研究プラットフォーム運用開発部門
Institute for Marine-Earth Exploration and Engineering (MarE3)

深海曳航調査システム「ディープ・トウ」

調査目的に合わせて3機種の使い分けが可能な探査機

船からケーブルで曳かれて、海中や海底を広範囲に調査できる探査機です。このケーブルで通信と電力供給を行うので、リアルタイムにデータを確認しながら長く調査を続けることができます。また、推進装置を持たず、他の探査機と比べて構成が単純なため、研究目的にあわせて搭載機器をカスタマイズできることも特徴です。 カメラ観察が得意な2機(カメラシステム)とソーナー観測が得意な1機(ソーナーシステム)の計3機があり、いずれも深度6000mまでの曳航観測が可能ですが、「よこすか」に常設されているウインチではケーブル長の制限により深度4,000mまでの曳航観測となります。カメラシステムは複数のカメラを搭載しており、生物調査や潜水船が安全に潜るための事前調査で活躍しています。ソーナーシステムはサイドスキャンソーナーやマルチビーム測深機などを搭載しており、地形調査や資源調査で活躍しています。

「よこすか」ディープ・トウ

「よこすか」を母船とするカメラシステムです。搭載するハイビジョンカメラで海中の様子を観察することができます。また、「しんかい6500」が安全に潜航できるよう、付近に危険なものがないか、事前調査を行うこともあります。

「よこすか」ディープ・トウの画像

「6Kカメラ」ディープ・トウ

2台のハイビジョンカメラに加え、複数の小型カメラを搭載するカメラシステムです。カメラの取り付け位置を変えることで、生物観察や調査機器の監視など多様な研究目的に対応します。

「6Kカメラ」ディープ・トウの画像

「6Kソーナー」ディープ・トウ

サイドスキャンソーナーを主とするソーナーシステムです。マルチビーム測深器やサブボトムプロファイラを搭載することもあります。ハイビジョンカメラを搭載すれば、ソーナーに反応のあった地点を観察しに行くこともできます。

「6Kカメラ」ディープ・トウの画像

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