トピックス一覧

2023年

12月

2023.12.21 NEW
マイクロX線CTを用いた海洋微小プランクトンの殻密度を精密に計測する手法を開発
~海洋酸性化による影響の実態解明と将来予測に向けたブレークスルー~

地球表層システム研究センターの木元克典主任研究員堀内里香臨時研究補助員は、東北大学総合学術博物館の佐々木理協力研究員、有限会社ホワイトラビットの岩下智洋氏との共同研究により、マイクロフォーカスX線CT装置(MXCT)を用いて、世界の海洋に生息する微小な動物プランクトンである浮遊性有孔虫の殻密度と殻重量を直接、高精度に計測する方法を世界に先駆けて開発しました。


10月

2023.10.10
黄砂が海の生態系を育むって本当?
~海水中の石英粒子から海洋への黄砂沈着フラックスを推定~

地球表層システム研究センターの現在進行するさまざまな環境変化が海洋生態系に与える影響を調べるため、観測点 K2(北緯47度、東経160度)を中心とした西部北太平洋亜寒帯域での大気・海洋観測を2005年から行っています。
長島佳菜 副主任研究員、杉江恒二副主任研究員、藤木徹一主任研究員、宮川拓真副主任研究員、竹谷文一グループリーダー代理、野口真希グループリーダー、北海道大学、広島大学、九州大学の研究者らと共同で、海洋に沈着する黄砂のフラックスを定量的に評価する分析手法を新たに開発し、K2を含めた近海で採取した海水濾過試料から海洋への黄砂沈着フラックスとその季節性の解明に成功しました。
本成果は、「Scientific Reports」に9月29日付け(日本時間)で掲載されました。
Asian dust‑deposition flux to the subarctic Pacific estimated using single quartz particles 10.1038/s41598-023-41201-6


7月

2023.7.29 NEW
「ロックダウンによる人為起源エアロゾル減少が気候に与える影響を全球規模で解明
―衛星観測に基づく原料物質の排出量変化から現実的な評価を可能に―」

地球表層システム研究センターの関谷高志研究員、宮崎和幸招聘主任研究員(アメリカ航空宇宙局 ジェット推進研究所)、須藤健悟招聘上席研究員(名古屋大学)らの研究チームは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)パンデミック期の世界的なロックダウンに伴う排出量の減少により、大気中で作られる人為的なエアロゾル粒子量がどの程度変化し、地球の熱エネルギーバランスに影響を与えたかを明らかにした研究成果を『Science Advances』において発表しました。


2023.7.25
MR23-05Leg2観測航海ブログがスタートました!


2023.7.13
MR23-05Leg1観測航海ブログがスタートました!


5月

2023.5.22
地球表層システム研究センターの杉江恒二 研究員、むつ研究所 脇田昌英 副主任研究員らは、東北環境科学サービス株式会社、地方独立行政法人青森県産業技術センター、国立大学法人北海道大学大学院水産科学研究院および国立研究開発法人水産研究・教育機構と2010年から継続している共同モニタリング研究の成果を「Environmental Research」に発表しました。


4月

2023.4.14
長島 佳菜 副主任研究員のコラムが、JAMSTEC BASEに掲載されました!

今年も、春先の迷惑な風物詩「黄砂」、が日本にやってきました。
洗濯物に土埃がついてしまう、視程が悪くなるなど、日常の生活において不都合を感じる場面のほうが多いかもしれません。
一方で、その素性はあまりよく知られていません。
黄砂とは何なのか?、どこからどのようにして飛んでくるのか?、実は役に立つ面もある?、将来は黄砂飛来頻度が増えるのか減るのか?など、長島佳菜副主任研究員(海洋生態系研究グループ)が分かりやすく解説します。


3月

2023.3.20
Carbon Briefのウェブ記事
Analysis: How the diversity of IPCC authors has changed over three decades
のうち、グローバル・サウスの専門家はIPCC活動でどんな困難に直面するか?の節で、Prabir K. Patra GL代理が登場しています。


2023.3.20
木元克典主任研究員が取材された記事が、朝日新聞夕刊の一面と、朝日新聞デジタルに掲載されました!


1月

2023.1.10
木元克典主任研究員が、マイクロフォーカスX線CT装置(MXCT)を用いた海洋プランクトンの骨格密度の計測方法に関する案件について、国内特許を取得しました!


発明の名称

密度測定方法および較正基準試料並びにその作製方法

2022年

11月

2022.11.29
「最終退氷期に南大洋チリ沖の深層水が二酸化炭素を大量に放出していたことを明らかに」
岩崎晋弥JSPS外来研究員(現ブレーメン大学海洋科学研究センター研究員:2019年度まで所属、肩書は当時のもの)、原田尚美招聘上席研究員長島佳菜副主任研究員木元克典主任研究員は、ドイツ・アルフレッド ウェゲナー極地海洋研究所およびライプニッツ・バルト海研究所との共同研究成果を『Nature Comminications』において発表しました。



Nature Comminications

本論文のポイント

◆マイクロフォーカスX線CT装置を用いた海底堆積物試料中の浮遊性有孔虫化石の分析により、深層水炭酸イオン濃度を定量的に復元する手法を世界で初めて実用化。
◆大気中の二酸化炭素濃度が上昇する最終退氷期初期(約19,000-15,000年前)に南大洋(南極海を取り巻く海)チリ沖の深層水が二酸化炭素を大量に放出していたことを明らかにした。
◆海底堆積物試料を基に、古い時代の海洋の炭素貯蔵量を定量的に推定することが可能となった。これにより海洋が持つ炭素貯蔵能力の解明が飛躍的に進むことが期待される。

2022.11.10
杉江恒二研究員本多牧生上席研究員(シニア)が、POGO (Partnership for Observation of the Global Ocean)のウエブサイト記事(JAMSTECの酸性化研究・生物炭素ポンプ研究)執筆に協力しました。


9月

2022.9.30
粕谷拓人研究生(地球環境部門 地球表層システム研究センター 海洋生態系研究グループ)が、9月7日(水)〜9月9日(金) にハイブリッド開催(+オンライン討論期間:9月5日(月)~9月12日(月))された 日本地球化学会 第69回年会において学生発表賞(奨励賞)を受賞しました!


受賞タイトル

最終間氷期における南パタゴニア氷床の大規模融解

関連リンク


7月

2022.7.12
地球表層システム研究センターは、NHKの番組制作に協力しました。
MXCT(マイクロフォーカスX線CT装置)を使って、北極海に棲息する浮遊性巻貝(有殻翼足類)リマシナ・ヘリシナの殻密度や、東京湾の二枚貝類の殻厚の計測を行いました。


5月

2022.5.27
本多牧生上席研究員(シニア)(地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループ)が、第37回海洋化学学術賞を受賞しました!
この賞は、海洋化学の分野で顕著な学術業績をあげた研究者に対し公益財団法人海洋化学研究所より贈られる賞です。授与式及び受賞記念講演が、2022年4月23日に京都大学楽友会館で執り行われました。



4月

2022.4.19
MR22-03観測航海ブログがスタートました!


3月

2022.3.22
MR21-01航海(IMPACT-SEA)で取得したデータの解析情報の共有を目的としたデータ検討会がオンラインで行われました!


1月

2022.1.24
トンガ海底火山噴火の気候影響について、関谷高志研究員がコラムを執筆しました。


2022.1.13
Naveen Chandra ポスドク研究員らが2021年日本気象学会気象集誌論文賞を受賞


2021年

12月

2021.12.21
MR21-06「西部北太平洋亜熱帯域におけるアジア域由来人為起源物質の分布と生態系への影響」みらい観測航海日誌ブログ【Leg2】がスタートしました!
本航海の観測実施内容や船内生活について日々レポートしていきます。


2021.12.14
栗栖美菜子Young Research Fellow(地球環境部門 地球表層システム研究センター 海洋生態系研究グループ)が、第5回海洋化学奨励賞(30歳未満)を受賞しました。

この賞は、海洋化学の分野で顕著な学術業績をあげ、将来を期待される若手研究者に対し公益財団法人海洋化学研究所より贈られる賞です。授与式及び受賞記念講演は、2021年11月13日に京都で開催された公益財団法人海洋化学研究所75周年記念秋季講演会において執り行われました。


左:栗栖Young Research Fellow、右:原田部門長
受賞者たちと記念撮影

栗栖Young Research Fellow発表の様子

受賞対象研究

鉄安定同位体比を用いた、エアロゾル中の起源の異なる鉄の海洋表層への寄与推定に関する研究

関連リンク

2021.12.14
栗栖美菜子Young Research Fellow(地球環境部門 地球表層システム研究センター 海洋生態系研究グループ)が、2021年10月25日(月)~29日(金)に開催された PICES 2021 Virtual Annual Meeting -Towards a shared vision of sustainable marine ecosystems-の, S5:BIO/POC Topic Session: Atmospheric nutrient deposition and microbial community responses, and predictions for the future in the North Pacific Ocean で Best Oral Presentation Award (BIO) を受賞しました。


