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受賞のお知らせ

2018年

2018年5月24日

新井 隆太 研究員が2017年度日本地震学会若手学術奨励賞を受賞

新井 隆太 研究員

新井 隆太 研究員(地震津波海域観測研究開発センター)が2017年度日本地震学会若手学術奨励賞を受賞いたしました。

新井研究員は、伊豆衝突帯での屈折法データの解析から、伊豆小笠原弧起源の地殻の多重衝突構造と各衝突様式の特徴を明らかにするとともに、衝突帯内に露出する深成岩帯の深部イメージングによって、その成因が伊豆小笠原弧地殻の溶融であるという地震学的証拠を示しました。またラウ背弧海盆での海底地震探査データを用いた研究では、背弧拡大軸が火山弧に近づいてくると、拡大軸付近の地殻は一般的な海洋性地殻よりも島弧地殻に近い地震学的特徴を示すことを明らかにし、岩石学的に指摘されていたスラブ流体の地殻形成への影響の地震学的な証拠をはじめて与えました。さらに、琉球海溝南部での反射法・屈折法探査データの解析から、1771年八重山地震の巨大津波波源域とされる沈み込み帯浅部に、プレート境界と分岐断層に挟まれた低速度ウェッジが存在し、プレート境界に沿った流体の存在を示唆する極性反転した反射面の断続的分布を示すとともに、海底地震観測データにもとづく低速度ウェッジ下端から深部SSE発生域の間での低周波地震発生と合わせて、地震発生帯の固着域が通常よりも狭い領域に限られることを示唆するモデルを提示しました。

詳細な地震学的構造研究の成果は、従来の分野を超えた波及効果を見せています。具体的には、沖縄トラフ南部の研究で、1924年に噴火したとされる西表島北北東海底火山の直下にマグマだまりの証拠を発見しましたが、本論文で示されたリフト軸部のマグマ貫入構造を元に、海底での現地調査が実施され、新たに熱水噴出孔が発見されるに至りました。

以上の理由から、新井隆太研究員の優れた業績が認められ、その将来的な活躍も期待し、日本地震学会若手学術奨励賞を受賞いたしました。 授賞式は、JpGU2018(日本地球惑星科学連合2018年大会)会期中の5月23日(水)に開催された日本地震学会定時社員総会にて行われました。

受賞対象研究:
地震波構造探査に基づくプレート境界域の地震学的構造と地殻活動の解明

2018年4月16日

Chong Chen 研究員が第12回科学技術の「美」パネル展優秀賞を受賞

Chong Chen 研究員

平成29年度第12回科学技術の「美」パネル展でChong Chen 研究員(海洋生物多様性研究分野)が優秀賞を受賞いたしました。

このパネル展は科学技術団体連合が主催し、研究などの過程や成果で得られた写真や画像で、一般の方が普段見ることのできない現象など感動を与える要素が含まれ、科学技術に興味関心を持っていただける作品を募集するものです。
採用された作品は全国各地の博物館、科学館で巡回展示され、ご来館頂いた皆様の投票により優秀作品が選ばれました。

授賞式は、2018年4月12日(木)に国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部において行われました。

【受賞作品】:
《優秀賞》「インド洋・エドモンド熱水フィールドの風景
Chong Chen 研究員(深海・地殻内生物圏研究分野)
※現在の所属:海洋生物多様性研究分野

2018年4月11日

鈴木 龍樹 ポストドクトラル研究員が第65回応用物理学会春季学術講演会でPoster Awardを受賞

鈴木 龍樹 ポストドクトラル研究員

鈴木 龍樹 ポストドクトラル研究員(海洋生命理工学研究開発センター)が第65回応用物理学会春季学術講演会(3月17日~20日、早稲田大学)でPoster Awardを受賞しました。

この賞は1290件のポスター発表から、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な発表26件に対して贈られました。

受賞タイトル:
結晶中の分子歪みがもたらすカロテノイド色素の色調変化

2018年3月29日

大田 ゆかり グループリーダー代理が日本農芸化学会 農芸化学女性研究者賞を受賞

大田 ゆかり グループリーダー代理
大田 ゆかり グループリーダー代理

大田 ゆかり グループリーダー代理(海洋生命理工学研究開発センター)が日本農芸化学会で農芸女性研究者賞を受賞しました。

この賞は農芸化学分野で顕著な研究成果をあげた女性研究者に授与されるものです。

授賞式は2018年3月15日(木)~18日(日)に名古屋で開催された日本農芸化学会2018年度大会で行われました。

受賞テーマ:
海洋微生物からの有用機能の探索とその応用

2018年3月26日

永井 信 主任研究員が日本生態学会第18回Ecological Research論文賞を受賞

永井 信 主任研究員

永井 信 主任研究員(地球環境観測研究開発センター 地球表層物質循環研究グループ)が、日本生態学会第18回Ecological Research論文賞を受賞いたしました。
この賞は、日本生態学会欧文誌「Ecological Research」の各巻(年6号)に掲載された論文の中から、特に優れた論文5編程度が選考され、それらの著者に贈られるものです。
授賞式は、日本生態学会第65回大会会期中の3月17日に札幌コンベンションセンターにて行われました。

