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 白鳳丸の乗組員が水難救助に協力
 東京消防庁臨港消防署から感謝状が贈られました

池田消防署長から感謝状を受ける藤田船長(右)

 学術研究船「白鳳丸」の乗組員が水難救助に協力したことに対し、東京消防庁臨港消防署から感謝状が贈られました。

 10月3日午後、晴海埠頭停泊中の白鳳丸操舵室にいた乗組員が、岸壁から海中に男性が転落したのを目撃し、すぐに119番に通報しました。「人が転落した!」という知らせを受けた他の乗組員たちも各々救命浮環やスマル、AED、毛布を持って助けに向かいました。海上からは消防艇等が、陸上からは消防車及び救急車が間もなく到着し、通報から15分もかからず救出されました。「早い通報と適切な情報提供のおかげで短時間のうちに救出することができました。」と西田消防司令は語っていました。

 事故当日の午前中、偶然にも消防署では水難救助隊の訓練が行われ、白鳳丸でも月例の操練が行われていました。「日頃の訓練が迅速な救助活動につながった。」と双方とも感慨深く語っていました。