2017年12月20日
原田 尚美 研究開発センター長代理(地球環境観測研究開発センター)が、2016年度地球環境史学会貢献賞を受賞いたしました。
この賞は、地球環境史の解明に対し優秀な貢献をした正会員に贈られるものです。
授賞式は、第3回地球環境史学会年会会期中の11月18日に九州大学伊都キャンパスにて行われました。
2017年12月11日
菅 良太郎ポストドクトラル研究員(海洋工学センター 海洋基幹技術研究部)が2017年10月30日~11月2日に開催された2017 International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP2017)において、The first place of the best paper awardを共著者として受賞いたしました。
この賞は、投稿されたpaperの中から最も優れたpaperに対して贈られます。ISAPはアンテナと電磁波伝搬では権威ある国際会議で、我々の研究グループで実施している海中での電磁波に関する研究は、国際的な注目度が高い事を示しています。
2017年12月5日
下林 俊典 研究員(数理科学・先端技術研究分野)が、International Symposium on Fluctuation and Structure out of Equilibrium 2017でベストポスター賞を受賞しました。
この賞は、優秀な若手研究者の研究の奨励を目的として設けられた賞です。授賞式は、SFS2017期間中の11月23日に仙台国際センターで行われました。
2017年11月22日
矢吹 彬憲 研究員(海洋生物多様性研究分野)が、日本原生生物学会で奨励賞を受賞しました。
この賞は博士号取得後10年以内の若手研究者の今後の飛躍を奨励するものです。
授賞式は2017年11月17日(金)〜19日(日)に開催された第50回日本原生生物学会大会で行われました。
2017年11月14日
伊藤 千尋 研究生(海底資源研究開発センター)が、平成29年11月8~10日に開催された日本質量分析学会2017年度同位体比部会で、学生発表賞を受賞しました。
同部会では、同位体比測定を研究の手段としている研究者が質量分析装置の開発・測定法・得られた結果の解釈などにおける様々な問題を持ち寄り議論する活動を行っています。
2017年11月1日
今井 健太郎 技術研究員(地震津波海域観測研究開発センター 地震発生帯モニタリング研究グループ)が、Coastal Engineering Journal (CEJ) Citation Award 2016を共著者として受賞いたしました。CEJ Citation Awardは、学際的分野において著しい科学的・工学的影響をもたらした有力な論文を表彰する賞であり、過去5年間にCEJに掲載された論文のうち、総引用件数で毎年決定されます。授与式は10月26日に第64回海岸工学講演会にて行われました。
2017年10月5日
宮崎和幸主任研究員(地球環境観測研究開発センター 地球表層物質循環研究グループ)が、アメリカ大気科学研究センター (NCAR) 数値モデリングチームのinternational collaboratorとして、アメリカ航空宇宙局(NASA)と韓国が共同で2016年に実施した航空機観測キャンペーン「Korea-United States Air Quality Study (KORUS-AQ)」に参加し、その優れた業績を評価されNASAよりGroup Achievement Awardを受賞しました。
2017年9月28日
2017年8月29日(火)~31日(木)に開催されました第35回有機地球化学シンポジウムにおいて、下記研究生が優秀発表賞を受賞しました。
2017年9月27日
伊左治 雄太 研究生(生物地球化学研究分野)が2017年9月13日(水)~15日(金)に開催された2017年度日本地球化学会第64回年会で優秀発表賞を受賞しました。
2017年9月25日
出口 茂 研究開発センター長(海洋生命理工学研究開発センター)が第16回オレオサイエンス賞を受賞しました。
この賞は公益財団法人日本油化学会が発行する学会誌『オレオサイエンス』に毎年掲載される和文総説の内、編集委員の投票によって特に優秀と認められた3編に対して贈られるものです。
授賞式は2017年9月11日(月)~13日(水)に開催された第56回日本油化学会年会で行われました。
2017年9月25日
鈴木 龍樹 ポストドクトラル研究員(海洋生命理工学研究開発センター 新機能開拓研究グループ)が2017年9月6日(水)~8日(金)に開催された第68回コロイドおよび界面化学討論会でポスター賞を受賞しました。
ポスターセッションには204名が参加しており、ポスター賞を受賞したのは鈴木ポストドクトラル研究員を含め20名です。
