研究プラットフォーム運用開発部門
Institute for Marine-Earth Exploration and Engineering (MarE3)

無人探査機「ハイパードルフィン」

JAMSTECの有人潜水調査船・無人探査機の中で最多の潜航回数を誇る無人探査機

深度4,500 mまで潜航可能な無人探査機です。6基の大型スラスタによる機動性と、調査機器を載せ換えられる汎用性の高さ、調査・作業中の機体の安定性が特徴です。気象・海象の影響を大きく受ける海洋調査ですが、通算潜航回数は2,000回を超えています。マニピュレータによる海底の岩や泥などのサンプリングをはじめとする複雑な海中作業や、カメラによる生物や海底地形の鮮明な映像を撮影することができます。

無人探査機「ハイパードルフィン」外観

主要設備

無人探査機「ハイパードルフィン」の図

深海調査の新たな時代を切り拓いた

開発当時の最先端技術を駆使した超高感度ハイビジョンカメラにより、神秘的な生物たちの姿や、海底の亀裂や海底火山噴火など数々の衝撃的な映像と貴重な試料を船上に届け、深海調査の新たな時代の開拓に貢献しました。運用開始から20年以上経つ現在も、カメラなどの調査機器を換装し活躍しています。

「ハイパードルフィン」がとらえた映像の一部(メンダコ属)「ハイパードルフィン」がとらえた映像の一部(メンダコ属)

「ハイパードルフィン」がとらえた映像の一部(ギンザメ科)「ハイパードルフィン」がとらえた映像の一部(ギンザメ科)

地震・津波観測システム DONETへの貢献

DONETとは、南海トラフの地震と津波を常時観測・監視するために、海底に構築された観測システムです。 「ハイパードルフィン」は、このシステム構築のためのケーブルの敷設、センサの設置、保守整備などの 海底の重作業で活躍しました。

ハイパードルフィンの画像

DONETシステムの画像DONETシステム

探査機の概要に戻る