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山形俊男特任上席研究員が令和3年春の叙勲・瑞宝中綬章を受章

2021年4月30日

山形俊男付加価値情報創生部門アプリケーションラボ特任上席研究員が令和3年春の叙勲において、瑞宝中綬章を受章されました。

この勲章は国家または公共に対して功労があるものを対象として、公務等に長年にわたり従事、成績を挙げた方に受章されるものです。

山形特任上席研究員は、JAMSTECにおいてアプリケーションラボ所長をはじめ長年にわたり研究プロジェクトを主導されました。インド洋における顕著な気候変動であるインド洋ダイポールモード現象や、エルニーニョもどき、ニンガルーニーニョなど数々の新現象を発見・命名する革新的な研究成果をもとに精度の高い大気海洋結合モデルを開発、エルニーニョやダイポールモード現象の予測を可能とし、それを国際的に社会展開する枠組みを構築しました。気候変動予測研究を社会貢献につないだことは、先生の比類なき功績のほんの一例と言えます。

ここに、受章をお祝い致します。


山形特任上席研究員
東大名誉教授
元東京大学大学院理学研究科長

※2021年4月30日に公開した記事「山形俊男特任上席研究員及び干場静夫アドバイザーが令和3年春の叙勲・瑞宝中綬章を受章」を分割、再編集いたしました。