受賞論文:
Seasonality of leaf litter and leaf area index data for various tree species in a cool-temperate deciduous broad-leaved forest, Japan, 2005-2014
著者:
Shin Nagai, Kenlo Nishida Nasahara, Shinpei Yoshitake, Taku M. Saitoh
論文概要:
日本の冷温帯落葉広葉樹林の様々な樹種を対象とした2005年から2014年の落葉量と葉面積指数の季節変化データ論文

2018年3月15日

Team KUROSHIOがShell Ocean Discovery XPRIZEの中間賞(Milestone Awards)を受賞

表彰式の様子
表彰式の様子。左から、各務 均(三井E&S造船株式会社 主任)、大木 健(海洋研究開発機構 技術研究員)、ソーントン・ブレア(東京大学生産技術研究所 准教授)。

日本発の海洋探査チーム「Team KUROSHIO」が海底探査技術の国際コンペティション"Shell Ocean Discovery XPRIZE"の中間賞(Milestone Awards)を受賞いたしました。
中間賞は、2017年11月から2018年1月に行われた"Shell Ocean Discovery XPRIZE"のRound1技術評価試験を通過した9チームに対して、同コンペティションを主催するXPRIZE財団より授与されるものです。
授賞式は、2018年3月15日に英国ロンドンで開催された国際会議「Oceanology International」の「Catch the Next Wave」セッションにて行われました。

【参考】日本発の海底探査チーム「Team KUROSHIO」
Shell Ocean Discovery XPRIZE 「Round2実海域競技」(決勝)進出決定(2018年3月8日)


2018年3月2日

PNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences)のコザレリ賞(Cozzarelli Prize)を受賞

カリフォルニア工科大学と高知コア研究所地球深部生命研究グループの共同研究で発表した論文が、米国科学アカデミー(National Academy of Sciences)の機関誌であるPNAS(Proceedings of National Academy of Science)より2017年コザレリ賞(Cozzarelli Prize)に選定されました。本研究は地球深部探査船「ちきゅう」の下北八戸沖のIODP第337次掘削調査によって採取された試料を用いて実施されたものです。

コザレリ賞(Cozzarelli Prize)は2005年に設立され、2007年に米国の生化学者でありPNASの編集長(Editor-in-Chief)を務めたニック・コザレリ(Nick Cozzarelli)の栄誉を称え命名された賞です。2017年にPNASに掲載された6分野(※1)中の論文のうち科学的卓越性と独創性を反映した各1論文にのみ授与されます。本研究は応用生物・農業・環境科学部門での受賞となりました。

※1:物理学および数理科学、生物科学、エンジニアリングおよび応用科学、バイオメディカルサイエンス、行動科学および社会科学、応用生物・農業および環境科学

受賞題目:
海底下2キロメートルの石炭層に倍加時間が数百年以上の微生物群を発見
~メチル化合物を食べながら海底炭化水素資源の形成プロセスに関与~

2018年2月28日

渡 健介 技術主任、杉本 文孝 技術主任が平成29年度水路技術奨励賞を受賞

渡 健介 技術主任、杉本 文孝 技術主任
(左から:坪根 聡氏(株式会社インターリンク)、渡 健介 技術主任、杉本 文孝 技術主任)

渡 健介 技術主任、杉本 文孝 技術主任(海洋工学センター 海洋戦略技術研究開発部)が、開発に携わった株式会社インターリンク 開発部 坪根 聡氏とともに、平成29年度水路技術奨励賞を受賞いたしました。
この賞は、我が国の水路技術の発展に寄与することを目的とし、優れた業績を残した者に贈られるもので、今回は我が国で初めて北極海における海氷下の自律航走に成功したこと等、今後の北極海での科学研究と本格的な北極海観測用のAUV開発に向けて貴重な知見をもたらしたことが評価されました。
授賞式は、2月27日に霞が関ビル35階 東海大学校友会館 三保の間・霞の間にて行われました。

対象研究テーマ:
北極海 海氷下観測用小型AUVの開発

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