2016年11月18日
日米欧などが参加する国際共同研究チームは、約6,600万年前に恐竜の絶滅を引き起こしたとされる巨大隕石(いんせき)衝突クレーターの形成過程を、理論計算と掘削コア試料観察を組み合わせることで明らかにしました。平成28年11月18日付の米科学振興協会が発行する科学誌サイエンスに、詳細な研究成果が掲載されます。
本研究に高知コア研究所 富岡 尚敬主任技術研究員が参画しています。
本研究は、国際深海科学掘削計画(IODP)の第364次研究航海「チチュルブ・クレーター掘削計画」に基づくものです。
東北大学プレスリリース
「白亜紀末の巨大衝突クレーターの形成過程を解明」(2016年11月18日)
富岡主任技術研究員からこの研究の魅力について一言!
掘削したコア試料は、チチュルブクレーターの形成プロセスだけではなく、地球の環境変動や初期生命及び太陽系天体の進化プロセスを知る手がかりがたくさん詰まっています。
今後、国内外の共同研究者と協力して、コア試料の詳細な分析を進めていきます。
ご期待ください!