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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年3月22日

5年5ヵ月後のパタゴニア水道

海洋地球研究船「みらい」船長:赤嶺 正治

現地時間の3月22日正午頃、パタゴニア水道のイングリシュチャンネルを通過しました。前回通過したのは、2003年10月23日の13時頃でした。ここは可航幅が約100mで、潮の流れが速く、直角変針を複数するという航海者にとっては難所です。そのため、潮の流れが弱い時に通過しますので、前回と時間帯はほぼ同じですが、風景が全く違っています。2003年は冬を終えて春になった頃で山々には残雪が見られます。今年は夏を終え秋になった頃で、山々には雪はなく、降る雨で霞んでいます。2003年と同様、船首にスタンバイ要員を配置、船尾の操舵機室にも二等航海士を配置、もちろん船橋は入出港と同じスタンバイの体制で通過しました。

2009年3月25日 正午


2003年10月23日 午後1時