平成18年10月6日
独立行政法人海洋研究開発機構

地球深部探査船「ちきゅう」下北半島東方沖掘削試験について(速報)
〜掘削作業の一時中断について〜

   海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)の地球深部探査船「ちきゅう」は、下北半島東方沖(八戸市北東沖約 100km)の試験・訓練海域()において、掘削試験を継続中ですが、本日午前5:30 海底下647m地点を掘削中に廃泥水処理装置(※1)に不具合が発生したため掘削作業を一時中断しています。現在、船上において原因究明を行っています。
    また、現場海域に低気圧の接近が予測されるため、緊急離脱が出来る状態で荒天待機を実施いたします。

1 廃泥水処理装置:ライザー掘削で使用した泥水と掘削屑等を分離し、不要となったものを濃縮、乾燥して廃棄物とする装置

お問い合わせ先

独立行政法人海洋研究開発機構

(「ちきゅう」、掘削試験について)
地球深部探査センター
  企画調整室長     田中 武男   TEL:045-778-5640
(報道について)
経営企画室
  報道室長      大嶋 真司   TEL:046-867-9193


(図)下北半島東方沖試験・訓練海域図