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日本学術振興会事業・ひらめき☆ときめきサイエンス

未来へつなぐ自然災害碑からのメッセージを
3Dデジタル技術で読み解こう!

ひらめき☆ときめきサイエンスとは、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。

今回は、南海地震をはじめとしたさまざまな災害の記録が刻まれる高知市の石碑を対象として、3次元デジタルモデルやデジタル拓本などの最先端の技術を用いて、地震や水害の恐ろしさを学び、未来へ伝えようという企画を実施します。高知市では、過去に何度も南海トラフ地震の津波被害を受けており、石碑(自然災害伝承碑)はその被害を伝える役割を果たしてきました。地震や考古学の研究をしているハカセと一緒に楽しく学びませんか?

【こんな体験学習です】

・高知市内の自然災害伝承碑の見学
・複数の写真を使った石碑のデジタル3Dモデルの作成
・ひかり拓本(スマホで作成する拓本)体験
・一般的な拓本体験
・オリジナルの自然災害碑の考案

☆前回の様子はこちら からご覧いただけます。

参加申し込みはこちらをクリック

【申し込み締切:11月11日(月)】

【概要】

日程:2024年 11月 17日(日)9:30~15:30(9:00受付開始)
開催場所:高知みらい科学館・実験室
https://otepia.kochi.jp/science/
対象:小学5・6年生~中学3年生 ※保護者の同伴可能
定員:18名(先着順)
参加費:無料(お弁当とお茶付き)
主催:国立研究開発法人海洋研究開発機構 高知コア研究所・高知みらい科学館

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高知市の地震津波碑(浦戸稲荷神社石柱碑)の3Dモデル(マウスをドラッグするとモデルを動かせるよ )
【スケジュール】
9:00~ 9:30 受付 (集合場所:高知みらい科学館・実験室)
9:30~ 9:35 開会式(挨拶、オリエンテーション)
9:35~10:00 1時間目 講義①地震と石碑について勉強しよう!
10:00~10:10 休憩
10:10~12:00 2時間目 実習①自然災害伝承碑を見に行こう(高知市内の自然災害碑の見学)!
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~13:40 3時間目 実習②3Dモデルを作り、かくれたメッセージをさがせ!
13:40~14:20 4時間目 実習③ひかり拓本とふつうの拓本を比べてみよう!
14:20~14:30 休憩
14:30~15:10 5時間目 実習④目指せ「石碑ハカセ」!最終試験
15:10~15:25 最終試験の発表会( 石碑ハカセ認定試験)
15:25~15:30 終了式・解散(未来ハカセ号授与、アンケート記入)
※雨天決行:雨天時は実習①の一部の作業を室内で実施します。

【持ち物】
筆記用具、水筒(昼食時にお弁当とお茶はご用意します)、野外での散策可能な服装と靴

【申し込み方法】
ページ一番上の「参加申込はこちら」をクリックして必要な情報をご記入ください。

【講師紹介】
Tanigawa
谷川 亘:海洋研究開発機構 高知コア研究所・主任研究員
がんじょうな石で作られた自然災害碑は過去に発生した自然災害の貴重な情報を私たちにつたえる宝物ですが、実はあまり知られていません。最新デジタル技術をつかって、自然災害碑を皆さんの力でぜひ守っていきませんか?(地震津波碑デジタルアーカイブHP:https://www.jamstec.go.jp/kochi/sekihi/

Yamamoto
山本 哲也:黒潮町教育委員会・黒潮町文化財保護審議会委員
拓本は物の形を紙に写し変えて伝達する保存方法のひとつとして発展してきました。釣り上げた魚を写す魚拓から書道の手本となる王羲之の蘭亭序など身近なところで拓本の世界は広がっています。私も文化財保護の仕事に携わるなかで、石造物、土器や瓦類、古鏡や銅鐸などの青銅器の拓本づくりにかかわったことがあります。拓本づくりを行うなかで、物に対する観察力や探究心が自然と養われることがわかります。きっと物と心のなかで何度も対話をしていた影響があったかもしれません。不思議な拓本の世界、皆さまも少しのぞいてみませんか。

《注意事項》
雨天決行(プログラムの一部を変更します)、ただし大雨・暴風・波浪警報等が発表されたときは中止します。

お問い合わせ(海洋研究開発機構 高知コア研究所 管理課)
TEL:088-864-6705
FAX:088-878-2192
メール:kochicore@jamstec.go.jp
問い合わせ:088-864-6705・海洋研究開発機構 高知コア研究所 代表

本プログラムは、JSPS 科研費 JP24HT0080 の助成を受けたものです。

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