千葉大学環境リモートセンシング研究センターの近藤雅征 特任助教が率いる国際共同研究グループは、大気と陸域の二酸化炭素(以下、CO2)の放出と吸収の出入りの総和である「陸域CO2収支量」について、現存する複数の手法を統合した解析を行いました。その結果、これまで複数の数値モデル・観測手法間の推定値に見られたばらつきを大きく軽減させることに成功しました。これにより、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書」で推定されていた陸域CO2収支量と比べ、推定値の正確性が大きく向上しました。
本研究結果は「Global Change Biology」誌に2019年12月12日付けでオンライン公開されました。
詳細は千葉大学のサイトをご覧下さい。