Chikyu Report
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研究者がヘリで「ちきゅう」に乗船2012年07月31日

遂にExpedition 337の乗船研究者が世界各地から八戸市に集結しました。「ちきゅう」は完全な「ドライシップ」なので、一度乗船すると、2ヶ月後に下船するまでアルコールは飲めません。昨夜は、いろいろと夢や家族のことなどを語りながら、地元の新鮮なシーフードやビール/日本酒などを楽しみました。乗船前のひととき、八戸市の暖かい歓迎と期待、サポートに感謝します。

今日7月31日の天気は快晴、絶好のヘリのフライト日和でした。多くの研究者にとってヘリコプターでの「ちきゅう」乗船は初めての経験ということもあり、この航海でエキサイティングなイベントの一つでした。乗船して改めて「ちきゅう」の巨大さに驚いているようですが、驚くのはまだまだこれからです。

船上では、ライザー掘削の準備が比較的順調に進んでいます。掘削チームは、既に海底下の掘削孔からキャップを回収し、海上での定点保持のための音響測位装置(トランスポンダ)の設置を終えました。本日から、研究チームも、さっそくキックオフミーティングを行い、最初のコア試料があがってくるのに備えて準備をはじめたいと思います。

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