「みらい」北極航海レポート

2008年8月16日(土) 日本時間

八戸港で外変手続き

みらい

昨日「みらい」は、青森県むつ市関根浜港を出発し、「平成20年度『国際極年・北極海観測』 MR08-04『みらい』」を開始しましたが、実はいま八戸港にいます。海外に向け出航する手続き(通称、外変手続きと呼ばれる)を行うためです。今回、「みらい」は米国アラスカ州のダッチハーバーに寄港するので、外変手続きが必要となります。入国管理局による出国審査も行われました。八戸港では、給油と食糧の積み込みも行われています。食糧は、日本帰港までに必要となる量を積み込みます。乗船者約80人×約80日分ですので、約6,400人・日分の食糧が積まれる計算です。

たんけんクラブ また、八戸市水産科学館マリエント「ちきゅうたんけんクラブ」への船内見学会を開催しました。航海士の案内で操舵室はじめ船内各所を見学しました。終了後、赤嶺船長からクラブ員一人ずつに記念証が授与され、子どもたちにとって大満足の一日になりました。
さて、16時に予定通り出港となり、出港の様子がニュース等で紹介されました。これから1週間の航海のあとアラスカのダッチハーバーに寄港し、その後、本格的に北極の調査を開始します。調査の様子は本ウェブページにて紹介していく予定ですので、よろしくお願いいたします。

(「みらい」北極航海取材チーム)