2018年4月5日
高知県立歴史民俗資料館で企画展「安政地震、幕末を揺るがす-土佐・阿波の地震・津波碑が語るもの-」が開催されます。
海洋研究開発機構が防災科学技術研究所および高知大学と協力して進めている地震津波碑のデジタル3D復元化研究は、歴史地震記録遺産を将来へ継承・保存(アーカイブ化)することを目的に計画されました。当研究所が提供した石碑の3Dモデルを本企画展でご覧いただけます。
また、期間中の5月26日(土)には谷川 亘主任研究員が『地震・津波碑を残す-3D化プロジェクト-』と題した講演※も行います。
なお、同資料館で実施された2016年の特別展「発掘された日本列島2016」でも高知県の地震津波碑のデジタル3Dモデルの展示を実施しました。今回、新たに徳島県の3Dモデルをご覧いただけます。
さらに、3Dモデルのデータを元に3Dプリンターで作成された石碑ミニチュアの展示とスマートフォンを用いた3DモデルのVR体験ができるコーナーを設ける予定です。
高知県立歴史民俗資料館 企画展「安政地震、幕末を揺るがす -土佐・阿波の地震・津波碑が語るもの-」
期 間:2018年4月28日(土)~7月1日(日) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分迄)1階企画展示室にて開催
観覧料:大人(18歳以上)510円/団体(20名以上)410円
場 所:高知県南国市岡豊町八幡1099-1
企画展の詳細はこちらをご覧下さい
※講演会 『地震・津波碑を残す-3D化プロジェクト-』
日 時:2018年5月26日(土) 午後2時~午後4時
定 員:先着130名(要観覧券、講座は要申込)