hiratoki

日本学術振興会事業・ひらめき☆ときめきサイエンス

第2弾!自然災害からわが街を守るため、『デジタル石碑ハカセ』に変身!

自然災害の記録が刻まれる室戸市の石碑を対象として、最新の3Dデジタル技術と3Dプリンタを用いて、自然災害の恐ろしさを学び、未来へ伝えようという企画です。室戸市では、過去に何度も水害被害を受けており、石碑はその被害を伝える役割を果たしてきました。海の研究をしている海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者の先生と一緒に楽しく学びませんか?

写真

【こんな体験学習です】

☆前回の様子はこちらからごらん頂けます。

参加申し込みはこちらをクリック

【締切2月26日】

【概要】

日程:令和5年3月4日(土)13:15~16:20(13:00受け付け開始)
 ※今後の新型コロナウイルスの感染状況によりプログラムを中止する可能性があります。
場所:室戸世界ジオパークセンター
https://www.muroto-geo.jp/
対象:小学校5・6年生、中学生、高校生 ※保護者の同伴可能
募集人数:8名(先着順)
料金:無料
講師:谷川亘(海洋研究開発機構 高知コア研究所・主任研究員)
主催:国立研究開発法人 海洋研究開発機構 高知コア研究所
共催:室戸ジオパーク推進協議会


前回のひらめき☆ときめきサイエンスで製作した高知県須崎市にある昭和南海地震の津波碑(須崎八幡宮震災碑)

【スケジュール】

13:00~13:15 受付(集合場所:室戸世界ジオパークセンター)
13:15~13:25 開会式(挨拶、スタッフ紹介、科研費の説明)
13:25~13:50 講義①室戸市で過去に発生した自然災害と自然災害碑
13:50~14:00 講義②「ひかり拓本」の説明
14:10~15:00 実習①自然災害碑の見学(2班に分かれてジャンボタクシーで移動)
15:10~15:40 実習②実習で取得した「ひかり拓本」の紹介
実習③3Dデジタルモデルの製作と3Dモデルを活用した碑文の解読
15:50~16:10 実習④生徒が考えた災害碑の発表
16:10~16:20 修了式(未来博士号『デジタル石碑博士』授与)・解散

雨天決行:雨天時は実習①の一部の作業を室内で実施します。

【持ち物】
筆記用具、水筒、野外での散策可能な服装と靴

【申し込み方法】
ページ一番上の「参加申込はこちら」をクリックして必要な情報をご記入ください。

【応募締切】
2月26日(日)


【講師紹介】
Tanikawa
谷川 亘:海洋研究開発機構 高知コア研究所・主任研究員
大きな石で作られた自然災害碑は過去の地震災害の貴重な情報が記録されていますが、あまり知られていません。最新デジタル技術を通して、災害碑を皆さんの力でぜひ守っていきませんか?
(地震津波碑デジタルアーカイブHP:https://www.jamstec.go.jp/kochi/sekihi/
Kakizaki
柿崎 喜宏:室戸ジオパーク推進協議会 地質専門員
室戸には、昔の災害の記録や神社・お寺の出来事など、さまざまな情報が記録された石碑があります。そんな石碑も時がたつと風化し、表面がコケに覆われて文字が読みづらくなってしまいます。今回のイベントはそんな昔の石碑の文字を最新のデジタル技術で読み解こうとする試みです。現在の技術を通して、昔の人々の思いに触れてみませんか?
Nakamura
中村 昭史:室戸ジオパーク推進協議会 地理専門員
石碑には過去に生きた人々の知恵や教訓が書かれていますが、長い年月を経てわからなくなってしまったものがあります。今回、それをデジタルで復元できると聞いてとてもワクワクしています。石碑が語る室戸の歴史を、皆さんと一緒に探求できるのが楽しみです。
Uesugi
上椙 英之:奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター・研究員
文字が刻まれた石碑を見つけたけど彫ってある字は読みにくい。そんな経験はありませんか?ライトで光をあてて文字の影を作ると少し読めるようになるのですが、それでも文字がたくさんあると大変です。そんなときに役立つ、影だけをカメラで撮影できるソフト「ひかり拓本」を開発しました。このソフトを使って、見つけた石碑の文字を撮影してみましょう。
(ひかり拓本データベース:https://takuhon.lab.irides.tohoku.ac.jp/

《注意事項》
雨天決行(プログラムの一部を変更します)、ただし大雨・暴風・波浪警報等が発表されたときは中止します。
高知県下のコロナ感染症の発生状況により中止する場合がございます。

《新型コロナウイルス感染症への対応について》
本プログラムは、参加者の皆様の健康と安全を第一に考え、感染症の感染拡大予防の取り組みを徹底し、安全に配慮して実施いたします。
今後の新型コロナウィルスの感染状況によりプログラムをオンラインで実施する可能性があります。
参加者の皆様には、下記事項につきましてご協力をお願い申し上げます。

1. 当日の対応
プログラム参加中は必ずマスクの着用をお願いいたします。マスクを着用されていない方のご参加はご遠慮いただきます。
受付にて体温確認を実施いたします。(体温確認後、発熱の症状がある方は参加をお断りする場合がございます。)
咳エチケットや頻繁な手洗い、手指消毒など感染症対策に努めるようお願いいたします。

2.集合前のお願い
次の症状や該当する事項がある方は参加をお控えください。
新型コロナウイルス対応窓口である保健所等より感染している、または濃厚接触者であるとの案内を受け経過観察中の方
風邪の症状や37.5度以上の熱がある方
倦怠感、咳、痰、胸部不快感のある方
新型コロナウイルス感染可能性の症状のある方
感染が流行している地域から参加される方
過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への渡航、並びに当該在住者との濃厚接触がある方

お問い合わせ(海洋研究開発機構 高知コア研究所 管理課)
TEL:088-864-6705
FAX:088-878-2192
メール:kochicore@jamstec.go.jp
問い合わせ:088-864-6705・海洋研究開発機構 高知コア研究所 代表

本プログラムは、JSPS 科研費 JP22HT0072 の助成を受けたものです。

JAMSTEC科研費