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プレスリリース

2019年 2月 28日
国立研究開発法人国立環境研究所
国立大学法人東京大学
国立大学法人東京工業大学
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
国立大学法人筑波大学
国立研究開発法人海洋研究開発機構
国立大学法人弘前大学

気候変動による影響の連鎖の可視化に成功
―地球温暖化問題の全体像を人々が理解することに貢献―

地球温暖化は人間社会や自然環境に様々な問題を引き起こし、ある問題が別の問題を引き起こすというように、「影響の連鎖」が生じます。国立研究開発法人国立環境研究所、国立大学法人東京大学、国立大学法人東京工業大学など研究プロジェクトチームは、気候変動の影響に関する文献の網羅的な調査を行い、得られたデータを理解可能な図として表現することで、気候変動が及ぼす影響の連鎖を可視化をすることに成功し、論文として発表しました。影響連鎖の図を分析することにより、気候変動が自然環境、社会経済、人間生活に与える影響の大きな構造が明らかになりました。本研究によって、研究者だけでなく多くの人々が、気候変動によって生じる様々な影響のつながりを理解し、地球温暖化問題の全体像を理解することに役立ちます。この研究成果は、米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の発行する学術誌 Earth’s Future に2019年2月12日付け(現地時間)で掲載されました。

詳細は国立環境研究所サイトをご覧下さい。

国立研究開発法人海洋研究開発機構
広報部 報道課長 野口 剛
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