平成17年12月19日
独立行政法人海洋研究開発機構
釧路・十勝沖「海底地震総合観測システム」の一部障害について
(お知らせ)
1.状況
 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏、神奈川県横須賀市)が運用している海底ケーブルを利用した釧路・十勝沖「海底地震総合観測システム」(平成11年7月設置、 図1参照)は、平成17年12月19日午前10時37分に沖合約140km・水深約2,400mに設置してある海底地震計1からのデータ取得が中断し、これまで回復作業を進めてきましたが、依然として中断しております。
 なお、海底地震計2(沖合約140km・水深約3,600mに設置)及び海底地震計3(沖合約100km・水深約2,100mに設置)並びに先端観測ステーション等、他の機器については、正常に稼動しています。

2.原因
 詳細については現在調査中です。

3.今後の予定
 陸上部の受信装置故障の可能性もあり、障害の特定、障害点の切り分けを試みるとともに障害修理の検討を進めます。


参考
  釧路・十勝沖「海底地震総合観測システム」概要図

問合せ先
  海洋研究開発機構海洋工学センター海洋技術研究開発プログラム
  海底観測ネットワーク技術研究グループ 担当:浅川 賢一、満澤 巨彦 
  TEL 046-867-9364

  経営企画室報道室長 大嶋 真司
  TEL 046-867-9193