2008年12月24日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、研究と社会との相互的啓発および持続的連携によりイノベーションの実現を目指す研究を行うアプリケーションラボ(※)の今後の方向性の検討に役立てることを目的として、下記の通り国際シンポジウムを開催しますので、お知らせします。
本シンポジウムでは、気候研究の成果の社会適用に努めている海外機関の方、成果を広く伝えるメディアの方、成果を経営に生かしている農場経営者に講演を頂くとともに、気候影響に関連のある産業界等の方々との意見交換を行います。
記
1.日時: | 平成21年1月28日(水)10:00〜18:00 (9:30開場) |
2.会場: | 女性と仕事の未来館 4Fホール(別紙1参照) |
3.プログラム: | 別紙2参照(日英の同時通訳付き) |
4.入場料: | 無料 |
5.参加登録: | 下記URLから登録をお願い致します。ただし、定員(250名)を超えるお申し込みをいただいた場合は、登録できない場合があります。 URL:http://www.jamstec.go.jp/apl/j/topics/sympo200901/index.html |
6.主催: | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究と社会との相互的啓発および持続的連携によりイノベーションの実現を目指す研究チームとして、平成20年4月に発足。本研究チームの課題の一つである気候変動予測研究では、洪水や干ばつあるいは極端な高低温の発現と大きなかかわりをもつ、数ヶ月〜数年先のエルニーニョ現象やインド洋ダイポールモード現象などの予測を行うことにより、社会の安全・安心、農業や漁業などの産業、人々の健康、水資源管理などに役立てようとしています。
〒108-0014 東京都港区芝5-35-3
JR田町駅三田口(西口)から徒歩3分
地下鉄(都営浅草線、都営三田線)三田駅 A1出口から徒歩1分
<プログラム>
1. | 10:00-10:05 | 開会挨拶 今脇資郎 (海洋研究開発機構 執行役) |
2. | 10:05-10:10 | 来賓挨拶 生川浩史 (文部科学省 海洋地球課長) |
3. | 第1セッション | ‐気候予測とその社会応用に向けて‐ (進行役: 山形俊男) |
(I) 10:10-10:45 | 「意思決定のための気候情報」 S. Zebiak (国際気候予測研究所((IRI))所長, 米国) |
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(II) 10:45-11:20 | 「APEC気候ネットワークを通した気候情報と技術の共有」 J. Lee (APEC気候センター((APCC))所長, 韓国) |
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(III) 11:20-11:55 | 「気候モデル及び季節予測に関するイタリアの取り組み」 A. Navarra (地中海気候センター((CMCC))所長, イタリア) |
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(III) 11:20-11:55 | 「気候モデル及び季節予測に関するイタリアの取り組み」 A. Navarra (地中海気候センター((CMCC))所長, イタリア) |
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(11:55-13:20 休憩) | ||
4. | 第2セッション | ‐気候予測可能性/予測モデル/観測‐ (進行役: A. Navarra) |
(I) 13:20-13:45 | 「社会応用を目指した気候研究における海洋の役割」 S. Behera (海洋研究開発機構) |
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(II) 13:45-14:10 | 「数値モデルによる季節から数年先の気候予測‐エルニーニョ及びインド洋ダイポールの発生予測‐」 J. Luo(海洋研究開発機構) |
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(III) 14:10-14:35 | 「社会への応用研究のための雲解像モデル」 高橋桂子 (海洋研究開発機構) |
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(IV) 14:35-15:00 | 「熱帯海洋気候観測システム ‐その役割と応用研究‐」 安藤健太郎 (海洋研究開発機構) |
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5. | 第3セッション | -社会とのイノベーション創出- (進行役: 佐久間弘文) |
(I) 15:20-15:50 | 「気候情報の人々への伝達 -APCCの役割-」 H. Saji (APEC気候センター((APCC)), 韓国) |
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(II) 15:50-16:20 | 「気候リスクの管理 -アジアを例として-」 E. Conrad (国際気候予測研究所((IRI)), 米国) |
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(III) 16:20-16:45 | 「マスメディア-天気・気候予報の解説者として公益にどう関わるか-」 V. Kurian (Business Line ジャーナリスト, インド) |
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(IV) 16:45-17:10 | 「オーストラリア南東部の農業に及ぼすインド洋・太平洋の気候の影響」 J. Welsh (J&B Herefords 農業経営者, オーストラリア) |
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(V) 17:10-17:35 | 「インド洋に焦点をおいた、気候に関するNOAAの全球海洋観測-社会ニーズに応える視点から-」 S. Thurston(米国海洋大気庁((NOAA)),米国) |
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6. | 17:35-17:55 | パネルディスカッション |
7. | 17:55-18:00 | 閉会挨拶 山形俊男 (海洋研究開発機構 アプリケーションラボ ラボヘッド) |
※演題は変更になる場合があります。