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プレスリリース

2016年 3月 31日
国立研究開発法人海洋研究開発機構

海底広域研究船「かいめい」の引渡しについて

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)が発注し、三菱重工業(株)が建造していた海底広域研究船「かいめい」(以下「かいめい」)は、平成28年3月30日に三菱重工業(株)下関造船所においてJAMSTECに引渡されました。

「かいめい」は、3次元地震探査システムによる海底下地殻構造探査、海底設置型掘削装置等による海底サンプリング調査、自律型無人探査機(AUV)の複数機運用や音響機器による海底の精密調査により、我が国周辺海域に存在する海洋資源の科学調査など、海洋の広域科学調査を加速させることが期待される研究船です。

引渡しを受けた「かいめい」は、平成28年度中に調査観測機器の試験や訓練を実施し、平成29年度からの調査研究航海に備える予定です。

図1
海底広域研究船「かいめい」(海上試験時)

主要目等

全長 100.50メートル
20.50メートル
総トン数 5,747トン
航海速力 12.0ノット
航続距離 約9,000海里
最大搭載人員 65名(船員27名/研究者等38名)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
(本内容について)
海洋工学センター 海洋研究船建造室長  網谷 泰孝
(報道担当)
広報部 報道課 課長 松井 宏泰
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