受賞タイトル

Estimation of the contribution of combustion Fe in marine aerosols over the North Pacific using Fe stable isotope ratios

関連リンク

11月

2021.11.8
MR21-06「西部北太平洋亜熱帯域におけるアジア域由来人為起源物質の分布と生態系への影響」みらい観測航海日誌ブログがスタートしました!
本航海の観測実施内容や船内生活について日々レポートしていきます。


10月

2021.10.26
物質循環・人間圏研究グループ 海洋班の令和2年度活動報告を掲載しました。


2021.10.11
第18回「地球環境シリーズ」講演会
「カーボンニュートラルの科学~IPCC最新評価報告書からのメッセージ~」

にて 、IPCC AR6最新報告書の話をお届けします。(一般向け)
日時:2021年10月28日(木)13:00~16:30
開催方法:オンライン(Zoom、YouTube配信)、録画でも後日ご覧いただけます
参加登録:不要
参加費:無料





2021.10.11
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表 -JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
を連載中です。


9月

2021.9.29
ケイ質殻プランクトンのシリカ定量方法を開発 ~西部北極海のケイ素循環における放散虫の役割を解明~

【要旨】海洋生物環境研究所、海洋研究開発機構、オスロ大学(ノルウェー)、産業技術総合研究所の研究チームは、マイクロフォーカスX線CTを使ったケイ質殻プランクトンのシリカ(SiO2)を迅速、正確に定量する新たな手法を開発するとともに、西部北極海のケイ素循環における放散虫の役割を明らかにしました。本研究で開発した手法は、地質試料中のプランクトン化石にも適用可能であり、過去から現代までの海洋物質循環におけるケイ質殻プランクトンの機能解明を通して、地球温暖化による生物を介した環境変化の将来予測につながることが期待されます。
本成果は、2021年9月7日にLimnology and Oceanography誌に掲載されました(https://doi.org/10.1002/lno.11928)。


論文タイトル

New evaluation of species-specific biogenic silica flux of radiolarians (Rhizaria) in the western Arctic Ocean using microfocus X-ray computed tomography

キーワード

原生生物、放散虫、ケイ素循環、マイクロフォーカスX線CT、北極海

研究チーム

  • 公益財団法人海洋生物環境研究所:池上 隆仁
  • 国立研究開発法人海洋研究開発機構:木元 克典、中村 由里子、小野寺 丈尚太郎原田 尚美本多 牧生佐藤 都、渡邉 英嗣、伊東 素代、西野 茂人、菊地 隆
  • オスロ大学:Kjell R. Bjørklund
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所:倉本 直樹、植木 正明、大田 由一
図1
西部北極海に産出する主要な放散虫13分類群をCTスキャンして得られた3次元モデル。空間分解能は0.45µm。

7月

2021.7.29
「科研費基盤A 西部北太平洋のマーチンカーブ」の2020年度の主な研究成果を掲載しました。


2月

2021.2.16
MR21-01みらい観測航海日誌ブログがスタートしました!
本航海の観測実施内容や船内生活についてレポートしていきます。


2020年

12月

2020.12.1
MR20-E02「アジア大気微量物質による海洋生物地球化学への影響評価」みらい観測航海日誌ブログがスタートしました!
本航海の観測実施内容や船内生活についてレポートしていきます。


11月

2020.11.26
物質循環・人間圏研究グループ「計測イノベーション:ハイパースペクトル・ドローン・高解像度衛星の活用」の計画内容を掲載しました。


2020.11.24
朱春茂研究員が2020年度日本大気化学会奨励賞を受賞!

朱春茂研究員(地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループ)が、2020年度日本大気化学会奨励賞を受賞しました。

この賞は、大気化学の分野で優れた研究を行った、満39歳以下または学位取得後10年未満の会員に贈られるものです。授賞式および受賞者記念講演は、第25回大気化学討論会会期中の2020年11月12日に、 オンラインで行われました。


朱春茂研究員 授賞式の様子。


受賞対象研究

現場・リモート観測および大気輸送モデルを用いた炭素性エアロゾル発生に関する陸域生態系変動との統合的研究

関連リンク

5月

2020.5.22
物質循環・人間圏研究グループ 海洋班の令和元年度活動報告を掲載しました。


2020.5.11
基盤研究A「西部北太平洋のマーチンカーブ=光学的手法による沈降粒子鉛直変化率の数値化=」ウェブサイトに2019年度成果を掲載しました。


2020.5.1
マイクロフォーカスX線CT装置による微小な対象物についての形態情報取得、および密度計測分析受託』サイトをリリースしました!



マイクロサイズの炭酸塩試料(有孔虫、有殻翼足類、貝、サンゴなど)をはじめとした微小な対象物について国内外の研究・教育機関に向けた形態情報取得の受託分析を行います。


3月

2020.3.12
2月27日のNHK北海道の夕方のニュースにて、流氷観光船「ガリンコ号」での海洋調査について報道されました!
本研究は、J-ARCNet(北極域研究共同推進拠点)によってサポートされています。


1月

2020.1.24
1月16日にESSセンター全体での研究成果交換会を行いました。


2020.1.23
科研費基盤A、海洋大気バイオエアロゾル課題(代表者:金谷有剛)のホームページが公開されました。


2019年

12月

2019.12.26
オホーツク海沿岸の海洋酸性化モニタリングの開始

オホーツク海沿岸における海洋環境変化と海洋生物への影響評価を行うため、紋別市港湾敷地内の水深5mに2器のpH/pCO2センサーを設置し、2019年12月より観測を開始しました。この観測は2022年まで継続して実施される予定です。

本研究は海洋研究開発機構 地球環境部門と紋別市との共同研究契約に基づき実施しています。


設置風景
設置風景
海底付近に固定されたセンサー
海底付近に固定されたセンサー
オホーツクガリンコタワーへの渡海橋より係留したセンサー
オホーツクガリンコタワーへの渡海橋より係留したセンサー

2019.12.17
マイクロフォーカスX線CTを用いた手法が従来よりも正確な殻溶解強度測定を可能にすること、また深層水炭酸イオン濃度指標として応用できることを明らかに。
(主著者:岩崎外来研究員、共著者:木元主任技術研究員


Title: Micro‐CT Scanning of Tests of Three Planktic Foraminiferal Species to Clarify Dissolution Process and Progress
Authors: Shinya Iwasaki, Katsunori Kimoto, Yusuke Okazaki, Minoru, Ikehara
Journal: Geochemistry Geophysics Geosystems

<要旨>
西部北太平洋で採取した表層堆積物中の3種類の浮遊性有孔虫殻をマイクロフォーカスX線CTにより測定し、殻の溶解プロセスの解明および殻溶解強度と深層水炭酸塩飽和指数の対比を行った。その結果、マイクロフォーカスX線CTを用いた手法が従来よりも正確な殻溶解強度測定を可能にすること、また深層水炭酸イオン濃度指標として応用できることを明らかにした。

2019.12.12
『KH19-06-Leg3 白鳳丸観測航海日誌』を公開しました!
2019年11月27日から12月16日までの観測航海の様子をお伝えしていきます。


11月

2019.11.12
金谷有剛センター長代理が2019年度日本気象学会堀内賞を受賞!

金谷有剛センター長代理・上席研究員(地球環境部門 地球表層システム研究センター)が、2019年度日本気象学会堀内賞を受賞いたしました。

この賞は、気象学の境界領域・隣接分野あるいは未開拓分野における調査・研究・著述等により、気象学あるいは気象技術の発展・向上に大きな影響を与えた会員に贈られるものです。授賞式および受賞者記念講演は、2019年度秋季大会会期中の2019年10月29日に、福岡国際会議場で行われました。


金谷センター長代理(左)受賞式の様子。岩崎俊樹理事長(右)とともに。

10月

2019.10.4
『MR18-03C みらい北極観測航海日記』を公開しました!
2019年9月27日から11月10日まで、約45日間の観測航海の様子を随時お伝えしていきます。


2019.10.1
『KEO time-series sediment trap data』に新しいデータを追加しました。


9月

2019.9.13
西部北太平洋の”トワイライトゾーン”の有機炭素輸送に原生生物のフェオダリアが重要な役割を果たしていることを解明。
(共著者:木元主任技術研究員, 佐藤技術スタッフ, 本多上席技術研究員, 原田センター長, 藤木主任技術研究員


Phaeodaria: An Important Carrier of Particulate Organic Carbon in the Mesopelagic Twilight Zone of the North Pacific Ocean

Takahito Ikenoue, Katsunori Kimoto, Yusuke Okazaki, Miyako Sato, Makio C. Honda, Kozo Takahashi, Naomi Harada, Tetsuichi Fujiki

<要旨>
これまであまり注目されなかった>1 mm沈降粒子が、西部北太平洋の海洋表層と深層の間の“トワイライトゾーン”において有機炭素輸送に貢献しており、その主要な運び手の一つがフェオダリアと呼ばれる浮遊性原生動物であることを明らかにしました。フェオダリアを解剖し、珪質骨格と軟体部に分けることで体表面に多数付着したフェオダリア以外の粒子を除き、フェオダリア由来の有機炭素量の直接測定を初めて実現しました。

2019.9.6
『KH19-04 白鳳丸観測航海記』を公開しました!7月20日~7月30日に行われた観測航海の様子をお伝えします。


2019.9.5
宮川拓真研究員が2019年度日本エアロゾル学会奨励賞を受賞!

