ひらめき☆ときめきサイエンス:
「第2弾!自然災害からわが街を守るため、『デジタル石碑ハカセ』に変身!」のイベントが3月4日(土)に室戸世界ジオパークセンターにて開催され、高知県内の小学生6名にご参加いただきました(概要はこちら)。
自然災害碑や南海トラフ地震、水害および3Dデジタル技術について谷川亘主任研究員から学んだ後、サプライズ・ゲストとして室戸世界ジオパークセンターのマスコットキャラクターの「まがり博士」に3Dデジタルモデル製作用のモデルになってもらいました。その後、「ひかり拓本」の撮影方法について奈良文化財研究所の上椙英之研究員から学びました。全ての説明が終わった後、室戸市周辺の自然災害碑を巡り、「ひかり拓本」の作成を実施しました。また、平成16年台風23号の被災跡地にて当時台風被害を体験された方のお話を聞きました。
【ひかり拓本の完成図(昭和風水害之碑】(左:写真、右:拓本後)
石碑の見学が終わった後、実際に製作した「ひかり拓本」の確認と説明を奈良文化財研究所の上椙英之研究員にしていただきました。また「石碑ハカセ」認定を受けるための「最終試験」について、世界室戸世界ジオパークセンターの柿崎喜宏専門員から説明を受けた後、未来に起こりうる台風被害や南海トラフ地震の被害を想像し、それを後世に伝えるためのオリジナル石碑を考えていただきました。各チームとも素晴らしいアイデアを提案していただき、参加者全員が「石碑ハカセ」に認定されました。
ご参加いただいた皆様、そして関係者の皆様、誠にありがとうございました。
【ひかり拓本について】
「ひかり拓本」アプリはわずか数枚の写真撮影から数分の作業で「拓本」にひけを取らないデジタル拓本が出来たことに、みな驚きと感動の連続でした。