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地球環境部門

地球環境変化の「現在」を把握し、
「将来」を予測するための
研究開発を通して国際貢献に繋げる

 地球温暖化、海洋の酸性化、プラスチック汚染などの地球規模の課題の解決に貢献するため、国際的な研究プロジェクトなどを主導し、海洋表層から深層まで、さらには海洋にかかわりの深い大気・陸域を含めた統合的な観測を実施し、得られたデータを活用して季節単位や百年単位などの短・中・長期的な将来予測に取り組みます。
 研究成果については、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)・パリ協定、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、北極評議会(AC)などの国際的なフレームワークを通して積極的に発信し、国連持続可能な開発目標(SDGs)、特に目標13(気候変動に具体的な対策を)や目標14(海の豊かさを守ろう)等の達成や、我が国の政策課題の達成に貢献します。

2024/02/16
【コラム】飛行機雲のことをどれだけ分かっていますか?
2024/01/05
G7海洋の未来イニシアティブ(FSOI)ワーキンググループ会合にJAMSTEC専門家が参加
2023/12/21
橋本 恵一 研究生が日本気象学会2023年度秋季大会松野賞を受賞
2023/12/14
「みらい」PP24-13(MR24-07)航海シンポジウム(2024年度実施航海)開催案内(ハイブリット開催:1/18)
2023/12/12
深海潜水調査船支援母船「よこすか」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内(オンライン開催:1/26)
2023/11/28
「みらい」P24-07航海シンポジウム(2024年度実施航海)開催案内(オンライン開催:12/22)
2023/11/10
海底広域研究船「かいめい」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内(オンライン開催:12/15)
2023/10/03
渡邉 修一 元JAMSTECむつ研究所所長が日本海洋学会宇田賞、安中 さやか 招聘上席研究員が日本海洋学会環境科学賞を受賞
2023/08/30
安藤 健太郎 専門部長が「第16回海洋立国推進功労者表彰」を受賞
2023/08/22
東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜
2023/08/04
日比谷 紀之 招聘上席研究員 がIUGG Elected Fellowshipを受賞
2023/07/29
ロックダウンによる人為起源エアロゾル減少が気候に与える影響を全球規模で解明―衛星観測に基づく原料物質の排出量変化から現実的な評価を可能に―
2023/07/27
海洋地球研究船「みらい」MR23-05 Leg2航海の開始について
2023/07/05
第20回 「地球環境シリーズ」講演会 「海で科学する ―観測がすすめる地球環境の理解―」(オンライン開催:8/10)
2023/05/15
佐藤 洋太 ポストドクトラル研究員が日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部 論文賞を受賞
2023/04/05
【コラム】気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第58回総会に参加して
2023/03/13
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
[第8話]
2023/03/06
山上 遥航 ポストドクトラル研究員がAOGS Kamide Lecture Awardを受賞
2023/02/20
那須野 智江 GL・中野 満寿男 研究員・山田 洋平 特任研究員らが2022年日本気象学会SOLA論文賞を受賞
2023/02/14
深海潜水調査船支援母船「よこすか」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内(オンライン開催:3/3)
2023/02/08
ボルネオ熱帯多雨林の一斉開花現象を世界で初めて衛星観測により広範囲にとらえた!
