プレスリリース
2023年 8月22日
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所
国立研究開発法人海洋研究開発機構
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
国立大学法人 東京海洋大学
国立大学法人 北海道大学
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所
国立研究開発法人海洋研究開発機構
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
国立大学法人 東京海洋大学
国立大学法人 北海道大学
東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明
〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜
国立極地研究所の平野大輔助教、海洋研究開発機構の草原和弥研究員、産業技術総合研究所の板木拓也研究グループ長、東京海洋大学の溝端浩平准教授、北海道大学低温科学研究所の青木茂准教授を中心とする研究グループは、トッテン氷河周辺海域での現場観測と数値シミュレーションの結果を融合し、東南極最大級の氷河であるトッテン氷河の顕著な“底面”融解を引き起こすメカニズムとして、沖合からトッテン氷河へと向かう“暖水の循環像”を明らかにしました。
この成果は、当該地域の氷床損失の包括的理解のみならず、温暖化が進行する現在から近未来における海面水位予測の精度向上にも資すると期待されます。
詳細は、国立極地研究所のサイトをご覧ください。
- 国立研究開発法人海洋研究開発機構
- 海洋科学技術戦略部 報道室