本研究は科学技術振興機構 研究成果最適展開支援プログラム(課題名:深海極限環境に発想を得た高温・高圧技術による天然食品素材の高付加価値化)の支援を受けて行われたものです。
2017年9月21日
吉村 寿紘 研究員(生物地球化学研究分野)が2017年9月13日(水)~15日(金)に開催された2017年度日本地球化学会第64回年会で2017年度日本地球化学会 奨励賞を受賞しました。
この賞は地球化学の進歩に寄与する優れた研究をなし、将来の発展を期待しうる、満35歳未満の若手研究者に贈られるものです。
2017年9月12日
宮川 拓真 研究員(地球環境観測研究開発センター 地球表層物質循環研究グループ)が、公益信託エスペック地球環境研究・技術基金より第20回エスペック環境研究奨励賞を受賞いたしました。
この賞は、上記研究助成金制度において地球環境問題の解決に向けて将来の貢献が大いに期待できると認められる研究に贈られるものです。
授与式は、8月25日にエスペック株式会社本社にて行われました。
2017年9月4日
浦山 俊一 ポストドクトラル研究員(海洋生命理工学研究開発センター 生命機能研究グループ)が日本微生物生態学会の2016年M&E論文賞を受賞しました。
論文の独自性、新規性、普遍性・発展性、そして『Microbes and Environments』誌の特徴を担っているかについて精査され、本論文がウイルスを含む微生物生態系のより深い理解にとってきわめてインパクトの高い業績を有していることが評価されました。
2017年9月4日
平井 美穂 技術スタッフ(海洋生命理工学研究開発センター 生命機能研究グループ)が2017年8月29日(火)~31日(木)に開催された環境微生物系学会合同大会2017で優秀ポスター賞を受賞しました。
2017年8月10日
2017年5月20日(土)~25日(木)に開催されたJpGU-AGU Joint Meeting 2017において、下記研究生が学生優秀発表賞を受賞しました。
<固体地球科学セクション>
<地球生命科学セクション>
2017年7月12日
縣 亮一郎 ポストドクトラル研究員(地震津波海域観測研究開発センター 地震津波予測研究グループ)が日本応用数理学会2016年度若手優秀講演賞を受賞いたしました。
この賞は、日本応用数理学会年会の一般講演ならびにオーガナイズドセッションにおいて、登壇して優れた講演発表を行った若手研究者に贈られるものです。
授賞式は、2017年6月30日(金)に開催された2017年度総会(於:早稲田大学)において行われました。
2017年6月29日
小平 秀一 上席研究員(地震津波海域観測研究開発センター 研究開発センター長)が、米国地球物理学連合(American Geophysical Union; AGUと略す)から2017年Beno Gutenberg Lectureを受賞されました。
AGUの地震学分野におけるBeno Gutenberg Lectureは、Bowie Lectureシリーズの中の一つで、AGUの最高栄誉でありAGU初代会長のウィリアム・ボウイ氏の名前でもあるウィリアム・ボウイメダルの50回目の贈呈を記念して1989年に発足しました。 また、Beno Gutenberg LectureのGutenbergとは過去にウィリアム・ボウイメダルを受賞した学者の名前に由来しています。
授賞式及び招待講演は2017年12月11日~15日の2017 AGU Fall Meeting(New Orleans, USA)において行われます。
2017年6月20日
日本地球惑星科学連合が出版する「Progress in Earth and Planetary Science (PEPS)」において、非静力学正20面体格子大気モデルNICAMの開発チームが発表した「The Non-hydrostatic Icosahedral Atmospheric Model: description and development」がThe Most Cited Paper Award 2017に選ばれました。
この賞は、2014~2015年にPEPSにて出版された論文の中から、Web of Scienceにより集計された2016年の被引用回数に基づき選ばれたものです。
NICAMは海洋研究開発機構で開発が始まり、現在では日本の多くの研究機関によって開発・利用されている最先端の全球気象モデルです。
これまで「地球シミュレータ」や「京」などのスーパーコンピュータによる計算結果で多くの成果を挙げてきました(※全球雲解像モデルNICAMを用いたシームレス予測研究)。本論文はNICAMの力学、物理過程、データ同化の開発に焦点をあてたレビューであり、これからNICAMや気象モデルを始める研究者・学生におすすめの論文です。
2017年6月16日
佐藤 真也 研究生(海底資源研究開発センター)、大田 優介 研究生(海底資源研究開発センター)が物理探査学会第136回(平成29年度春季)学術講演会にて表彰されました。