2023/01/25
日比谷 紀之 招聘上席研究員 がIUGG Elected Fellowに選出
2022/12/27
トンガの大規模噴火が引き起こした気象津波のメカニズムを解明―大気波動「ラム波」と「ペケリス波」が振幅の増幅に重要な役割―
2022/12/22
【コラム】西風と東風が交互に入れ替わる不思議な大気の流れ―赤道成層圏準2年振動に迫った20年
2022/12/19
「みらい」GO-SHIP(P14N)航海シンポジウム(2023年度実施航海)開催案内(オンライン開催:1/12)
2022/12/15
パリ協定の目標を達成する際に重要となる温室効果ガス排出源(地域・セクターなど)を特定【国立環境研究所のサイトに掲載】
2022/12/15
深海域でのCO2ハイドレートの生成を確認しました【電源開発株式会社のサイトに掲載】
2022/12/14
建部洋晶GL、羽島知洋GL代理が2022年度日本気象学会堀内賞をダブル受賞
2022/12/13
南極ドームふじのアイスコア掘削地点を決定~100万年を超える最古級のアイスコア採取に向け、観測拠点建設に着手~【国立極地研究所のサイトに掲載】
2022/11/29
地域的な海水準上昇が氷床融解を促進していた可能性を提唱-9~5千年前に発生した東南極氷床大規模融解に新メカニズム―【国立極地研究所のサイトに掲載】
2022/11/29
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
[第7話]
2022/11/29
「みらい」PP23-08航海シンポジウム(2023年度実施航海)開催案内(オンライン開催:12/27)
2022/11/11
最終退氷期に南大洋チリ沖の深層水が
二酸化炭素を大量に放出していたことを明らかに
2022/11/02
太平洋側北極海(チュクチ海)のマイクロプラスチック存在量を初めて推定
2022/10/27
海洋地球研究船「みらい」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内(オンライン開催:11/28)
2022/10/26
二枚貝類が鰓(エラ)からマイクロプラスチックを取り込むことを確認~貪食作用により細胞へ取り込む新たな汚染経路~
2022/09/30
メタンの半球輸送におけるアジアモンスーンの役割を解明〜温室効果ガスの収支評価の高精度化につながる知見〜【千葉大学のサイトに掲載】
2022/09/27
北極海の植物プランクトンの新たな大増殖現象を発見――温暖化によって北極全体で起こる現象に
2022/09/14
第19回「地球環境シリーズ」講演会 「極端現象 ―豪雨をもたらすもの―」アーカイブ動画を公開しました
2022/09/12
トンガの大規模噴火が引き起こした特殊な大気波動「ペケリス波」を発見―85年前に提唱されていた共鳴振動の実在を証明―
2022/08/15
物理的な推定指標を用いて下層雲による温暖化の増幅が説明できることを示しました【気象研究所のサイトに掲載】
2022/08/08
インド洋ダイポールモード現象を発生させる一因を解明
~ジャワ島南岸で発生する冷水湧昇が引き金に~
2022/08/02
日本の永久凍土分布を気温条件から推定:将来大幅に消失することを予測【国立環境研究所のサイトに掲載】
2022/07/15
北極海氷の減少を説明する新たなメカニズムを提唱―メキシコ湾流の温暖化による遠隔効果―
2022/07/15
第19回 「地球環境シリーズ」講演会 「極端現象 ―豪雨をもたらすもの―」(オンライン開催:8/19)
2022/07/06
南極海の表層にたまった熱が氷河を底から融かす
~海氷の生成を遅らせて深層大循環に影響する可能性も~【北海道大学のサイトに掲載】
2022/07/01
ヨコヅナイワシが2000 m以深に棲息する世界最大の深海性硬骨魚類であることを明らかに
2022/07/01
勝俣昌己GL代理が2021年AGU優秀査読者に選出
2022/05/27
本多牧生上席研究員(シニア)が第37回海洋化学学術賞を受賞
2022/05/24
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
[第6話]
2022/04/18
画像分類AIを用いた潜在植生を予測する新手法を開発
2022/04/08
「かいめい」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内(オンライン開催:5/11)
2022/03/16
【コラム】気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第55回総会に参加して
2022/02/28
【Ocean Decade Laboratories】サテライトアクティビティ:北西太平洋の豊かな海洋生態系の未来にむけて
2022/02/25
温室効果ガス排出量を削減したシナリオにおいても北極温暖化増幅への考慮が必要
2022/02/09
北極域のブラックカーボン濃度測定の国際標準化に成功
—北極温暖化に与える影響を高精度で推定可能に—【国立極地研究所のサイトに掲載】
2022/02/07
冬季成層圏の「深い循環」の3次元構造を解明【東京大学のサイトに掲載】
2022/01/24
【コラム】【トンガ海底火山噴火】
-トンガ海底火山噴火は気候に影響を及ぼしうるか?-
2022/01/12
Naveen Chandra ポスドク研究員らが2021年日本気象学会気象集誌論文賞を受賞
2021/12/24
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
[第5話]
2021/12/09