宮川拓真研究員(地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループ)が、2019年度日本エアロゾル学会奨励賞を受賞することとなりました。

この賞は、今後の日本エアロゾル学会への貢献あるいはエアロゾル研究分野における活躍が大いに期待される学生会員、および受賞年の4月1日に満40歳以下の正会員に与えられるものです。
授賞式は、9月5日に広島大学 サタケメモリアルホールにて行われました。


授賞式の様子(向かって左側が宮川研究員)

受賞対象研究

炭素性エアロゾルの動態解明のための先端的計測手法の研究開発と実大気展開

関連リンク

日本エアロゾル学会:https://www.jaast.jp/new/home-j.html

7月

2019.7.22
岩崎外来研究員(主著)と木元主任技術研究員(共著)の論文が『Scientific Reports』に掲載されました。


Iwasaki, S., Kimoto, K., Sasaki, O., Kano, H., Uchida, H.
Sensitivity of planktic foraminiferal test bulk density to ocean acidification


<要旨>
北太平洋WOCE-P01側線において採取した浮遊性有孔虫についてマイクロフォーカスX線CTを使って殻密度と炭酸系の関係を調べた。その結果、海水の炭酸イオン濃度と殻密度には密接な関係があることが示され、浮遊性有孔虫が海洋酸性化の指標として有効であることが定量的に初めて示された。

6月

2019.6.28
『西部北太平洋のマーチンカーブ=光学的手法による沈降粒子鉛直変化率の数値化=(文部科学省科学研究費補助金 基盤研究Aプロジェクト2018-2022)』2018年度研究成果ページを公開しました。


2019.6.18
物質循環・人間圏研究グループ 海洋班の平成30年度活動報告を掲載しました。


5月

2019.5.31
MR19-02「西太平洋スーパーサイト網の構築と拡充に向けた観測研究」みらい観測航海日誌がスタートしました!


2019.5.27
採用情報のお知らせ


2019.5.21
木元主任技術研究員が3章の1「海洋酸性化と深層循環」を担当した書籍
『深海――極限の世界 生命と地球の謎に迫る』が講談社より発売されました!


2019.5.21
地球表層システム研究センター活動報告(2019年5月)の概要を公開しました!


4月

2019.4.15
研究成果ページ『西部北太平洋のマーチンカーブ=光学的手法による沈降粒子鉛直変化率の数値化=(文部科学省科学研究費補助金 基盤研究Aプロジェクト2018-2022)』を公開しました。


2019.4.1
地球表層システム研究センターに組織変更しました!


2019年3月まで、旧RCGCのトピックス一覧

3月

2019.3.22
海洋生態系動態変動研究グループ・木元主任技術研究員が撮影し、国立科学博物館研究者の仲村康秀さんと共同で応募したプランクトンの画像が、科学技術団体連合の「科学の美」コンテストに入賞いたました!


2月

2019.2.26
「第147回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:熊本雄一郎 (RCGC) )


2018年

12月

2018.12.11
「第145回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:細田滋毅(RCGC) 、杉浦望実 (RCGC) )


2018.12.3
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Onur Kerimoglu (Helmholtz-Zentrum Geesthacht))を開催しました!


11月

2018.11.27
海洋生態系動態変動研究グループ・杉江技術研究員が「北極の温暖化がプランクトンを通じた生態系に及す影響」について撮影協力し、テレビ朝日「報道ステーション」にて放映されました。


2018.11.27
「第144回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:伊藤大樹 et al. (中央水研) )


2018.11.22
「第143回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:勝又 勝郎 (RCGC) )


2018.11.9
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:George L. Hunt, Jr. (Univ. of Washington))を開催しました!


10月

2018.10.28
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Chih-hao Hsieh (Institute of Oceanography, National Taiwan University, Taiwan))を開催しました!


2018.10.22
「第141回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:杉浦望実 (RCGC) )


2018.10.9
「第140回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:梅田 振一郎 (RCGC) )


2018.10.1
地球環境観測研究開発センター会議 平成30年度第5回(2018年9月20日)の概要を公開しました!


8月

2018.8.31
地球環境観測研究開発センター会議 平成30年度第5回(2018年8月22日)の概要を公開しました!


7月

2018.7.30
地球環境観測研究開発センター会議 平成30年度第4回(2018年7月19日)の概要を公開しました!


2018.7.6
地球環境観測研究開発センター会議 平成30年度第3回(2018年6月20日)の概要を公開しました!


6月

2018.6.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:笹井主任研究員、Lan Smith主任研究員)を開催しました!


2018.6.21
KEOセジメントトラップデータ2016-2017を公開しました。


2018.6.19
「おしょろ丸 北極航海日誌」がスタートしました!
北極での観測航海の情報をブログ形式でお伝えしていきます!


2018.6.15
地球環境観測研究開発センター会議 平成30年度第2回(2018年5月25日)の概要を公開しました!


5月

2018.5.24
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:喜多村技術研究員、Siri Ofstadさん)を開催しました!


2018.5.1
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Siswanto研究員、長島技術研究員)を開催しました!


3月

2018.3.29
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:佐藤技術スタッフ、中村技術スタッフ)を開催しました!


2018.3.27
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第12回(2018年3月16日)の概要を公開しました!


2018.3.12
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:野口技術主任、島研究生)を開催しました!


2月

2018.2.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:García-Comasポストドクラル研究員、小野寺主任研究員)を開催しました!


2018.2.13
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:木村特任技術副主任、塩崎特任研究員)を開催しました!


2018.2.2
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第10回(2018年1月22日)の概要を公開しました!


1月

2018.1.30
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Bingzhang Chen、Siri Ofstad)を開催しました!


2018.1.12
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:藤木主任技術研究員、原田グループリーダー)を開催しました!


2017年

12月

2017.12.28
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第9回(2017年12月19日)の概要を公開しました!

2017.12.25
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:杉江技術研究員)を開催しました!


2017.12.15
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Tasuku Akagi (Department of Earth and Planetary Sciences, Kyushu University))を開催しました!


2017.12.7
海洋生態系動態変動研究グループ・木元主任技術研究員が共同開発した3D標本展示用ソフトウェアOden®(オーデン)が公開されました!


2017.12.4
「第139回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:杉浦 望実 (地球環境観測研究開発センター))


11月

2017.11.30
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Dr. Esteban Acevedo-Trejos(Dept. Theoretical Ecology and Modelling, Leibniz-Zentrum für Marine Tropenforschung (ZMT) GmbH, Leibniz Centre for Tropical Marine Research))を開催しました!


2017.11.27
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第8回(2017年11月17日)の概要を公開しました!

2017.11.17
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:L. Smith主任研究員・Chen特任研究員・Sergio M. Vallina (Gijon Oceanography Centre (IEO), Spanish Institute of Oceanography)、木元主任技術研究員)を開催しました!


2017.11.16
採用情報のお知らせ


地球環境観測研究開発センターでは、研究成果等を発信するためのウエブサイトおよびデータサイトの更新、ならびに関連業務に従事する研究支援パートタイマー1名を募集します。
詳しくは、下記のJAMSTEC採用サイトのページをご覧ください。

2017.11.10
「第138回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:牛島 悠介 (京都大学大学院理学研究科) )


2017.11.6
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第7回(2017年10月25日)の概要を公開しました!

2017.11.2
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:喜多村技術研究員、橋岡研究員)を開催しました!


10月

2017.10.12
「第137回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:John Philip Matthews (Environmental Satellite Application, Kyoto Univ.) )


2017.10.10
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:長島技術研究員、笹井主任研究員)を開催しました!


9月

2017.9.29
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第6回(2017年9月21日)の概要を公開しました!


2017.9.28
採用情報のお知らせ


地球環境観測研究開発センター 地球表層物質循環研究グループでは、中期計画を実施するにあたり、対象の研究分野に従事する任期制職員(研究員もしくは技術研究員)1名を募集いたします。
詳しくは、下記のJAMSTEC採用サイトのページをご覧ください。

2017.9.25
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Siswanto研究員)を開催しました!


