プレスリリース


2011年 3月 11日
独立行政法人海洋研究開発機構

沖縄県那覇港における「しんかい6500」「よこすか」の一般公開の開催について

3/27(日)に開催を予定しておりました、「しんかい6500」「よこすか」船舶一般公開@那覇港は、中止とさせていただきます。ご了承下さい。

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)は、海洋科学技術の普及・啓発を目的として、有人潜水調査船「しんかい6500」と深海潜水調査船支援母船「よこすか」の一般公開を下記のとおり行いますのでお知らせいたします。

1. 開催日時 平成23年3月27日(日)10:00〜17:00(受付終了時間 16:30)
※天候等により中止となる場合もありますので、予めご了承ください。
中止になる場合には以下のホームページでお知らせいたします。
http://www.godac.jp/top/
2. 場所 沖縄県那覇市 那覇港泊ふ頭8号岸壁 大型旅客船バース
3. 入場料 無料(事前登録等の手続きはございません)
4. 主催 独立行政法人海洋研究開発機構
5. 後援(予定) 沖縄県、那覇市教育委員会、(社)那覇市観光協会、
(財)対馬丸記念会
6. 注意事項
(1)
来場に際しては公共交通機関をご利用ください。
(2)
小学生以下のお子様は必ず保護者が同伴してください。
(3)
船内安全確保の観点から入船制限を行い、岸壁にてお待ちいただく場合がございますので予めご了承ください。
(4)
船内は階段、段差が多いため、車イスなど移動に介助の必要な方は、安全上の理由から船内の見学をご遠慮いただく場合がございますので、事前にお問い合わせください。
(5)
船内は足場の悪い箇所がございます。サンダル等滑りやすい履物、並びにハイヒール等かかとの高い靴はご遠慮ください。
(6)
船内のトイレは使用できませんので、事前にお済ませください。
(7)
船内への手荷物の持込みはできる限りご遠慮ください。保安上の理由により、ペットボトルや引火しやすい製品、ナイフ等の鋭利な品物等を船内に持ち込むことは固くお断りいたします。場合により、乗船前に手荷物の中身を確認させていただくことがあります。
(8)
上記のほか、岸壁および船内では係員の指示に従ってご見学願います。見学順路以外の立ち入りは危険ですので固くお断りいたします。指示に従われない場合は、見学を中止して下船していただきます。

参考

【深海潜水調査船支援母船「よこすか」】

主要目 全長:105m
幅:16m
深さ:7.3m
喫水:4.7m
国際総トン数:4,439トン
航海速力:約16ノット
航続距離:約9,500マイル
定員:60名(乗組員27名、「しんかい6500」運航要員18名、研究者等15名)
主推進機関:ディーゼル機関2,206kW×2基
主推進方式:可変ピッチプロペラ×2軸

支援母船「よこすか」は、最大潜航深度6,500mの能力を持つ世界最高水準の大深度潜水調査船「しんかい6500」の支援母船として深海底の調査を行います。

他にも、「よこすか」は、深海底表層・断層地形や地質構造を解明するための様々な機能を持ち、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/yokosuka.html

【有人潜水調査船「しんかい6500」】

主要目 全長:9.5m
幅:2.7m
高さ:3.2m
空中重量:26.7トン
最高潜航深度:6,500m
最大速力:2.5ノット
耐圧殻内径:2m
定員:3名(パイロット2名/研究者1名)

「しんかい6500」は、水深6,500mまで潜ることができる潜水調査船です。現在運航中の有人潜水調査船のなかで、世界で一番深く潜ることができます。1990年に完成し、日本近海に限らず、太平洋、大西洋、インド洋等で、海底の地形や地質、深海生物などの調査を行い、2007年には通算1000回目の潜航を達成しました。

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/shinkai6500.html


ポスター[PDF:1.34MB]

お問い合わせ先:

独立行政法人海洋研究開発機構
(一般公開について)
国際海洋環境情報センター TEL:0980-50-0111(月曜・祝日休館)
(報道担当)
経営企画室 報道室長 中村 亘 TEL:046-867-9193