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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年4月8日

「みらい」への来訪者

海洋地球研究船「みらい」船長:赤嶺 正治

今航二回目の寄港となるバルパライソにて、MR08-06のLeg1Leg2にチリ国側オブザーバーとして乗船されたハイドログラファー(水路学者)のルシア女史が、同じ職場の仲間とオーシャノグラファー養成大学の教授と学生8名を伴って、「みらい」見学に訪れました。

「みらい」には、船上セミナーを開催することができる大きな会議室があり、その会議室で、船長による「みらい」についての講話が行われ、その後、「みらい」紹介ビデオが上映されました。ビデオ上映の後、Leg2とLeg3の首席研究者を務めた原田尚美博士から今回のミッションの研究成果を交えて、「みらい」の研究活動についてお話がありました。

大会議室でのお話等が済んだ後、船内見学が開始されました。見学は、船長が英語で説明し、それを教授とルシア女史が学生にスペイン語に訳して伝える方法が取られました。教授そして学生の皆さんは、たいへん熱心で、見学の予定の時間を30分もオーバーするほどでした。

オーシャノグラファー(海洋学者)を目指す学生さん達は特にCTDや採水の方法に興味をもたれ、英語に堪能なMWJ片山健一観測技術員により特別講義が開かれました。

最後には、観測甲板で記念撮影が行われました。