2017.9.12
「MR17-05みらい航海日誌」の更新情報をツイッター・JAMSTEC公式アカウントにてツイート開始!


2017.9.12
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Sergio Vallina (Gijon Oceanography Centre (IEO), Spanish Institute of Oceanography))を開催しました!


2017.9.5
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第5回(2017年8月25日)の概要を公開しました!


8月

2017.8.31
7月1日より地球表層物質循環研究グループが発足しました(グループHP参照)。


2017.8.25
「MR17-05みらい航海日誌」がスタートしました!
北極での観測航海の情報をブログ形式でお伝えしていきます!


2017.7.17
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Yoshio Masuda, Yasuhiro Yamanaka (Hokkaido University))を開催しました!


7月

2017.7.28
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第4回(2017年7月20日)の概要を公開しました!


2017.7.14
「MR17-04みらい航海日誌」がスタートしました!
北太平洋およびベーリング海での観測航海の情報をブログ形式でお伝えしていきます!


6月

2017.6.30
「第136回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:名倉研究員)


2017.6.27
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第3回(2017年6月15日)の概要を公開しました!


2017.6.26
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Megumi Chikamoto (Utah State University / IPRC, University of Hawaii))を開催しました!


2017.6.23
藤木 主任技術研究員海洋生態系動態変動研究グループ)の寄稿「時系列観測定点K2と係留系観測」がOMIXニュースレターに掲載されました!


2017.6.16
「第135回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:重光技術研究員)


2017.6.9
「第134回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:井上主任研究員 他)


2017.6.5
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:小野寺主任研究員、塩崎特任研究員)を開催しました!


2017.6.2
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第2回(2017年5月25日)の概要を公開しました!


5月

2017.5.26
杉江 恒二 技術研究員海洋生態系動態変動研究グループ)が2017年度日本海洋学会岡田賞を受賞しました!
この賞は、海洋学において顕著な学術業績を挙げた36歳未満の学会員に贈られるものです。

日比谷 紀之 学会長(左)、杉江 恒二 技術研究員(右)

受賞対象論文:植物プランクトン動態および生元素循環に対する海洋酸性化の影響評価
珪藻種の分類、形態変化の解析並びに珪藻の生理生態学的理解と併せて、各種の化学分析技術と溶液化学の熱力学理論とを融合させた独創的な研究を推進することで,人類が直面する最大の環境問題の一つである海洋温暖化・酸性化現象は、植物プランクトンの生理生態応答を変化させ、ひいては海洋低次生態系や物質循環系にも影響することを解明した功績が称えられました。


2017.5.22
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:野口技術主任、原田グループリーダー)を開催しました!


2017.5.1
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:島研究生、木村特任技術副主任)を開催しました!


4月

2017.4.28
地球環境観測研究開発センター会議 平成29年度第1回(2017年4月17日)の概要を公開しました!


2017.4.28
「第133回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:勝又主任研究員)


2017.4.17
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Chen特任研究員・Lan Smith主任研究員、岩崎外来研究員)を開催しました!


2017.4.14
「第132回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:村田昌彦グループリーダー)


2017.4.4
海洋生態系動態変動研究グループS. Lan Smith主任研究員が制作したプランクトン研究の紹介ムービーが、JAMSTECチャンネルにて配信中!


プランクトンと気候変動 Vol.4 プランクトンの多様性とその役割

食物連鎖の底辺で海洋生態系を支える植物プランクトン。私たちの研究により明らかになった植物プランクトンのサイズの多様性と成長速度の関係は、植物プランクトン以外の生物の多様性と成長速度の関係を理解する上でも役立ちます。この動画では、環境とプランクトンの関係性に着目し、私たちが行っている研究についてご紹介します。

※画像をクリックすると再生できます。


CREST研究課題「北太平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づいた新しい生態系モデルの開発」(研究代表:S.ラン・スミスJAMSTEC主任研究員)では、プランクトンの適応戦略を考慮することにより、単純な構造でありながら地域から全球規模の生態系変動をより現実的に再現できる、画期的で新しい生態系モデルの開発を目指します。

2017.4.3
2017年4月3日に当機構の業績表彰が行われ、海洋循環研究グループの平野瑞恵技術スタッフが業務改善功績賞を受賞しました!
アルゴフロート搭載海洋観測センサーの事前検定に、新たな手法を導入することで検定可能台数を飛躍的に向上させ、効率的な観測研究に貢献した功績を称えられました。


平野瑞恵技術スタッフ
平野瑞恵技術スタッフ

3月

2017.3.28
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第11回(2017年3月22日)の概要を公開しました!


2017.3.24
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:佐藤技術スタッフ、中村技術スタッフ)を開催しました!


2017.3.14
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:吉木特任技術スタッフ、Lan Smith主任研究員・橋岡研究員・Chen特任研究員)を開催しました!


2月

2017.2.28
海洋生態系動態変動研究グループの岩崎外来研究員と木元主任技術研究員が行った2016年度地球環境史学会年会において行った発表が、優秀発表賞に選ばれました!


受賞題目:
海洋表層環境が浮遊性有孔虫(G. bulloides)の殻形成に与える影響の評価

関連リンク

地球環境史学会 優秀発表賞

2017.2.28
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:藤木主任技術研究員、木元主任技術研究員)を開催しました!


2017.2.14
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:橋岡研究員、喜多村技術研究員)を開催しました!


2017.2.7
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第9回(2017年1月19日)の概要を公開しました!


1月

2017.1.27
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:杉江技術研究員、Rubioポストドクラル研究員)を開催しました!


2017.1.13
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:笹井主任研究員、Chen特任研究員)を開催しました!


2016年

12月

2016.12.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Siswanto研究員、原田グループリーダー)を開催しました!


2016.12.16
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Simone Taglialatela (Instituto de Ciencias Marinas de Andalucía, Department of Coastal Ecology and Management, Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC) - Spanish National Research Council))を開催しました!


2016.12.16
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第8回(2016年12月13日)の概要を公開しました!


11月

2016.11.24
「第131回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:Susana Flecha Saura)


2016.11.17
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第7回(2016年11月15日)の概要を公開しました!


2016.11.11
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Abigail McQuatters-Gollop (Centre for Marine Conservation and Policy, Plymouth University, UK))を開催しました!


2016.11.1
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第6回(2016年10月21日)の概要を公開しました!


10月

2016.10.31
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Dr. Hongbin Liu (Hong Kong University of Science and Technology))を開催しました!


2016.10.3
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:長島技術研究員、野口技術主任)を開催しました!


9月

2016.9.29
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第5回(2016年9月20日)の概要を公開しました!


2016.9.15
採用情報のお知らせ


地球環境観測研究開発センター 海洋生態系動態変動研究グループでは、このたび下記の要領で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(CREST)の研究領域「海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出」における「北太平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づいた新しい生態系モデルの開発」(代表:S.Lan Smith 平成24年~平成30年3月31日)を支援する人材を1名募集いたします。
詳しくは、下記のJAMSTEC採用サイトのページをご覧ください。

2016.9.12
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Markus Pahlow氏 (GEOMAR, Germany)、Garcia-Comas Rubioポストドクラル研究員)を開催しました!


2016.9.6
MR16-06 観測航海日誌を公開しました!8月22日〜10月5日の間、北極海での観測航海の様子を独自の視点でリポートします!


2016.9.6
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Smith主任研究員)を開催しました!


8月

2016.8.8
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第4回(2016年8月2日)の概要を公開しました!


2016.8.5
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Inah Seo氏、Keisuke Shimizu氏)を開催しました!


7月

2016.7.22
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:杉江技術研究員、Jose Luis Otero-Ferrer氏)を開催しました!


2016.7.1
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第3回(2016年6月27日)の概要を公開しました!


6月

2016.6.28
おしょろ丸 観測航海日誌を公開しました!6月19日〜7月15日の約1ヶ月間の観測航海の様子をリポートします!


2016.6.10
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Chen特任研究員、原田グループリーダー)を開催しました!


2016.6.9
JAMSTEC横須賀本部・深海総合研究棟1Fロビーにて、大画面タッチパネルによる3D展示を開始しました!


2016.6.2
「第130回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:安中研究員)


5月

2016.5.30
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第2回(2016年5月24日)の概要を公開しました!


2016.5.20
全地球海洋観測プロジェクト「Argoフロートによる海洋変動研究」のため、アルゴフロートを独立行政法人 海技教育機構 所有「海王丸」より投入していただきました!


2016.5.20
「第129回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:杉浦主任技術研究員)


2016.5.13
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:喜多村技術研究員、笹井主任研究員)を開催しました!


4月

2016.4.26
地球環境観測研究開発センター会議 平成28年度第1回(2016年4月21日)の概要を公開しました!


