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20201022
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【マジ募】第2回ガチンコファイト航海の実施に向けた寄附金のお願い

          

寄附募集概要

募集テーマ名
最前線海洋研究の「実践」を通じた若手人材育成プロジェクトの実施に向けた寄附募集
寄附金の使途
2020年度以降の最前線海洋研究の「実践」を通じた若⼿⼈材育成プロジェクト実施予算(船舶の燃料費や港湾使用料などを想定)
募集期間
2020年7月~2020年12月末日まで(2020年度)
募集金額
1,000円以上、目標額500万円
2020年10月22日時点

寄附金額:1,619,045円

ご支援者数:118人

プロジェクト概要

JAMSTECでは2019年度(2019年4月〜)から、未来の海洋科学を支えるリーダー的人材の育成を目指して、専門高等教育課程前の学生を対象に、最先端の海洋研究現場での経験および教育を提供するプロジェクトを始めました。

「深海研究のガチンコファイト」企画の第1弾として、選ばれし大学1年生から3年生相応の若者達が調査船「よこすか」に研究者として乗船し、さらにその中から選ばれし3名が有人潜水調査船「しんかい6500」の観察者としてリアルの深海研究調査を体験するという、通称「第1回ガチンコファイト航海」、が2019年8月19〜30日にかけて行われました。

第1回 ガチンコファイト航海

この第1回ガチンコファイト航海の様子の一部は、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられ、またJAMSTECのホームページにおいても、その経緯や選考過程、そして航海中や航海後の参加学生に与えた影響や変化についての詳細なレポートを掲載しています。

私達、第1回ガチンコファイト航海の実施チーム(超先鋭研究開発部門 超先鋭研究プログラム、人事部 人事企画・ダイバーシティ推進課、海洋科学技術戦略部 広報課および研究プラットフォーム運用開発部門のメンバー)は、この航海が参加学生の将来のキャリア選択や進学専門課程の決定等だけでなく、科学研究に対する意義や役割といった科学リテラシーに大きな影響を与えたと考えています。

またプロジェクトに参加したJAMSTECの職員や調査船の乗組員も、参加学生との関わりを通じて人材育成の重要性や意義について新たな気づきを得るという効果もありました。

さらに言うと、JAMSTECのような国の研究開発法人の監督官庁である文部科学省や、経済産業省の職員からもこの航海に対する好意的な意見が寄せられ、私達はガチンコファイト航海が、「人材育成」「教育・アウトリーチ」といった観点から極めて費用対効果に優れた施策であると信じています。

「我が第2回ガチンコファイト航海を阻む要因など1ミリもなし!」

世紀末覇王ラオウでなくとも、馬上からそう高らかに号令をかけたくなる2020年3月のことでした。

JAMSTEC横須賀本部へと赤い電車で通勤中の人事部 人事企画・ダイバーシティ推進課の大久保氏は、ぼんやり見上げた「週刊JAMSTEC」の中吊り広告を見て驚愕し、曰く、「この時、全ワイに衝撃が走った(震え声)」と。
そこにはこんな記事が!(詳細は次の中吊り画像をクリック)

第2回ガチンコファイト航海実施の危機!

中吊り画像

第2回ガチンコファイト航海は、2019年度に引き続き2020年度も、「伊豆・小笠原弧の水曜海山熱水域におけるアルビンガイの人為的生息地移転に関する基盤調査」とともに行うことは、JAMSTECの研究航海検討委員会の審査を経て認められていました。

残すところは、JAMSTECの実行予算として航海経費が認められるだけだったのです。

しかし昨今の厳しい予算状況の中で、第2回ガチンコファイト航海は2020年度の当初予算枠での措置は「ゼロ」という結果になってしまったのです。

私達は鬼のような形相で、2020年度予算決裁者である企画部部長F氏に経緯を問い詰めました。最終判断に至るモロモロの事情を聞くにつれ、決定自体の結果には納得はいかないものの「ガチンコファイト航海」の重要性も理解した上での厳しい状況の中での止むにやまれぬ苦渋の決断であったことはわかりました。

ガチンコ航海のための資金を捻出するため私も最終決裁者の経営担当理事も協力は惜しみませんから...!

とりあえず事態を収めるためのF氏の言葉じりを捉えた私達は

なら2人には顔出しで寄附金募集ためのワルモノになっていただこう!

と迫りました。そういうわけで先程の中吊り広告風のデザインがあります。

第2回 ガチンコファイト航海実施へ向けて

航海自体は2021年3月下旬に12日間の枠が予定されています。

そして「よこすか」・「しんかい6500」を用いたこの航海に必要な経費(=横須賀出港〜水曜海山一帯までの燃料費)は約1200万円。これが認められなかったのです。

現在、JAMSTECの調査船は新型コロナウイルスによる非常事態宣言を受けて、感染防止のため7月末までに予定されていた航海はすべて延期になっています。

この延期になって浮いた航海の経費を「ガチンコファイト航海」に充てればいいのでは?

その可能性はもちろんあります。しかし延期になった航海はいずれ行われるものであり、どれだけの経費がいつ転用可能になるかについては長い時間が必要であり、様々な不確定な事情に左右されます。

「ガチンコファイト航海」は参加学生を募集・選考して実施するため少なくとも4ヶ月以上の準備期間が必要となり、直前まで「実施できるかどうか」わからない状況は避けたいところです。

もちろん今後も再度の非常事態宣言の様なことになれば「ガチンコファイト航海」自体が中止になることもあります。しかし、それは天候等による航海の安全上の理由と同じで人の力ではどうしようもないことです。

一方経費が工面できないために航海が中止になることは、「ガチンコファイト航海」が持つ大きな効果や価値を多くの役職員や関係する人々に訴求することができなかった私達の努力不足のせいです。

なんとしてでも第2回ガチンコファイト航海を実現(確定)させたい!

