2016年11月11日
室戸沖でのIODP第370次研究航海を完了し、平成28年11月11日(金)午前9時に着岸しました。
地球深部探査船「ちきゅう」が高知新港に着岸する様子を高知コア研究所管理課スタッフがレポートします。
8:10
巨大な船体が高知新港に近づいてきました。浦戸大橋と比較するとその大きさがわかります。
8:15
いよいよ岸壁につけます。アジマススラスターが大活躍です。2か月の航海を終えた研究者達がヘリデッキから見守っています。
8:46
無事岸壁につきました。やぐらのブルーもきれいです。
9:06
乗船口準備です。もうすぐ船内に潜入です。
10:06
乗船のOKが出ました。一般公開の見学者様より、お先に失礼します!
10:09
「ちきゅう」に乗船する者は、JAMSTEC職員であっても、本人確認が必要です。
10:09
いよいよ内部に入ります。
11:52
船内では12日、13日の一般公開に向けて展示の準備が始まっていました。
12:30
11日は、室戸沖掘削の研究航海についてのプレス説明会が開催されました。新聞社、TV局など11社が参加されました。注目の高さが伺えます。世界中の研究者からも注目を集めた今回のミッション。成果はいかに?!
その他、食堂や研究区画なども覗いてきました!
研究区画
最先端の機材を搭載する「海に浮かぶ研究室」といったところでしょうか。研究者が希少なコア試料の分析について昼夜を問わず研究する戦場ですね。
食堂
ここが「ちきゅう」で生活する人の胃袋を支える食堂です。「ちきゅう」は24時間稼働しているため、1日4回食事の時間があります。バイキング形式で多国籍料理。デザートもそろっています。
以上、着岸したばかりの「ちきゅう」の内部をご紹介しました。
「ちきゅう」心臓部のドリルフロア(やぐらの下)は危険が伴いますので、作業に携わるプロフェッショナル以外は残念ですが立入禁止でした。
外からやぐらを撮影してみました。
12日、13日の一般公開時には、多くの来場者様に安全に楽しんでいただけますように、船内では案内表示や展示の準備が着々と進められておりました。
以上、到着したばかりの「ちきゅう」レポートでした。
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