平成18年1月10日
独立行政法人海洋研究開発機構

地球深部探査船「ちきゅう」の高知県における一般公開に伴う
関連イベントの実施について

 海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)が運用する地球深部探査船「ちきゅう」は、昨年7月末の完成以来、試験運用を実施しております。現在、「ちきゅう」は宿毛湾内において基本操作訓練を実施中であり、1月には高知県において一般公開を実施する予定です。
 この一般公開に際しては、関連イベントとして、海洋研究開発研究機構が高知県等と連携し、特に小中高生を対象に、「ちきゅう」により行う研究活動の目的と意義の紹介を中心とした下記の普及・広報活動を実施しますのでお知らせいたします。これらについて、取材をご希望の方は本資料末に記載の問合せ先まで事前にご連絡をお願いいたします。

1 公開セミナー
 
宿毛市内: 1月20日(金)10時〜12時
  会場: 宿毛文教センター(宿毛市中央2丁目7-14)
講師: 平 朝彦 海洋研究開発機構地球深部探査センター長
聴講応募に関する問合せ先: 宿毛市企画広報課 弘瀬(TEL:088-063-1118)

2 出前授業
   海洋研究開発機構職員が高知市、南国市及び宿毛市(16校:一部実施済み)の小中高校を訪問し、「ちきゅう」により行う研究活動の目的及び意義についての授業を行います。(別添−1

3 船上授業
   宿毛湾港着岸中(1月23日・24日)に宿毛市内の小中学校の生徒(計16校、約900人)を対象とした「ちきゅう」の見学会を行います。また、当日船上において、海洋研究開発機構職員が「ちきゅう」により行う研究活動の目的と意義についての授業を行います。

4 大学生・大学院生の体験乗船
   日本地球掘削科学コンソーシアム※1(http://www.aesto.or.jp/j-desc/)の要請を受けて、高知大学、東北大学等の大学生・大学院生を対象として、1月16日(高知新港)から1月20日(宿毛湾港)までの「ちきゅう」回航中に搭載科学機器の操作を含む体験乗船を行なう予定です。


※1 日本地球掘削科学コンソーシアムとは:
  国内の地球掘削科学を推進する目的で、大学や国立研究機関を中心とする国内の研究機関をメンバーに、平成15年2月に設立された。なお、(財)地球科学技術総合推進機構(港区西新橋)が、本コンソーシアムの運営支援にあたっている。


 なお、「ちきゅう」の今後の予定については、別添−2をご参照ください。
 
問合せ先:
  独立行政法人海洋研究開発機構
地球深部探査センター 企画調整室 企画グループリーダ 古山 裕喜
TEL 045-778-5821
経営企画室報道室長 大嶋 真司
TEL 046-867-9193