ワルモノ扱いをしたF氏やI理事も含めて私達はいろいろ自分たちでなんとかなりそうな資金をかき集める努力を続けています。現時点では700万円程度はなんとかなるかもしれない、という目処はついてきました。(本当はその内容はちゃんと詳しくお伝えしたいのですが、研究資金の運用上つまびらかにできない事情があることをご了承ください)

それでも必要経費約1200万円をすべて自前で確保するにはまだまだ至っていません。

もちろん今後も不断の努力を続けます。
しかし、ぜひみなさんにご協力をお願いしたいのです。

本題のお願いに入る前に、みなさん少しだけ想像してみてください。みなさんの子供や孫、親戚の子、あるいは近所の知り合いのあの子達のことを。

いや今知り合いでなくても、いつか知り合うかもしれない子達を。

彼ら彼女達が、テレビや本やインターネットではなく、「しんかい6500」に乗船し「ホンモノ」の深海を見ることができる現実を。それを経験した彼ら彼女達が、どのような目で顔でその経験を語り、未来につなげてくれるかを。

第2回 ガチンコファイト航海 〜募集特定寄附金のお願い〜

私達は「ガチンコファイト航海」こそ、JAMSTECが提供できる最高の「我が国の科学に対する教育・育成の場」であると信じています。

この取組は、なにがなんでも1回とか2回の単発企画で終わらせたくないのです。有人潜水船に限らず、「海洋」という地球で一番大きな環境の、今なおよくわかっていない様々な現象、その謎に挑む研究のリアルをもっと多くの学生達に知って欲しい。そして将来、日本の人々や人類のためにそのような研究や開発に携わることを目指して欲しい。

そのための手助けとしてみなさんの寄附をお願いしたいと思います。

みなさんからの寄附金は第2回ガチンコファイト航海実施チームが責任を持っての航海実施のための経費として使わせて頂きます。

このJAMSTECの募集特定寄附金は、JAMSTECが独自に行うクラウドファンディングですので手数料等は発生しません。みなさんから頂いたすべての寄附金を事業年度や経営状況に左右されることなく特定の事業のために使うことができます。

本募集では目標金額を設定しません。寄附金の額に関わらず、私達は第2回ガチンコファイト航海の実現に向けて最大の努力を続けます。みなさんからの寄附金は、その実現に向けた有形無形の大きな力となると信じています。

なのでもし、第2回ガチンコファイト航海の経費が私達の努力でなんとかなった場合は、みなさんの寄附金は来年度以降の人材育成のための第3回ガチンコファイト航海の取組のための資金として使わせて頂きます。

また本募集特定寄附金は、リターン型クラウドファンディングのような寄附額に応じたリターンはありません。航海の成功に最大限尽力することで、寄附してくださった方々の想いに報いていきたいと考えています。また、寄附してくださった方々には、航海の実施報告書として、冒頭の中吊り広告にあった「週刊JAMSTEC」を発行・お渡しし、我々の感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

【実施報告書】
名称:「週刊JAMSTEC」創刊号β版(仮称)
内容(仮):
 1.プロジェクトの概要紹介~ガチンコ航海はこうして始まった~
 2.独白!予算決裁者の苦悩と決断
 3.ガチファイター達の声~ガチンコ航海は最高や!~
 4.航海の実施報告
 5.その他
補足事項:
本報告書の巻末に、ご寄附いただいた皆様のお名前(ご希望者のみ)を掲載させていただきます。

募集期間は2020年12月末日までとします。

最後に第1回ガチンコファイト航海で「しんかい6500」の潜航を経験したセーナさんの言葉をもう一度引用させて頂きながら、彼女のような経験を一人でも多くの学生達に提供できるように、みなさんのご支援をお願いします。

私は、やまもとさんのように聡明でも、めんだこちゃんのように芯のある人でも、たかまこちゃんのように純粋でも、だつかん君のように努力家でも、たっけー君のようにしっかり考えることができるような人でも、たろちゃん君のように多才でもありません。その中で他の誰でもない私が最終潜航に選ばれたこと、その理由は勿論わかっていますが、その意味に見合う感想を残すことが出来たでしょうか。未だにそれは少し不安です。もし、この潜航レポートを来年の若手人材育成プロジェクトに参加しようと意気込んでいる、後輩候補生になるかもしれない方々の目に触れる機会があるのなら、私は、「しんかい6500」に乗るとは、深海に潜るということは、きっと、貴方達が想像している以上のものを教えて、与えてくれるのだと伝えたいです。深海に潜るということは、あの神秘的で、静かで、美しい世界や生命との触れ合いを楽しんだり、ドキドキしたりという気持ちだけが湧き起こるのではないのです。潜航する人によっては、そこに恋をしたり、夢を見たり、一生分の憧れを奪われてしまったり。でも、確かにそこにはきっと今までに経験したことの無い、自分自身の変化があります。来年度の潜航回数はまだわかりませんが、選ばれた方々の人生がパッと変わってしまうような、はたまた、皆さんの心の奥底にきゅっと大切に詰め込んで、ずっと生き続けるような、そんな素敵な潜航、そしてそんな潜航ができる最高のメンバーと航海が出来るよう、心から祈っています。

第2回ガチンコファイト航海実施チームを代表して
超先鋭研究開発部門 部門長 高井研
人事部 人事企画・ダイバーシティ推進課 課長 岡山裕一、課員 大久保隆

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