2016.4.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:SISWANTO研究員、木元主任技術研究員)を開催しました!


2016.4.25
採用情報のお知らせ


海洋循環研究グループでは、日本学術振興会(JSPS)科学研究費助成事業の研究課題である「大規模観測データの統合による太平洋循環の実態把握とメカニズムの解明」(代表:増田周平 平成27年7月1日 ~平成32年3月31日)大型計算機を使った数値実験を支援する人材を1名募集いたします。
詳しくは、下記のJAMSTEC採用サイトのページをご覧ください。

2016.4.15
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:藤木主任技術研究員、橋岡研究員)を開催しました!


2016.4.14
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第12回(2016年3月31日)の概要を公開しました!


2016.4.11
2016年4月1日に当機構の業績表彰がありました。地球環境観測研究開発センターに関連する2名が表彰されています。 RCGCの赤澤文彦技術スタッフに研究開発功績賞、RCGCの研究推進等に尽力した赤根英介事務副主幹に模範賞が、それぞれ授与されました。


赤澤技術スタッフ
赤根事務副主幹

2016.4.11
「第128回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:増田グループリーダー)


2016.4.11
海洋生態系動態変動研究グループ高木研究生が機構で行った博士研究論文が、早稲田大学の小野梓記念学術賞に選ばれました!


受賞論文:Ontogenetic development and termination of photosymbiosis in planktic foraminifers: Photophysiology and stable isotopic signatures(浮遊性有孔虫の光共生の発展と終焉:光合成生理と同位体シグナル)
高木 悠花 大学院創造理工学研究科 博士後期課程 3年

関連リンク

2016.4.4
海洋生態系動態変動研究グループ木元主任技術研究員原田グループリーダーらが共著者の論文が発表されました!


北極海太平洋冬季水で放散虫新種を発見
〜変わりゆく北極海における新たな海洋環境指標種〜

概要

海洋生物環境研究所の池上隆仁研究員は、オスロ大学、ローザンヌ大学、海洋研究開発機構、国立極地研究所の研究グループと共同で北極海において採集した海洋沈降粒子およびプランクトン試料の生物群集解析を行い、その結果、放散虫(※1)の新種2種を発見しました。そのうち1種は現在までに北極海のみで生息が確認されていることから、生息海域に因んでJoergensenium arcticumと命名されました。本種の記載には生物顕微鏡、走査型電子顕微鏡による従来の観察方法に加え、放散虫の種記載では初めての試みとなるマイクロフォーカスX線CT(MXCT)(※2)を用いました。放散虫の種の同定には放散虫骨格の外形だけでなく、内部構造の観察が重要であることからMXCTを用いることでより客観性に優れた形態情報を示すことが可能となりました。多層曳プランクトンネットにより本種の生息深度を調査した結果、北極海の水深100-250 mに存在し、最も水温の低い太平洋冬季水(-1.7℃)と呼ばれる水塊にのみ特徴的に生息することが分かりました。太平洋冬季水は表層の太平洋夏季水に比べ栄養塩豊富なため、貧栄養な海盆へ陸棚の栄養塩を供給する重要なソースになっています。また、太平洋冬季水はpCO2が高く、炭酸塩飽和度Ωが低いため、北極海における海洋酸性化のリスク評価や将来予測を進める上で注目すべき水塊です。この水塊の消長は、今後海氷が消失していくであろう夏季の生物生産を左右するため、北極海の生態系に大きな影響力を持っています。太平洋冬季水に生息する種を追跡することで、急激に変わりゆく北極海の海洋環境をモニターする指標生物として今後役立つことが期待されます。
本種の記載に使用した標本は今後国立科学博物館に収蔵される予定です。

なお、本研究は日本学術振興会の科学研究費補助金基盤研究S(研究課題番号:22221003)および若手研究B(研究課題番号:26740006)の一環として実施したものであり、本成果は、学術雑誌 Marine Micropaleontologyに掲載されました。
Two new living Entactinaria (Radiolaria) species from the Arctic province: Joergensenium arcticum n. sp. and Joergensenium clevei n. sp.

池上隆仁1、Kjell R. Bjørklund2、Paulian Dumitrica3、Anders Krabberød4、木元克典5、松野孝平6、原田尚美5

1.海洋生物環境研究所 中央研究所、2. オスロ大学 地質博物館、3.ローザンヌ大学、4. オスロ大学 生物科学科、5. 海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター、6. 国立極地研究所 国際北極環境研究センター

図1:図1:走査型電子顕微鏡で撮影したJoergensenium arcticum

1–3はJoergensenium arcticumの外骨格を撮影したもので、4は外骨格が破損した個体から内骨格を撮影したもの。本種の同定には4の内骨格の更に内側に存在する内部骨針と呼ばれる構造の観察が決め手となった。
図2:aはJoergensenium arcticum骨格の外形、bはaの最外殻をXY平面で切断し、内殻を露わにしたもの。cは 内殻のみを切り出したものだが、この内殻の中にさらに内部骨針が存在する。dはcの内殻をXY平面で切断し、内部骨針を露わにしたもの。eは内部骨針のみを切り出したもの。マイクロフォーカスX線CT撮影では検体を破壊することなく、これらの観察が可能である。
〔用語解説〕
* 1 放散虫:放散虫は、二酸化ケイ素や硫酸ストロンチウムからなる鉱物質の内骨格を持つアメーバ状生物で、海洋性のプランクトンの単細胞原生動物である。内骨格の大きさは1mmの約1/10から1/20程度。

* 2 マイクロフォーカスX線CTスキャナー:マイクロメートルオーダーの検体にX線を照射することで透過像を得、得られた複数の透過像を再構成することで内部構造を3Dモデル化できる装置。非破壊で,検体の表面構造と内部構造の観察が可能であり,回転したり断面を見たりが自在なほか,長さ・角度計測などもできる。

3月

2016.3.29
Ecosystem Studies for Sub-Arctic and Arctic Seas (ESSAS) Annual Science Meeting 2016 が海洋生態系グループ共催のもと、横浜みなとみらいにて開催されました!

約50名の研究者(日本、アメリカ、ノルウエー、カナダ)が参加し、活発な発表(口頭発表31件、ポスター発表11件)、議論を行いました。
また、アウトリーチの一環として、最終日には一般講演会を実施し、東大大気海洋研の伊藤進一先生にご講演いただきました。


2016.3.29
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:中村技術スタッフ、野口技術主任、他2名)を開催しました!


2016.3.25
国際アルゴ計画の今後を取り決める「AST-17」が横浜研究所で開催されました!
本部からは白山研究担当理事、河野理事補佐が参加し、原田RCGCセンター長代理から開会のあいさつがありました。


2016.3.25
S. Lan Smith主任研究員が制作したプランクトン研究の紹介ムービーが、JAMSTECチャンネルにて配信中!


プランクトンと気候変動 Vol.3 プランクトンの柔軟性

海の環境は朝から晩、季節ごと、場所ごとに異なります。絶えず環境条件が変化する海の­中でプランクトンはどのように生き残っていくのか?そのカギとなるプランクトンの柔軟­性に着目し、私たちが行っている研究をご紹介します。

※画像をクリックすると再生できます。


CREST研究課題「北太平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づいた新しい生態系モデルの開発」(研究代表:S.ラン・スミスJAMSTEC主任研究員)では、プランクトンの適応戦略を考慮することにより、単純な構造でありながら地域から全球規模の生態系変動をより現実的に再現できる、画期的で新しい生態系モデルの開発を目指します。

2016.3.10
木元主任技術研究員、中村技術スタッフが協力した【特別展「恐竜・化石研究所 Dinosaurs & Fossils Lab」】が3月19日(土)より名古屋市科学館にて開催されます!


特別展「恐竜・化石研究所 Dinosaurs & Fossils Lab」 名古屋市科学館

第6研究室「ミクロの化石」にて、マイクロフォーカスX線CTを使った協力をいたしました。

2016.3.10
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第11回(2016年2月22日)の概要を公開しました!


2月

2016.2.16
「第126回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:Fadli Syamsudin (BPPT) )


2016.2.9
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:塩崎特任研究員)を開催しました!


2016.2.1
プレスリリース:
『全球海洋観測システム「アルゴ」で明らかになった海洋の変化
―Argoフロート観測網が15年の間にとらえた海洋環境の姿と拡張への取り組み―』


1月

2016.1.28
JAMSTEC話題の研究 謎解き解説 に「エルニーニョ現象の予測に新たな展開」に関する記事が掲載されました!


エルニーニョ現象の予測に新たな展開

2015年11月25日にプレスリリースされた、エルニーニョ現象の予測精度を向上させうる新たな手法について、海洋循環研究グループの増田グループリーダーからの解説やエルニーニョ現象についての豆知識など、分かりやすく解説されています。

関連リンク


2016.1.28
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第10回(2016年1月25日)の概要を公開しました!


