トップページ > 広報活動 > 船舶一般公開 > 「ちきゅう」和歌山県新宮港 一般公開 開催報告

 おかえりなさい!「ちきゅう」
 和歌山県新宮港で一般公開を開催しました

地球深部探査船「ちきゅう」は、約6ヶ月にわたる今年度の南海トラフでの科学掘削を終え、2月5日に和歌山県新宮港に入港しました。2月10日からは、2日間に渡って一般公開を開催し、航海から戻ってきたばかりの「ちきゅう」の船内を見学していただきました。

一般公開では、乗船受付開始前から長蛇の列ができるほど、たくさんの皆さんにお越しいただき、関係者一同、嬉しい悲鳴をあげました。2日目は、うねりが強く高くなる予報のため、やむなく午前中で乗船受付を打ち切り、「ちきゅう」は午後3時に離岸しましたが、2日間で9586人という多くの皆さんに船内を見学していただき、つい数日前まで150人の乗組員が南海トラフの洋上で格闘していた臨場感そのままの船上をご覧いただきました。また、今回の一般公開では、新宮市にお住まいの大川様ご家族が、「ちきゅう」への通算7万人目の見学者となり、恩田船長との記念撮影が行われました。

見学いただいた方、また、残念ながら急な出港で乗船できなかった方(ごめんなさい)、そして、最後まで新宮港から出港する「ちきゅう」を見送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。

南海トラフでの科学掘削は、今年度の第1ステージの調査を終え、地震や津波の発生メカニズムの全体像を理解するための重要な地層サンプルやデータを得ることに成功しました。来年秋からは次のステージに進み、さらなる掘削を行う予定です。これからも「ちきゅう」の科学掘削への応援をよろしくお願いします。


地球深部探査センター

南海トラフ地震発生帯掘削計画

入港を新宮市の園児の皆さんに迎えていただきました。

2月10日からは船内を一般公開。
開始前から多くの方にお越しいただきました。
保管庫
お手伝いいただいた新宮市の皆さんと公開の準備。皆さんお疲れ様でした。
展示-1
タラップを登って、さあ「ちきゅう」に乗船です。
観察コーナー
操舵室の様子
地下圧力
船橋からの眺め。1日目は好天に恵まれました。
クリーンルーム内
真近で望む掘削やぐら(デリック)は迫力満点。
深海映像コーナー
掘削ですり減ったドリルビットに触れてみる。

ここからは研究エリア。CTスキャンで地層サンプルの内部を可視化します。
地下圧力
地下に住む微生物のDNA分析や培養をします。

今回の調査で採取した本物の南海トラフの地層サンプルも特別展示。
地下圧力
地球磁場の影響を受けない磁気シールドルーム。

「うねり」が強くなってきたため、「ちきゅう」は予定よりも半日早く出港しました。
遠くから駆けつけていただいたのに乗船できなかった皆さん、本当にごめんなさい。