佐藤 真也 研究生は第134回、第135回の連続受賞について表彰されました。
大田 優介 研究生は第136回で受賞および表彰されました。
本賞は、若手会員による研究発表のうち、発表者の積極性や内容の完成度等に優れており、間接的な地下探査技術である物理探査の活性化につながるものに対して授与が行われます。
【物理探査学会第134回(平成28年度春季)および 第135回(平成28年度秋季)学術講演会 優秀発表賞(口頭)】
【物理探査学会第136回(平成29年度春季)学術講演会 優秀発表賞(ポスター)】
2017年6月15日
阪口 秀 分野長(数理科学・先端技術研究分野)が平成28年度地盤工学会賞論文賞(英文部門)を受賞いたしました。
この賞は、地盤工学に関する学術および技術の進展に顕著な貢献をしたと認められる論文に贈られるものです。
授賞式は、2017年6月9日の通常総会で行われました。
本研究は大学・民間企業・公的研究機関の研究者がタッグを組んで行ったもので、国の総合科学技術・イノベーション会議で取り組まれている、大学、公的研究機関、民間産業へと続く人材流動を実践する結果にもつながりました。
2017年6月13日
土屋 正史 技術研究員(海洋生物多様性研究分野)が6月9日(金)~11日(日)に開催された日本古生物学会2017年年会・総会において2016年度日本古生物学会学術賞を受賞いたしました。
この賞は優れた研究成果をあげ、古生物学の進歩に寄与し、将来の発展が期待される者に贈られます。
今回は有孔虫を材料にしたこれまでの分子生態学・生態学・分子系統学・実験古生物学的研究が評価されました。
2017年6月12日
都築 怜理 外来研究員、西浦 泰介 技術研究員、阪口 秀 分野長(数理科学・先端技術研究
分野)が第22回計算工学講演会グラフィクスアワード優秀賞、及び特別賞 (MSC Apex
賞)を同時に受賞いたしました。
この賞は、計算工学講演会論文集に掲載された論文に含まれるコンピュータグラフィックスのコンテンツのなかから、優秀と認められるものに贈られます。
授賞式は2017年6月1日に行われました。
2017年6月8日
5月24、25日に開催された海洋音響学会2017年度研究発表会において、出口 充康 技術副主任(海洋工学センター 海洋基幹技術研究部 先端技術研究グループ)がベストポスター賞を、樹田 行弘 技術主事(同上)が優秀論文発表賞を受賞しました。
これらの賞は、35歳以下の若手研究者によってされた発表の中から、最も優れたポスター発表、口頭発表に対して授与されるものです。
ベストポスター賞
優秀論文発表賞
2017年6月7日
高井 研 分野長(深海・地殻内生物圏研究分野)と中村 謙太郎 准教授(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻)が2014年に日本地球惑星科学連合が出版する「Progress in Earth and Planetary Science (PEPS)」の創刊号の最初の論文として発表した不朽の名作「Theoretical constraints of physical and chemical properties of hydrothermal fluids on variation in chemolitzotrophic microbial communities in seafloor hydrothermal systems」がThe Most Cited Paper Award 2017に選ばれました。
この賞は2014~2015年にPEPSにて出版された論文の中から、Web of Scienceにより集計された2016年の被引用回数に基づき選ばれたものです。
2017年6月7日
大河内 直彦 分野長(生物地球化学研究分野)、小川 奈々子 主任技術研究員(生物地球化学研究分野)、力石 嘉人 招聘上席研究員(生物地球化学研究分野)が日本地球惑星科学連合が出版する「Progress in Earth and Planetary Science(PEPS)」のThe Most Accessed Paper Award 2017を受賞いたしました。
この賞は2015~2016年にPEPSにて出版された論文の中から各論文への2016年12月までの総アクセス数に基づき選ばれたものです。
2017年6月2日
渡辺 真吾 分野長(シームレス環境予測研究分野)、河谷 芳雄 主任研究員(統合的気候変動予測研究分野)が2017年度日本気象学会賞を受賞いたしました。
この賞は、気象学及び気象技術に関し貴重な研究をなした者に贈られます。
受賞式は、日本気象学会春季大会会期中の5月26日に国立オリンピック記念青少年総合センターにて行われました。
2017年5月26日