「みらい」研究航海シンポジウム(令和4年度実施航海)開催案内(オンライン開催:12/27)
2021/10/25
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
[第3話・第4話・特別コラムを公開]
2021/10/14
【JAMSTEC後援】仙台シンポジウム「海と地球の自然史」
(オンライン・現地 ハイブリッド開催:10/24)
2021/10/13
“マッデン・ジュリアン振動” の「引き金」を特定
―世界の天候に影響する巨大雲群発生の鍵は赤道上空の大気波動―
2021/09/28
第18回 「地球環境シリーズ」講演会 「カーボンニュートラルの科学~IPCC最新評価報告書からのメッセージ~」
(オンライン開催:10/28)
2021/09/07
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
[第2話]
2021/08/25
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
コラム:IPCC第54回総会に参加して
2021/08/13
IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)の公表
-JAMSTEC研究者たちの貢献とメッセージ-
2021/06/14
斉藤和之主任研究員が2020年度日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部 活動賞を受賞
2021/06/10
世界規模のロックダウンによる大気汚染物質の減少量と気候システムへの影響を算出
2021/05/18
オンデンザメの遊泳速度と生息密度を世界で初めて計測―駿河湾の深海に暮らす巨大ザメは世界一泳ぎの遅い魚だった―
2021/05/07
コロナ禍によるCO2等排出量の減少が地球温暖化に与える影響は限定的
2021/04/28
令和3年度 地球環境部門研究航海シンポジウム開催案内(オンライン開催:6/10)
2021/03/30
房総半島沖の水深6,000m付近の海底から大量のプラスチックごみを発見―行方不明プラスチックを探しに深海へ―
2021/02/26
令和3年度 地球環境部門研究航海シンポジウム開催案内(3/4よりメール審議)
2021/02/05
【コラム】【アルゴ2020】アルゴフロートで世界の海を測って20年
2021/01/28
令和3年度 地球環境部門研究航海シンポジウム開催案内(オンライン開催:2/3)
2021/01/25
新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見
~駿河湾深部に潜むアクティブなトップ・プレデター~
2020/12/25
【アルゴ2020】ボランティア船によるアルゴフロート観測へのご協力に感謝
2020/11/25
第17回 「地球環境シリーズ」講演会 「未来へ、豊かな生態系の海を届けるために~持続可能な開発のための海洋科学の10年~」アーカイブ動画を公開しました
2020/11/24
朱春茂研究員が2020年度日本大気化学会奨励賞を受賞
2020/11/07
北極海の海氷減少と気温上昇に及ぼす暖かい河川水の影響を世界で初めて解明
~河川の高温化が温暖化を増幅させていることも明らかに~
2020/09/18
第17回 「地球環境シリーズ」講演会 「未来へ、豊かな生態系の海を届けるために~持続可能な開発のための海洋科学の10年~」(オンライン開催:10/28)
2020/08/07
南極成層圏の大気の乱れが日本の南海上の台風発生域に影響することを証明
―2019年9月に南極上空で起こった成層圏突然昇温の遠隔影響とそれを利用した季節予測精度向上の可能性―
2020/06/10
地球環境部門のメンバーの論文がTOP DOWNLOADED PAPER 2018-2019に認定されました
2020/06/05
中国からのブラックカーボン排出量は過去10年で4割もの大幅減少
―IPCC気候モデルへの排出量入力値に見直しが必要―
2020/03/31
マイクロプラスチックの高速な検出分類手法を確立
―ハイパースペクトル画像診断技術を最適化、海水ろ過試料自動分析へ前進―
2020/02/12
「みらい」・「かいめい」研究航海シンポジウム(令和2年度実施航海)開催案内 ※中止となりました
2019/11/12
金谷有剛センター長代理が2019年度日本気象学会堀内賞を受賞
2019/09/27
斉藤和之主任研究員が2019年度日本雪氷学会学術賞を受賞
2019/09/13
地球温暖化によって熱帯域の積乱雲群は小規模化
~雲が温暖化をより進行させる可能性~
2019/09/05
宮川拓真研究員が2019年度日本エアロゾル学会奨励賞を受賞
2019/08/29
潮の満ち引きが瀬戸内海を通過する流れを抑制することを解明
~東西どちらに流れているかも決着か~
2019/08/22
北極海の海氷減少が窒素循環を変えてしまうことを解明
-海洋生態系や水産資源への影響を与える可能性-
2019/08/22
むつ研究所の施設一般公開のお知らせ(開催日:9/22)
2019/07/03
スーパーエルニーニョに対する強い台風の数の変動
―台風の季節予測に向けた大気の内部変動の予測の重要性―
2019/06/24
第16回 地球環境シリーズ講演会「脱プラスチックオーシャン 〜海洋科学者と一緒に考えよう〜」(要登録)(開催日:7/30)
2019/06/05
河谷芳雄主任研究員が第3回地球惑星科学振興西田賞を受賞
2019/05/02
人間活動により放出された鉄粒子は大気汚染の影響で海水へ溶けやすくなる
~陸から遠く離れた海の生き物への鉄分供給サプリメント~

地球環境部門
部門長 増田 周平