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日本地球惑星科学連合2012年大会ハイライト論文に推薦されました

2012年5月20日(日)〜25日(金)に幕張メッセで、日本地球惑星科学連合2012年大会が開催されます。
日本地球惑星科学連合大会(Japan Geoscience Union (JPGU) MEETING)は日本の地球科学、惑星科学、宇宙科学に関連する48の学協会が共同で開催する、地球惑星科学に関する日本最大のジョイントミーティングです。

この大会のおよそ4,000件の発表のなかから、ハイライト論文として、JAMSTEC研究者が主著者となっている以下の論文が推薦されました。
ハイライト論文は、大会の発表のなかで、特に学術的・社会的に話題性の高いと思われる発表が、日本地球惑星科学連合の5つのサイエンスセクション(宇宙惑星科学、大気海洋・環境科学、地球人間圏科学、固体地球科学、地球生命科学)、およびその他・広領域の合わせて6つのカテゴリーごとに、それぞれ約5件を目安に選出されるものです。

タイトル: 対流圏オゾン光化学へのエアロゾル影響:中国Rudongにおけるオゾン等光解離速度定数(J値)のエアロゾルによる低下
主著者: 金谷有剛(地球環境変動領域)
発表日: 2012年5月22日(火)
タイトル: 南海トラフ前弧斜面の掘削孔で検出された高濃度メタンハイドレートの含有率推定
主著者: 木下 正高(高知コア研究所)
発表日: 2012年5月24日(木)
タイトル: ブレークスルー研究の基盤構築に関連する若手研究者による取組み:
分野間連携と次世代育成に注目して
主著者: 長谷川拓也(地球環境変動領域)
発表日: 2012年5月25日(金)
タイトル: 白亜紀における大規模火山活動と地球環境変動のリンク
〜遠洋性堆積物から読み取る地球内部ダイナミクスと環境変動〜
主著者: 黒田潤一郎(地球内部ダイナミクス領域)
発表日: 2012年5月25日(金)

※発表の聴講には当日参加登録(有料)が必要です。

JAMSTECでは、大会期間中、併設の展示会場においてブース出展もしております。最新の研究成果などをご紹介いたしますので、ぜひお立ち寄りください。