2016.1.22
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Rubioポストドクラル研究員、Lan Smith主任研究員、他3名)を開催しました!


2016.1.15
Bingzhang Chen特任研究員(海洋生態系動態変動研究グループ)がJournal of Plankton Research 2015年David Cushing賞を受賞しました!
この賞は、Journal of Plankton Research の創刊編集者であるDavid Cushing氏の功績を記念したのもので、前年度の同誌に掲載された優秀な研究論文を執筆した若手研究者に贈られます。


受賞対象論文:
"Patterns of thermal limits of phytoplankton" J. Plankton Res. (March/April 2015) 37 (2): 285-292.

研究内容:
海洋植物プランクトンの代謝理論に基づき、特に水温とサイズが植物プランクトンの成長速度、バイオマス、死亡率等の変化に影響を及ぼす因子であるとして考察を行ったものです。


2016.1.8
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:宮崎主任研究員、長島技術研究員)を開催しました!


2016.1.7
独立行政法人航海訓練所の練習船「青雲丸」船内にて、細田グループリーダー代理(海洋循環グループ)が特別講義を実施しました!


2015年

12月

2015.12.28
木元主任技術研究員が取材協力・資料提供した書籍「海洋大異変」が発売になりました!


海洋大異変 日本の魚食文化に迫る危機

海の幸を食い尽くす外来種、北上するサンゴ、アワビやウニを将来減らす恐れがある海の酸性化……。私たちの食卓には今どんな異変が起きているのか。ガラパゴスから南極まで綿密な取材を重ねた朝日新聞記者が、脅かされる日本の海洋資源の最前線を追う。

著者:山本 智之
ISBN:9784022630407
定価:1728円(税込)
発売日:2015年12月10日
四六変判並製 376ページ 選書940


2015.12.28
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:杉江技術研究員、小野寺主任研究員)を開催しました!


2015.12.22
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第9回(2015年12月18日)の概要を公開しました!


2015.12.15
「Ecosystem Group Guest Seminar」(発表者:Dr. Ben Ward)を開催しました!


2015.12.14
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第8回(2015年11月24日)の概要を公開しました!


2015.12.1
四次元変分法海洋環境再現データセット バージョン02cを公開しました!


このデータセットはJAMSTEC-Kyoto Universityの共同研究(K7コンソーシアム)で研究開発された四次元変分法海洋データ同化システムを用いて作成した1957年から2011年までの全球全層海洋環境再現データセットです。
新たに溶存酸素のデータを公開開始しました。利用規定に基づき、どなたでもご利用できます。

11月

2015.11.27
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:笹井主任研究員、原田グループリーダー)を開催しました!


2015.11.27
「第125回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:熊本主任技術研究員)


2015.11.26

エルニーニョ予測の新展開
~春先からの予測精度向上に新たな可能性~

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)地球環境観測研究開発センター海洋循環研究グループの増田周平グループリーダーらは、京都大学と共同で力学解析に基づいたエルニーニョ現象の新しい予測手法を考案しました。 「猛暑や旱魃、豪雨など全球規模で異常気象を引き起こすエルニーニョ現象の精度の高い予測方法の開発が強く要請されています。エルニーニョ発生のメカニズムをより深く理解することが精度の高い予測への近道です。」(増田GL
この課題の解決に向け、データ同化(※1)技術を駆使し地球シミュレータによって作成された大気海洋環境再現データセットを用いて、大気―海洋間で交換されるエネルギー(海上風が海面を通じて水を動かす仕事量)のうち、エルニーニョ現象の発達・減衰に重要な役割をはたす要素を再評価しました。その結果、その要素は年によって異なる季節変化を示し、5-10年の時間間隔でエネルギー交換の振幅が変動していることが分かりました。
この解析結果をもとに、これまで直接エルニーニョ予測において考慮に入れられていなかった5-10年スケールのエネルギー交換の長期変動の影響を大気・海洋結合モデル(※2)に組み込みました。そして、過去のエルニーニョ現象に関する実証実験を地球シミュレータで行った結果、これまで難しいとされてきた「春先にその年のエルニーニョ現象を予測する精度」を大幅に向上させられることが明らかになりました。これは、エルニーニョ現象のメカニズム解明、予測精度向上に新たな可能性を示す成果です。共著者である京都大学のジョン・マシューズ教授は語ります。「大規模なエルニーニョイベントの一つ一つは将来の気候変動に伴うさまざまな影響を詳らかにしてくれる警鐘のようなものです。ここで提案したようなより精度の高い予測手法をもとに、海洋監視の強化、適応策の策定へとつなげていくことが肝要です。」
本成果は、Scientific Reports誌に11月25日付け(UK時間)で掲載されました。

タイトル:A new Approach to El Niño Prediction beyond the Spring Season
著者名:増田周平1,John Philip Matthews2,3,石川洋一4,望月 崇5,田中裕介4,淡路敏之6


所属:
1. 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター
2. Environmental Satellite Applications、3.京都大学 国際高等教育院
4. 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報基盤センター
5. 国立研究開発法人海洋研究開発機構 気候変動リスク情報創生プロジェクトチーム
6. 京都大学

用語解説

※1 データ同化
観測データと数値シミュレーション結果を融合させる手法のこと。特にここでは時空間的にまばらな観測データを数値モデルを用いて連続的にすることを意味する。予測シミュレーションを行う際に実際の観測データをデータ同化技術を用いて取り入れることで、より精度の高い大気・海洋環境の再現場(初期値)が得られ、正確な予測結果につながる。

※2 大気・海洋結合モデル
大気と海洋の状態を同時に推定する数値モデル。大気と海洋の変動を数値的に解きながら、それぞれから計算される熱や物質、運動量の情報を矛盾なく交換し相互に数値計算に反映させていくことで一つの結合系として状態推定することができるモデル。

※3 四次元変分法大気海洋結合データ同化システム
大気・海洋で実際観測されたデータを最適化理論にしたがって取り込み(同化して)、数値モデル(大気・海洋結合モデル)によるシミュレーション結果を修正し改善することで新たな統合データセットを作成するシステム。時空間的に断片的にしか得られない観測情報を、数値モデルを用いて力学的に補間するシステムともいえる。本研究で用いた四次元変分法とは、“変分”原理を用いて情報を最適に融合する手法の一つで、力学的に整合性のある(ここでは大気―海洋3次元空間の)時系列(すなわち“四次元”)を再現するものである。本システムのような結合系でのシステムは世界でも稀有であり、予報研究の分野では注目を集める手法である。

※4 NINO3.4海域
熱帯太平洋の中央―東部に位置する北緯5度、南緯5度、西経120度―170度の海域。エルニーニョ時にはここでの平均海面水温が高い状態が持続する。


2015.11.20
「第124回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:細田主任技術研究員)


2015.11.19
採用情報のお知らせ


海洋循環研究グループでは、日本学術振興会(JSPS)科学研究費助成事業の研究課題である「大規模観測データの統合による太平洋循環の実態把握とメカニズムの解明」(代表:増田周平 平成27年7月1日 ~平成32年3月31日)に従事するポストドクトラル研究員1名を募集いたします。
詳しくは、下記のJAMSTEC採用サイトのページをご覧ください。

2015.11.9
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第7回(2015年10月29日)の概要を公開しました!


10月

2015.10.30
木元主任技術研究員(海洋生態系グループ)が第7章「Planktic Foraminifera」を担当した書籍が出版されました!
この本は、海洋に生息する様々な原生生物の生態から遺伝子まで広い分野について、最新の知見をそれぞれの専門家がまとめた初めての本です。
動植物プランクトンの研究を志す方だけでなく、海洋の研究者の方にも広くお使いいただけます。


2015.10.30
「第123回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:土井技術主任)


2015.10.26
「第122回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:内田主任技術研究員)


2015.10.22
採用情報のお知らせ


海洋生態系動態変動研究グループでは、日本学術振興会(JSPS)科学研究費助成事業「極域プランクトン-その特質の理解-」(代表:原田尚美 平成27年6月1日 ~平成32年3月31日)に従事する特任研究員、特任技術研究員いずれか1名を募集しています。
詳しくは、下記のJAMSTEC採用サイトのページをご覧ください。

2015.10.9
「第121回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:勝又主任技術研究員)


2015.10.1
原田グループリーダー(海洋生態系グループ)が共著になった論文が出版されました!

Lamy, F. Arz, H., Kilian, R., Lange, C.B., Lembke-Jene, L., Wengler, M. Kaiser, J., Urrea, O.B., Hall, I.R., Harada, N., Tiedemann R. (2015) Glacial reduction and millennial-scale variations in Drake Passage throughflow. PNAS, doi: 10.1073/pnas.1509203112.

