プレスリリース


2011年 10月 28日
独立行政法人海洋研究開発機構

JAMSTEC神戸サテライトの設置について
〜「HPCI戦略プログラム分野3防災・減災に資する地球変動予測」の研究推進拠点の設置〜

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏、以下「JAMSTEC」という。)は、文部科学省の「HPCI戦略プログラム(※1)分野3 防災・減災に資する地球変動予測」(戦略機関:JAMSTEC)の研究推進拠点「JAMSTEC神戸サテライト」を設置し、運営することとしましたのでお知らせいたします。

「JAMSTEC神戸サテライト」では、当該研究に関わるシミュレーション手法、プログラム最適化技術、可視化技術等の基盤技術についてユーザーである研究者への技術的なサポートや地域の研究機関との連携のための業務を行い、本プログラムの進展を図ります。

・業務開始 平成23年11月1日
・JAMSTEC神戸サテライト設置場所 理化学研究所 計算科学研究機構内
計算科学振興財団
高度計算科学研究支援センター内

本サテライトは、理化学研究所及び、計算科学振興財団の協力を得て設置しました。 なお、JAMSTEC神戸サテライトでの業務については、JAMSTEC地球シミュレータセンターが担当します。

※1「HPCI戦略プログラム」 (1)世界最高水準の京速コンピュータ「京」を中核とする革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)を最大限に活用して画期的な成果を創出、(2)高度な計算科学技術環境を使いこなせる人材の創出、(3)最先端コンピューティング研究教育拠点の形成を目指し、社会的・学術的に大きなブレークスルーが期待できる分野(戦略分野)ごとに研究開発を実施するとともに、計算科学技術推進体制を構築するプロジェクトです(文部科学省が平成23年度〜平成27年度の5ヵ年計画で実施)。

JAMSTECが戦略機関を務める「分野3 防災・減災に資する地球変動予測」では、「地球温暖化時の台風の動向の全球的予測と集中豪雨の予測実証、および次世代型ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化」を戦略目標として、研究を実施しています。

参考

「HPCI戦略プログラム」について
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jouhou/hpci/1307375.htm
分野3「防災・減災に資する地球変動予測」について(別紙
http://www.jamstec.go.jp/hpci-sp

お問い合わせ先:

独立行政法人海洋研究開発機構
(本内容について)
地球シミュレータセンター情報システム部 システム企画グループ
グループリーダー 渡邊 正之 電話:(045)778-5442
(報道担当)
経営企画室 報道室 奥津 光 電話046-867-9198