地球温暖化、海洋の酸性化、プラスチック汚染などの地球規模の課題の解決に貢献するため、国際的な研究プロジェクトなどを主導し、海洋表層から深層まで、さらには海洋にかかわりの深い大気・陸域を含めた統合的な観測を実施し、得られたデータを活用して季節単位や百年単位などの短・中・長期的な将来予測に取り組みます。
研究成果については、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)・パリ協定、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、北極評議会(AC)などの国際的なフレームワークを通して積極的に発信し、国連持続可能な開発目標(SDGs)、特に目標13(気候変動に具体的な対策を)や目標14(海の豊かさを守ろう)等の達成や、我が国の政策課題の達成に貢献します。
地球環境部門
部門長 増田 周平