ひらめきときめきサイエンス「『デジタル石碑ハカセ』に変身して自然災害から街を守ろう！」（2022/02/26）｜トピックス｜高知コア研究所

<受講希望者・保護者の方へ>
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このプログラムは、国の研究機関や大学の研究室で得られた第一級の研究成果を小学５・６年生、中学生、高校生の皆さんに知ってもらい、体験してもらう内容です。

南海地震の記録が刻まれる須崎市の石碑を対象として、最新の３Ｄデジタル技術と３Ｄプリンタを用いて、地震や津波の恐ろしさを学び、未来へ伝えようという企画です。須崎市では、過去に何度も南海トラフ地震の津波被害を受けており、石碑（地震津波碑）はその被害を伝える役割を果たしてきました。海の研究をしている海洋研究開発機構（JAMSTEC）の研究者や高知大学の先生と一緒に楽しく学びませんか？

【こんな体験学習です】

須崎市内の地震の石碑（地震津波碑）の見学
写真のデータを使った３Ｄモデルの作成
石碑に彫られた読めない文字をデジタル技術で読みやすくします。
３Ｄプリンタによる石像物などのミニチュア作成

昨年度の様子はこちら

【河原恵美須神社地震碑の３Ｄデジタルモデル】

3D printer

概要

日程：2022年6月12日（日）9：30～15：30（9：00受付開始）
開催場所：須崎市立市民文化会館・中会議室
（http://www.cciweb.or.jp/susaki/bunka/index.html）
受講対象：小学校5・6年生、中学生、高校生　※保護者の同伴可能
募集人数： 15名（先着順）
参加費：無料（弁当と飲料付き）
主催：国立研究開発法人海洋研究開発機構　高知コア研究所
協力：高知大学・日本学術振興会

スケジュール

9：00～9：30: 受付（集合場所：須崎市立市民文化会館）
9：30～9：40: 開会式（挨拶、科研費の説明）
9：40～10：15: 講義① 高知県で過去に発生した自然災害
10：15～10：25: 休憩
10：25～12：00: 実習① 石碑の見学
12：00～13：00: 昼食、休憩（須崎市立市民文化会館）
13：00～13：40: 実習② ３Ｄモデルとミニチュア制作の実習
13：40～13：50: 休憩
13：50～14：30: 実習③ ３Ｄモデルでいろいろな石碑を見学しよう
14：30～15：00: 実習④ オリジナル災害碑の制作（グループディスカッション）
15：10～15：20: オリジナル災害碑の発表会
15：20～15：30: 修了式（未来博士号『デジタル石碑博士』授与）、終了・解散

持ち物
筆記用具、水筒（昼食時に弁当とお茶はご用意します）、野外での散策可能な服装と靴

申し込み方法
ページ一番上の「参加申込はこちら」をクリックして必要な情報をご記入ください。

応募締切
6月5日（日）

講師紹介

: 谷川　亘：海洋研究開発機構　高知コア研究所・主任研究員
大きな石で作られた自然災害碑は過去の地震災害の貴重な情報が記録されていますが、あまり知られていません。最新デジタル技術を通して、災害碑を皆さんの力でぜひ守っていきませんか？
（地震津波碑デジタルアーカイブHP：http://www.jamstec.go.jp/kochi/sekihi/）

: 浦本　豪一郎：高知大学　海洋コア総合研究センター・講師
「大地震の後に津波が来る」「地震があったら高台へ避難する」、石碑を通して、昔の人々がこうした教訓を残してくれたことで、私たちは日ごろから災害に備えることができています。昔の人々がどんな気持ちで石碑を作ったか，一緒に思いを巡らせてみましょう。