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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年3月25日【1】

フエゴ島の氷河

MWJ観測技術員:渡井智則

毎日のように続く強い風と荒れる海に翻弄されながらもなんとか観測を行いつつ、「みらい」はSORA2009航海、最南端の観測点を目指してフィヨルドの間を縫うように走ります。 折しも次の観測点への移動日となったこの日、青空に映える白い山々を見ることができました。ここは南緯55度、南米大陸最南端、フエゴ島の南。雲の切れ間から時折射す陽光に、山々の頂から海に流れ落ちる氷河が輝きます。


海洋地球研究船「みらい」船長:赤嶺 正治

3月25日正午を過ぎたところです。フェグイノス水道のビーグル海峡を通過しています。数十年の航海経歴を有するパイロットの弁では、今まで経験したことがないほど珍しい好天とのこと。この水道は、氷河で有名です。