概要

チリ沖にて採取された堆積物に記録された多数の代替指標の解析の結果から過去6万5千年にわたる南極周極流(ACC)の流速変動を明らかにした。具体的には、氷期にドレーク海峡を通過するACCが弱まり、間氷期に強まることがわかった。この結果は、氷期に南太平洋ジャイアへ北上する流れが相対的に強まることを示唆する。さらに、最終氷期にドレーク海峡を通過する海流が弱化するということは、大西洋海盆に流入する太平洋表層水の弱まりをも意味し、大西洋における南太平洋中層水の循環の弱化にも関与した可能性がある。


9月

2015.9.11
採用情報のお知らせ


2015.9.7
採用情報のお知らせ


8月

2015.8.31
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第5回(2015年8月20日)の概要を公開しました!


2015.8.28
「Ecosystem Group Seminar」(ゲスト発表者:Agostino Merico (Leibniz Center for Tropical Marine Ecology, Bremen, Germany)、Sergio M. Vallina (Institute of Marine Sciences (ICM), Spanish National Research Council (CSIC)))を開催しました!


2015.8.25
杉江技術研究員らによるMR15-03 みらい観測航海ブログがスタートしました!


2015.8.21
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Sanae Chiba and NEOPS Long-term change research team、Taketo Hashioka and NEOPS Long-term change research team)を開催しました!


7月

2015.7.28
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第4回(2015年7月22日)の概要を公開しました!


2015.7.24
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Lan Smith主任研究員、Paulina A. Prondzinskyさん)を開催しました!


2015.7.3
高木研究生が、日本古生物学会2015年年会で「優秀ポスター賞」を受賞しました!



6月

2015.6.30
木元主任技術研究員によるKH15-J01 白鳳丸観測航海ブログがスタートしました!


2015.6.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:長島技術研究員、Garcia-Comas Rubioポストドクラル研究員)を開催しました!


2015.6.25
地球環境観測研究開発センター・海洋循環研究グループでは、時間空間的にまばらに存在する海洋観測データを一つのデータセットに統合することで海洋環境変動のメカニズム解明に取り組んでいます。本研究では作成した統合データセットにおける海洋環境変動の再現性を精査した複数の例を示し、気候変動研究におけるこのデータセットの有用性を実証しました。その結果をまとめた論文が、アメリカ地球物理連合(AGU)が発行する論文誌Geophysical Research Lettersに掲載されました。 > 詳しくはこちら

タイトル:Evaluation of the applicability of the Estimated State of the Global Ocean for Climate Research (ESTOC) dataset
著者名:長船哲史、増田周平、杉浦望実、土居知将


2015.6.19
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第3回(2015年6月10日)の概要を公開しました!


2015.6.2
雑誌 "Paleoceanpgraphy"の表紙に、岩崎外来研究員と木元主任技術研究員の論文の図が掲載されました!

Shinya Iwasaki, Katsunori Kimoto, Osamu Sasaki, Harumasa Kano, Makio C. Honda, Yusuke Okazaki Observation of the dissolution process of Globigerina bulloides tests (planktic foraminifera) by X‐ray microcomputed tomography 10 April 2015Vol:30,Pages:317–331DOI:10.1002/2014PA002639


5月

2015.5.25
地球環境観測研究開発センター会議 平成27年度第2回(2015年5月20日)の概要を公開しました!


2015.5.15
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:宮崎主任研究員、杉江技術研究員)を開催しました!


4月

2015.4.23
「第119回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:細田主任技術研究員)


2015.4.2
S. Lan Smith主任研究員が制作したプランクトン研究の紹介ムービーが、JAMSTECチャンネルにて配信中!


プランクトンと気候変動 Vol.2 プランクトンの多様性

私たちは、人間活動が生態系に与える影響や気候変動が漁獲資源に及ぼす影響をより正確に知るため、海のプランクトンの多様性を研究しています。この動画では海のプランクトンの多様性の要因の一つとなっている「Kill the Winner(キル・ザ・ウィナー)」効果について分かりやすくご紹介します。

※画像をクリックすると再生できます。


CREST研究課題「北太平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づいた新しい生態系モデルの開発」(研究代表:S.ラン・スミスJAMSTEC主任研究員)では、プランクトンの適応戦略を考慮することにより、単純な構造でありながら地域から全球規模の生態系変動をより現実的に再現できる、画期的で新しい生態系モデルの開発を目指します。

3月

2015.3.24
高木研究生が、ブルーアース2015にて「若手奨励賞」、日本海洋学会にて「ベストポスター賞」を受賞しました!


ブルーアース2015にて若手奨励賞を受賞した高木研究生
ブルーアース2015にて若手奨励賞を受賞した高木研究生
日本海洋学会でのポスター発表
日本海洋学会でのポスター発表

2015.3.23
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第11回(2015年3月18日)の概要を公開しました!


2015.3.19
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:佐藤技術スタッフ、中村技術スタッフ、吉木特任技術スタッフ)を開催しました!


2015.3.9
KH15-01 白鳳丸観測航海日誌を公開しました!


2015.3.3
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Siswanto研究員、高木研究生)を開催しました!


2015.3.3
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第10回(2015年2月18日)の概要を公開しました!


2月

2015.2.26
「熱帯合同セミナー」のページを公開しました!


2015.2.19
北極域環境・気候研究グループの渡邉研究員、 海洋生態系動態変動研究グループの小野寺主任研究員木元主任技術研究員が取材協力した記事「北極海、温暖化進むと大漁場に? 海流・水温・・・複雑に絡み合う」が、日本経済新聞(2015年2月15日付朝刊 サイエンス ナゾ謎かがく)に掲載されました!


2015.2.12
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Chen特任研究員、笹井主任研究員)を開催しました!


1月

2015.1.30
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第9回(2015年1月21日)の概要を公開しました!


2015.1.29
「第117回 横須賀大気海洋セミナー」のアブストラクトを公開しました!(発表者:小林主任技術研究員)


2015.1.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:野口技術主任、喜多村技術研究員)を開催しました!


2015.1.20
「フォトヨコハマ2015 パートナーイベント」に参加しています!

PHOTO YOKOHAMA2015

ジャムステック フォトギャラリー「研究者からの一枚」 来場記念ピンナップ・カレンダー

フォトヨコハマ2015フォトヨコハマ2015フォトヨコハマ2015

当センターからは、木元主任技術研究員、橋岡研究員、高木研究生の写真が採用されました。
ご来場をお待ちしております!


2015.1.13
「横須賀大気海洋セミナー」のページを公開しました!(発表者:安中研究員)


2015.1.13
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:藤木主任技術研究員、木元主任技術研究員)を開催しました!


2014年

12月

2014.12.25
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第8回(2014年12月17日)の概要を公開しました!


2014.12.22
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:千葉主任研究員、Rubioポストドクラル研究員)を開催しました!


2014.12.15
海洋生態系動態変動研究グループの木元主任技術研究員が撮影した浮遊性有孔虫グロビゲリノイデス・サキュリファー」の生体写真が掲載されました!


【番匠】海の不思議な造形 まるで線香花火 (本文:産経新聞12月1日朝刊より)

オレンジ色に輝く姿は、線香花火のように見える。その正体は、海の表層に浮遊している有孔虫の一種。単細胞生物で、火の玉に見える中心部に本体が入っている。飛び散る火花の軌跡のように見える細長い部分は、炭酸カルシウムでできたスパインと呼ばれるとげだ。
直径0.5ミリほどの本体よりはるかに長いスパインは、自分自身で長くしたり短くしたり、自由自在に調節している。伸びると表面積が増えて浮きやすくなり、縮むと逆に沈みやすくなる仕組みで、これを使って漂う水深を調節。好みの水温や、餌の多い場所を探しながら暮らしている。(壽)


2014.12.12
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:原田グループリーダー、長島技術研究員)を開催しました!


11月

2014.11.25
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:橋岡研究員、Lan Smith主任研究員)を開催しました!


2014.11.20
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第7回(2014年11月17日)の概要を公開しました!


2014.11.13
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:杉江技術研究員、小野寺主任研究員)を開催しました!


2014.11.13
「Journal of Plankton Research Volume 36 Issue 6 November/December 2014」の表紙に、高木研究生が撮影した写真が採用されました!

Journal of Plankton Research Volume 36 Issue 6 November/December 2014
Cover image: Planktic foraminifer
Globigerinoides ruber with symbiotic dinoflagellate Pelagodinium béii, collected at Sagami Bay, Japan. The symbionts are distributed widely along the spines by cytoplasmic flow of the host. Photo by Haruka Takagi. Fujiki et al. 2014. J. Plankton Res., 36; pp 1403–1407.

