トップページ > JAMSTECニュース > 海洋地球研究船「みらい」大航海 SORA2009

海洋地球研究船「みらい」大航海

質問コーナー

質問と回答

  • 「みらい」では、余暇はどのように過ごしているのでしょうか。
    「みらい」は大きな船なので、娯楽施設もあるのでしょうか。
    それとも、食事が最大の楽しみでしょうか。
  • 食事も確かに大きな楽しみの一つですが、他にも「みらい」には、 雑誌や文庫が置いてある部屋やビデオルームがあり、閲覧することができます。 また、トレーニングジムとサウナがあります。実際にジムでは、ボクササイズなどのDVDプログラムに沿ってみんなで汗を流していますし、サウナも含めて、今航海でも大活躍です。観測など肉体作業が続く中で、それでも汗を流すのは最高のリフレッシュです。

    食事については3月17日のレポートにも掲載しておりますので、ご覧ください。
  • どうしたら「みらい」に乗って働けますか?
  • 「みらい」に乗船して働くには、
    1.研究者として、2.船長他乗組員として、そして、3.観測技術員として乗船する方法があります。

    1.研究者として乗船する
    「みらい」だけでなくJAMSTECの調査船は、日本の研究所・大学の研究員はすべて乗船する資格があります。ただし、年に一度開催される研究課題の公募に応募いただき、厳正なる審査により、採択されることが必要です。

    2.船長他乗組員として乗船する
    乗組員の仕事には、いろいろな仕事があります。
    船長、機関長、電子長、航海士、機関士、甲板手、操機手ほか、船内の食事等を担当する事務部で働く人たちなど、それぞれの分野で、乗組員として働く事ができます。なお、「みらい」は外部の会社に運航をお願いしていますが、他にJAMSTEC職員で運航している船もあります。

    3.観測技術員として乗船する
    観測技術員は、JAMSTECならではの職種で、採取した試料(海水、大気、採泥、岩石等)の分析や船に搭載された観測機器のデータ(測深器、重力計、磁力計等)の取得と取りまとめを専門に行います。「みらい」に搭載された観測機器の扱いに関してまさにプロで、彼らに任せておけば、高精度での観測ができます。