渡辺 真吾 分野長(シームレス環境予測研究分野)、高野 淑識 主任研究員(生物地球化学研究分野)が、第2回地球惑星科学振興西田賞を受賞いたしました。
この賞は、地球惑星科学の分野において新しい発想によって優れた研究成果を挙げ、国際的に高い評価を得ている45歳未満の研究者に贈られるものです。
表彰式は、JpGU-AGU Joint Meeting会期中の5月23日に行われました。
2017年5月25日
土井 威志 研究員(アプリケーションラボ)、杉江 恒二 技術研究員(地球環境観測研究開発センター)が2017年度日本海洋学会岡田賞を受賞いたしました。
この賞は、海洋学において顕著な学術業績を挙げた36歳未満の学会員に贈られるものです。
受賞式は、JpGU-AGU Joint Meeting会期中の5月22日に開催された日本海洋学会総会終了後に行われました。
受賞記念講演は、10月に仙台で開催される2017年度日本海洋学会秋季大会にて行われる予定です。
2017年5月8日
元木 香織 研究生(深海・地殻内生物圏研究分野)が2017年4月26日(水)~28日(金)に韓国 釜山で開催された9th Asian Symposium on Microbial Ecology (9th ASME)でPresentation Awardsを受賞しました。
2017年4月12日
平成28年度第11回科学技術の「美」パネル展で森 修一 分野長代理(大気海洋相互作用研究分野)が優秀賞を受賞いたしました。
このパネル展は科学技術団体連合が主催し、研究などの過程や成果で得られた写真や画像で、一般の方が普段見ることのできない現象など感動を与える要素が含まれ、科学技術に興味関心を持っていただける作品を募集するものです。
採用された作品は全国各地の博物館、科学館で巡回展示され、ご来館頂いた皆様の投票により優秀作品が選ばれました。
授賞式は、2017年4月7日(金)に国立研究開発法人 科学技術振興機構 東京本部において行われました。
2017年4月10日
利根川 貴志 研究員(地震津波海域観測研究開発センター)、深尾 良夫 特任上席研究員(地震津波海域観測研究開発センター)、藤江 剛 主任技術研究員(地震津波海域観測研究開発センター)、武村 俊介 博士(防災科学技術研究所)、高橋 努 主任研究員(地震津波海域観測研究開発センター)、小平 秀一 上席研究員(地震津波海域観測研究開発センター)らが2016年度日本地震学会論文賞を受賞いたしました。
本論文では、海底構造探査記録から人工震源にも自然地震にも頼らずにS波異方性構造を求めた最初の論文であり、結果の重要性と手法の斬新さを併せて海底構造探査の発展方向の1つを示しました。こうした海底記録から新たな情報を抽出するための新たな手法の有効性が実証されたことが高く評価され、2016年度の「日本地震学会論文賞」を受賞いたしました。
授賞式は、日本地震学会2017年度秋季大会(鹿児島)会期中の10月25日に行われました。
2017年4月10日
川口 勝義 上席技術研究員*1、高橋 成実 上席技術研究員*1,2、金田 義行 上席技術研究員*1,3、荒木 英一郎 主任技術研究員*1、横引 貴史 技術副主幹*1、崔 鎭圭 特任技術研究員*1、松本 浩幸 技術研究員*1、西田 周平 技術研究員*1、木村 俊則 技術研究員*1、大木 健 技術研究員*1、町田 祐弥 技術研究員*1、馬場 俊孝 招聘上席技術研究員*1,4、末木 健太朗 技術副主任*1、神谷 眞一郎 特任技術主任*1、鈴木 健介 技術副主任*1、有吉 慶介 研究員*1、中野 優 特任技術研究員*1、中村 武史*2らが2016年度日本地震学会技術開発賞を受賞いたしました。
授賞式は、日本地震学会2017年度秋季大会(鹿児島)会期中の10月25日に行われました。
*1地震津波海域観測研究開発センター、*2防災科学技術研究所、*3香川大学、*4徳島大学
※2016年度の所属先
海洋研究開発機構が開発した「地震・津波観測監視システム」(以下、DONET)は、これまで国内外の海底観測ネットワークで成し得なかった「冗長性」、「拡張性」、「置換性」を実現しました。これら3つの特性を備えたDONET実現のために、給電ケーブルやデータ伝送技術、時刻同期システム等、多岐にわたる海底リアルタイム観測用ケーブル技術が開発され、これまでにない高精度リアルタイムデータの取得が可能となりました。こうした技術開発と研究基盤構築の双方の面において、地震学に重要な貢献をしたものと認められ、2016年度の「日本地震学会技術開発賞」を受賞いたしました。
※DONETは整備完了後、2016年4月に防災科学技術研究所に移管されました。
2017年3月15日
伊藤 千尋 研究生(海底資源研究開発センター)が、平成29年3月7日に開催された第2回次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC-2)で最優秀ポスター部門賞及び研究奨励賞を受賞しました。