2014.11.11
「Ecosystem Group Special Seminar」(発表者:Markus Pahlow氏、Kai W. Wirtz氏)を開催しました!


10月

2014.10.31
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第6回(2014年10月22日)の概要を公開しました!


2014.10.27
横浜研究所での施設一般公開のようすをレポートしました!


2014.10.23
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:藤木主任技術研究員、木元主任技術研究員)を開催しました!


2014.10.9
横浜研究所での施設一般公開直前!大人気「えびげっちゅ」の歴代ポスターギャラリーを公開しました!


2014.10.8
長島 佳菜 技術研究員が日本第四紀学会2014年大会にて若手発表賞を受賞しました!


2014.10.2
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:吉木特任技術スタッフ、宮崎主任研究員)を開催しました!


9月

2014.9.29
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第5回(2014年9月25日)の概要を公開しました!


2014.9.25
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:伊藤史紘、高木研究生)を開催しました!


2014.9.8
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:野口技術主任、Eko Siswanto研究員)を開催しました!



2014.9.1
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第4回(2014年8月26日)の概要を公開しました!


8月

2014.8.29
パレオデータサイトにて、新しいデータを公開しました!

  • Station NAP

2014.8.26
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:橋岡研究員、喜多村技術研究員)を開催しました!


2014.8.21
採用情報のお知らせ


2014.8.21
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:Sergio M. Vallina)を開催しました!


2014.8.19
北極域環境・気候研究グループの佐藤研究生、猪上招聘主任研究員の研究成果がプレスリリースされました!


メキシコ湾流の流路変化がもたらす北極海の海氷減少とユーラシア大陸の異常寒波

総合研究大学院大学・複合科学研究科・極域科学専攻の佐藤和敏氏らの研究チームは、近年進行する北極海の温暖化(海氷減少)およびユーラシア大陸の異常寒波が、メキシコ湾流の流路(流軸)の変化によって引き起こされていることを、気象データの解析及び数値モデルにより解明しました。
 冬季北極海の温暖化と同時に引き起こされる大陸の寒冷化は、最近では社会的にも影響が増大しつつある現象です。これまでは、海氷の減少に起因する中緯度気候への影響が調べられてきましたが、その海氷減少の原因をも考慮した、より広域のメカニズムは未解明でした。そこで今回は、北極海に流れ込む暖流の源流であるメキシコ湾流に着目しました。近年メキシコ湾流の流路は北にずれる年が多く、冬季湾流上の対流活動の変化を通じて偏西風の蛇行に影響を与えます。その結果、本来ユーラシア大陸上に流れ込んでいた北大西洋上の暖かい空気は、南風として北極海に入り込みやすくなるため、北極海上を暖めるだけではなく、海氷をより北へ押し流すことでその面積を縮小させます。一方、大陸には例年よりも熱が運び込まれなくなるため寒い冬となります。したがって、地球温暖化が進行しているにもかかわらず近年欧州や東アジア域で厳冬年が頻発しているのは、湾流の変動が原因の一つと言え、このメカニズムは中高緯度気候予測に資する極めて重要な知見と言えます。
 本研究成果は、2014年8月15日発行の英国の科学雑誌「Environmental Research Letters」に掲載されます。



JAMSTECニュース
「2014年のエルニーニョ現象 ─現実と予測の不確実─」

2014年の2月、「みらい」の首席研究者からは連日、航海中常に西風バースト(太平洋熱帯西部は通常なら貿易風と呼ばれる東風が吹いているが、稀に西風が吹く現象)が吹き、観測作業が危ぶまれているという報告が入っていた。久しぶりの強い西風バースト現象である。1月にもかなり強い西風バーストが発生していた。この西風バーストは、インド洋で発生するマッデンジュリアン振動(大気の季節内変動, 降水をもたらしながら西太平洋へ東進する現象)に伴って発生する現象で、西太平洋の洋上で極端に強くなり、赤道上で吹くと海洋の暖水を東に押し出す役割をもつ海洋ケルビン波を励起させるため、エルニーニョ現象(熱帯太平洋東部の海水温が異常に暖まる現象のことであり、大気海洋結合現象のためエルニーニョ現象/南方振動[ENSO]と呼ばれる事も多い。)の発生には、重要な役割を担う事が過去から知られてきた。これら2014年の冬から春にかけて発生した一連の西風バーストを・・・ >もっと読む

2014.8.4
MR14-04みらい観測航海日誌を更新しました! 「8月1日 海に天皇!?」


7月

2014.7.25
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第3回(2014年7月23日)の概要を公開しました!


2014.7.22
現在観測中の「MR14-04 みらい観測航海日誌」をスタートしました!


2014.7.18
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:千葉主任研究員、Lan Smith主任研究員)を開催しました!


2014.7.7
「Ecosystem Group Seminar」(発表者:長島技術研究員、小野寺主任研究員)を開催しました!


6月

2014.6.24
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第2回(2014年6月18日)の概要を公開しました!


2014.6.23
「Ecosystem Group Seminar」を開催しました!


2014.6.19
「Ecosystem Group Seminar」にて新しい発表内容を追加しました!アブストラクトを公開しています!


2014.6.9
地球環境観測研究開発センター会議 平成26年度第1回(2014年5月21日)の概要を公開しました!


2014.6.6
パレオデータサイトにて、新しいデータを公開しました!

関連リンク



5月

2014.5.30
高木悠花研究生が、先日開催された地球惑星科学連合大会2014にて「学生優秀発表賞」を受賞しました!


Fluorometric analysis of photosymbiosis: Toward quantitative validation of ecological proxy of planktic foraminifers
(クロロフィル蛍光法を用いた浮遊性有孔虫の光共生生態の探究:生態指標確立に向けて)

高木悠花,木元克典,藤木徹一,倉沢篤史,平野弘道

大会名

地球惑星科学連合大会2014(JpGU Meeting 2014)

受賞名

学生優秀発表賞

関連リンク

2014.5.30
海洋生態系動態変動研究グループが定期的に開催する「Ecosystem Group Seminar」がスタートしました!
アブストラクトとスライドを公開しています!


2014.5.29
渡邉英嗣研究員小野寺丈尚太郎主任研究員らの研究成果がネイチャー・コミュニケーションズ誌に5月27日付(日本時間)で掲載されました!


北極海の渦が育む海洋生態系 ~海氷減少に伴ってプランクトンの生息環境が向上~

地球環境観測研究開発センターの渡邉英嗣研究員、小野寺丈尚太郎主任研究員らは、北極海の海氷減少が海洋生態系にどのような影響を与えるのかを調べるために、北極海の太平洋側に設置したセディメントトラップ係留系による観測を実施し、さらにその観測結果を踏まえた渦解像海氷海洋結合モデルによる数値実験を地球シミュレータを用いて行いました。その結果から、栄養分の豊富な大陸棚由来の海水(陸棚水)が、近年の海氷減少で活発化した海の渦や循環によって水深の深い北極海盆域を輸送されることで、初冬の海氷下においても生物由来の有機物粒子が多く沈降していることを明らかにしました。
本研究成果は、これまで一年中海氷に覆われていたために動・植物プランクトンや魚類の生息は困難と考えられていた北極海盆域で生息環境が向上していることを意味するものであり、北極域の気候変動が海洋生態系へ与える影響の評価にもつながるものです。

2014.5.26
国際的な海の観測網Argo(アルゴ)を一般の方に分かりやすく紹介する「アルゴ計画紹介サイト」を公開しました!


2014.5.23
地球環境の変化と研究とのかかわりを分かりやすく解説したアニメーション「イラストで見る地球環境の変化と変動」を公開しました。


2014.5.19
2014年 横須賀本部・施設一般公開の様子をレポートしました!


4月

2014.4.10
S. Lan Smith主任研究員が制作したプランクトン研究の紹介ムービーが、JAMSTECチャンネルにて配信中!


プランクトンと気候変動 Vol.1 プランクトンの世界

海を漂う小さなプランクトン。海の食物連鎖の出発点であるプランクトンを数式で表現し組み合わせた「生態系モデル」の開発によって、例えば地球温暖化が生態系にどんな影響を与えるか、というシミュレーションが可能になります。
CREST研究課題「北太平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づいた新しい生態系モデルの開発」(研究代表:S.ラン・スミスJAMSTEC主任研究員)では、プランクトンの適応戦略を考慮することにより、単純な構造でありながら地域から全球規模­の生態系変動をより現実的に再現できる、画期的で新しい生態系モデルの開発を目指します。

※画像をクリックすると再生できます。


2014.4.7
大洋縦横断高精度船舶観測データブック(WHP P10 REVISIT IN 2011)を発刊しました!


2014.4.1
海洋環境再現データセット可視化ページ「Estimated State of Global Ocean for Climate Research」を公開しました!


2014.4.1
地球環境観測研究開発センターのWebサイトを公開しました!