (7) 調査航海に於いては、観測技術員を乗船させ、首席研究者の指示に従い、クルーズレポート作成補助・データ/サンプルインベントリー作成等の調査研究支援を行います。(「首席研究者/次席研究者の役割」(別紙8)参照)
  (8) 研究に係わる経費(試料分析・解析等)、乗下船旅費(乗船中の食費、シーツ洗濯代等を含む)及びJAMSTECの調査観測装置(潜水調査船、無人探査機を除く)を使用した際に発生する消耗品費並びに資機材運送費等は、原則として各乗船研究者の負担となります。また、持ち込み機器よる行動の実施にあたり大規模な船舶の艤装替えが必要な場合は、その経費の負担を研究者に請求する場合もあります。
  (9) 潜水船等の利用については、「利用の手引き」(別紙9)をご参照下さい。
   
6.問合せ先
  ご不明な点については、下記までにお問い合わせ下さい。
    海洋工学センター研究支援部研究調整グループ(担当:段野、高橋)
     

電話(046)867-9880  FAX(046)869-0812
E-mail:shinkai@jamstec.go.jp

 
(別紙1〜9 略)